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てらまち・ねっと



 自治ネットでは、来る2月13日(土)に名古屋市内で公開講座を開催。

 「三重県議会議長 三谷哲央氏」にお越しいただき、
 「三重県議会の議会改革」についての講演と話し合いを行います。

 県議会としては、全国のもっとも先端をいく三重県議会、その牽引役のお話は、さぞ、興味深いことと今から楽しみです。

 きょうは、そのご案内です。   

 どなたでも参加できます。参加費は無料。 
 
 転載・転送大歓迎です。

●主催する 自治ネットとは、 無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク/公式ページ

   自治ネットについて ⇒ 「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」とは

●人数は一桁と少数ですが、活動は頑張ってます。
  自治ネットの最近の活動は、今日のブログ末に紹介しました。

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    チラシ印刷用 PDF A4版1ページ 459KB

第11回自治ネット公開講座
 主催:無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク

講師 三重県議会議長 三谷哲央氏
テーマ 三重県議会の議会改革


参加無料 (申込不要 直接会場へお越しください)

日時2010年 2月13日(土)
午後1時30分~3時30分

会場 名古屋都市センター14階
 (JR・名鉄 金山総合駅前・名古屋ボストン美術館のある高層ビルです)


講師プロフィール
 みたに・てつお氏 大阪市生まれ、木曽岬町在住。明治大卒業後、故山本幸雄、岡田克也両衆院議員の秘書を経て、95年4月県議に初当選し、現在4期目。その間、副議長や議会基本条例検討会副座長などを務め、県議会改革の中心的役割を果たしてきた。

毎日新聞インタビュー記事(2009.11.12付)より
議長マニフェストを提示、三谷哲央県議会議長 /三重
 ◇県計画を議決対象に
議会改革先進県として注目を集める三重県議会の議長に就任して半年がたった三谷哲央氏(62)。今年から申し合わせによる議長任期が1年から2年に延長され、議長就任時に2年間で行おうとする議会改革を盛り込んだ議長マニフェストを提示した。議会改革への思いと進捗(しんちょく)状況について聞いた。【田中功一】

 --議会改革は順調に進んでいますか。
 就任当初は説明不足から議会内で少しギクシャク感があったが、比較的順調にきている。 議長マニフェストも合意できるところから順次進めている。議会広報紙に編集アドバイザーの導入を決めた。委員会の説明資料も県議会ホームページへ開会30分前に掲載し、県民が議会と同じ政策情報を共有できるようにした。ほかにも議長採用という形で公共政策大学院の学生をインターンに迎えた。選挙区や定数の検討も最終段階。議員提案条例の検証では、県総合計画の戦略計画を議決の対象にするという議論が佳境に入っている。県政の重要計画を議決対象にすることは、議会の権能強化という点で非常に大きな意味がある。

【問い合わせ】自治ネット代表 海住恒幸(松阪市議) 090(7855)1750
メール kaiju_jichinet@yahoo.ne.jp


●そこが聞きたい  議長マニフェストを提示、三谷哲央県議会議長 /三重
  上記の新聞データが消えたので『Googleのキャッシュ』から  毎日新聞 2009年11月12日 

毎日新聞 2009年11月12日      (上記のチラシのつづき)

 --戦略計画を議決対象にすることについては、地方自治法に定められた知事の予算編成権や予算提出権を拘束すると、知事は強く反発しています。

 知事は、地方自治法の自分に都合のいいところだけをつまみ食いしている。地方自治法は執行機関に対し、議会の議決に基づく事務を誠実に行う義務も定めている。

 --県が進める新県立博物館整備や県立病院改革についても議論になっています。

 新博物館は、基本計画は認めたが建設そのものは認めたわけではない。最終的に建設予算が議案として出てくるので、これに向けて議論を深めていけばいい。

 県立病院改革は、24日に発表される可能性詳細調査の概要を聞いて決める話だが、性格の異なる四つの病院についてワンパッケージで改革方針を示すというのは無理がある。個別に対応した方がいい。例えば、志摩病院は早くしないと地域医療が崩壊する可能性があるが、一志病院は地元の意見と県の方針がかなり食い違っているので、少し時間をかけてもいいのではないか。

 --残りの任期で、どんな改革を。

 従来は事務局が行っている議会予算要求に議会が直接かかわり、「こんなことをするのでこれだけの予算がいる」と要求できないかと思っている。また、全国都道府県議長会で副会長になったので、議員の身分の問題など地方自治法改正に伴うような議論にも参加させてもらいたい。

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 ■人物略歴   ◇みたに・てつお
 大阪市生まれ、木曽岬町在住。明治大卒業後、故山本幸雄、岡田克也両衆院議員の秘書を経て、95年4月県議に初当選し、現在4期目。その間、副議長や議会基本条例検討会副座長などを務め、県議会改革の中心的役割を果たしてきた。妻と長女、長男の4人家族。


(関連情報 2007年1月28日のこのブログ)
   ⇒ ◆三重県議会も基本条例可決

三重県議会の公式Webページ から
三重県議会基本条例の概要
 「三重県議会基本条例」は、議員提出議案として平成18年第4回定例会に提出し、議会運営委員会での審査の後、12月20日の本会議において、全会一致をもって可決しました。

 三重県議会では、分権時代を先導する議会を目指して、積極的に議会改革に取り組んできましたが、これまでの取り組みを後戻りさせることなく、さらなる改革に取り組むことを決意し、この条例を制定したものです。なお、議会基本条例の制定は、全国の都道府県では初めてです。

 この条例の概要については、第1に、議会の基本理念および基本方針を定め、議会の役割を明らかにし、県民の負託に的確に応えることにより、県民福祉の向上と県勢の伸展に寄与することを目的としています。

 第2に、議員の責務および活動原則、議会運営の原則などを定め、議員は議会活動を通じて県民の負託に応えるものとするとともに、議会はその機能が十分に発揮できるよう、円滑かつ効率的な運営に努め、合議制の機関である議会の役割を果たさなければならないとしています。

 第3に、議会と知事等との関係については、二元代表制の下、議会は知事等と常に緊張ある関係を構築し、知事等との立場および権能の違いをふまえ、議会活動を行わなければならないものとしています。

 第4に、議会は、その有する監視・評価機能、政策立案機能の強化を図るため、附属機関などを設置することができるとするとともに、積極的に議員相互間の討議に努めるものとしています。

 第5に、議会と県民との関係について、議会は、県民の意向を議会活動に反映することができるよう、県民の参画する機会の確保に努めるものとし、広聴広報機能の充実を図るとともに、委員会の公開などを行うこととしています。

 その他、議会改革推進会議の設置などによる議会改革の推進、議員の政治倫理の確保、議会事務局の機能強化などについて規定しています。
 なお、この条例について、議会は、県民の意見や社会情勢の変化などを勘案し、必要があると認めるときは検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずることとしています。

可決した三重県議会基本条例
「三重県議会基本条例(素案)」に対する意見募集の結果概要
議会改革についてまとめた冊子「分権時代を先導する議会を目指して」はこちらからご覧いただけます。


●諮問会議で議会改革を検証 全国初、三重県議会に設置
    サンケイ 2009.3.23 11:18
 三重県議会は23日、外部の有識者などで構成する付属機関「議会改革諮問会議」の設置条例案を可決した。

 議会改革を第三者の観点から評価、検証するのが狙い。萩野虔一県議会議長は「質の高い議会改革に取り組んでいくためには外部の意見が必要」と意義を強調している。

 県議会事務局によると、地方議会が議会改革のチェックのために付属機関を設けるのは全国初。会議の答申に拘束力はないが、改革に向けた議会の積極姿勢を示すものとして注目される。

 諮問会議は5人以内の委員で構成され、現県議が任期満了を迎える平成23年4月まで試行的に設置する。県議会は、必要に応じ政策提言など議会の機能や議会改革について諮問。会議は調査や審議を重ねた上で意見を答申する。

●県議会改革検証へ「付属機関設置を」
     2009年2月3日 読売新聞
 議長が意向、総務省は否定的
 萩野虔一・県議会議長は2日の定例記者会見で、これまでの議会改革の成果と課題を検証するため、有識者による付属機関を設置する考えを示した。県議会事務局によると、付属機関の設置は全国初の試みという。総務省は「地方自治法に設置の根拠となる規定がない」などと否定的な見解を示している。

 県議会は2006年12月に都道府県初の県議会基本条例を制定。昨年は定例議会を年4回(会期計106日)から年2回(同240日)にして審議を柔軟に行えるようにするなど、議会改革を進めてきた。

 付属機関は「議会活動諮問会議(仮称)」とし、これまでの改革を外部の有識者(3~5人)が評価し、その意見を「より質の高い議会改革」に反映させるのが目的という。

 すでに県議会の各会派で構成する議会改革推進会議で検討を始めており、萩野議長は会見で、「地方自治法の解釈権は総務省にだけあるのではない。我々の解釈では法に抵触するものではない」と述べた。議長の改選が行われる5月までに条例案を議員提案し、設置を目指すとしている。

 PDF  第1回 三重県議会改革諮問会議(概要)

第1回 三重県議会改革諮問会議(概要)
平成21年10月10日(土)13:00~

ホテルグリーンパーク津6階「藤・萩の間」

1.議長あいさつ
(三谷議長)
 今日は、大変お忙しい中、ご参加を賜りまして、本当にありがとうございます。
 この会議は、今日まで積み上げてきた議会改革の中身を検証し、そして次の大きな改革へ向けての第一歩になればという目的で設置をさせていただきました。

 議会側で附属機関をつくるということは、自治法でも様々な議論のあるところですが、平成18年12月に制定の議会基本条例第12条で、附属機関の設置を明記いたしました。その附属機関の事実上の第1回の会合が、この会議でございまして、非常に重要な意義があると思っています。この諮問会議の議論が大きな実りになって、新たな議会改革へ結実していくことを多いに期待し、冒頭のご挨拶に代えさせていただきます。

2.委員の委嘱、会長の選任
(司会者)
 本日、皆様方の・・・

3.諮 問
(司会者)
 次に、江藤諮問会議会長に対しまして、三重県議会三谷議長から諮問書をお渡しさせていただきます。(・・省略・・)

<諮問書を三谷議長から江藤会長へ交付>

4.審 議
(1)諮問会議の進め方について
   ・・・・
(2)三重県における議会改革の現状について
   ・・・・
(3)全国における議会改革の議論の概要について
   ・・・
 (以下、リンク先をどうぞ)


●自治ネットの最近の活動から●
2007年1月24日
   ◆議会基本条例を制定した北海道・栗山町の議長の講演会。2月10日(土)・名古屋

2008年8月17日
   ◆公開講座 「市民自治・・・我々はどう考え どう行動するのか」 福嶋浩彦氏(千葉県我孫子市・前市長)

2009年7月28日
   ◆愛知県高浜市・森貞述市長の講演会・「まちづくりの原点」

2009年8月22日
   ◆速報ブログに挑戦/今日は名古屋で愛知県高浜市・森貞述市長の講演会

2009年10月25日
    ◆秋の合宿/三重県大台町・奥伊勢フォレストピア

2009年12月18日
    ◆議員視察・公募開始/兵庫県加西市/昨年は数日で定員に/今回は来る1月12日13日

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