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てらまち・ねっと



 毎月一回を目標に、新聞折込で市内全戸に届けている私の新しい風ニュース。
 195号になった。
 議員は、正確には「公職の候補者」、つまり、現職である政治家も、来る選挙に出ようという医師のある人も、時候の挨拶は禁止されている。
 だから、私の年末最後12月31日に折り込んだニュース 194号 にも、今回の年の初めのこのニュースにも、何も書かない。
 失礼な人間と思われても・・

 ともかく、1月17日に開始した直接請求の手続き。 ⇒ 1月18日のブログ
 まだ、署名簿や説明の資料などを作成中なので、市民の皆さんのところに届かない。
 ブログにも「署名の一連の書類」の情報すら、まだ出せていない・・・
 ・・今日26日、明日27日は名古屋で 議員と市民の勉強会 があり、その講師の役割で昨日一日はその準備に没頭したし・・
 その前の日は、ニュース作りと印刷・・・だから今日は、インターネットでの早めの公表・・

 署名簿など欲しい人、御免なさい。もう少しお待ちください。
 各地の人にも、まねしてもらってもいいと思うし・・

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 インターネットでの印刷用は   195号 PDF版 490KB 本文は下記に。

新しい風ニュース NO195
やまがたの環境とくらしを考える会 (通巻232)
岐阜県山県市西深瀬208 ℡・FAX 0581-22-4989
なんでも相談  どの政党とも無関係の 寺町ともまさ  2008年1月25日
H P ⇒ http://gifu.kenmin.net/teramachi/
   メール ⇒  tera-t@ktroad.ne.jp
毎日、何百もアクセスがある私の日記 ブログ は「て ら ま ち」で検索するのが一番はやいです

(記事の写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 2008年の最初の新しい風ニュースです。
 今日は、ポスター代詐欺事件や倫理条例制定の「直接請求」などのご案内です。

 辞職していない議員を検察庁が起訴猶予にしたことについて、再度の審査の申し立て(下記記事)の全文や検察審査会のこと、他県での見直しの例などの情報は、ブログ「てらまち・ねっと」に掲載しています( 1月9日 、 10日 、 16日 付けの日記です)。
 議員のボーナスの上乗せ制度の廃止のことは次号で説明します。

市議会議員と市長等の倫理に関する条例の制定を!
「新聞を見ました。署名しますので署名簿を下さい」などのご連絡をいただき、ありがとうございます。直接請求を開始するには、事務的な準備が大変で、現在、署名簿など作成中です。2月はじめ頃にはお渡しできると思っています。いましばらく、お待ちください。

 なお、署名集めのできる期間は2月18日(月)までです。署名簿と一緒に同封の次号196号の新しい風ニュースなどで、直接請求の具体的なご案内をします。
  
 このニュースでは、その一部を予告的にご紹介いたします。
裏面の左側の「請求の趣旨」と右側の「補充」の部分は署名簿に刷り込まれています。 
このニュースの配布として、市内全戸の皆さんに、署名簿の前にお知らせいたします。

・・・・・・・・・・・・(よびかけ)・・・・・・・・・・・・
 山県市は、旧山県郡の三町村が合併して誕生しましたが、合併の後も財政状況が悪化し続け、大変厳しい事態です。山県市は、これら諸事情から、水道料を2007年4月から3年間で一律に5割引き上げ、保育料も同4月から大幅に引き上げ、2008年4月からは農業集落排水使用料も大幅アップ、市営のケーブルテレビ・CCY利用料も倍以上に値上げになります。その他、市民生活にしわ寄せしています。

 他方で、山県市の議会議員や職員による不正の発覚が続いています。一昨年は市職員による有線テレビ事業関係の横領事件がありました。
昨年は、議員の選挙ポスター代詐欺事件がありましたが、解決の決着を残したまま越年。
 しかし、議会は、率先かつ毅然とした行動がとれませんでした。

 行政が、市民にいろいろな負担を要求してくるなかで、議員や市長、職員らについて当然の「倫理」を規定する制度は、せめて自主的に定めて欲しいと願うものです。が、なかなか実現しません。
 旧高富町では、議員や町長ら公務員の不祥事が相次いだことから、倫理制度が作られていました。町民の請願を受けて議会が審議し、1999年(平成11年)「高富町議会議員及び町長等の倫理に関する条例」を制定しました。同じころ旧高富町職員にも倫理規程が適用されました。
 ところが、三町村が自治体合併して、どちらの制度も廃止されたままです。
 今回、私たちは、旧高富町条例を基本としつつ、市の議員が選挙ポスター代詐欺を認めてお金を返還しつつ公職に留まるなどの経緯も念頭に、全国の最近の倫理条例を参考にして、議員と市長の倫理に関する条例を作り、提案することにしました。そこで、市民の皆さんとともに、地方自治法第74条で定める直接請求を行うことにしました。
 署名簿中に条例案や詳しい注意書きなどがありますので、ご覧ください。

山県市議会議員及び市長等の倫理に関する条例制定請求書
《第1 請求の趣旨》
1. 自治体合併前の旧山県郡高富町では汚職事件が相次いだ。1985年(昭和60年)に山県郡選出の県議会議員逮捕。1991年(平成3年)に町議会議長や現職町議ら4人と前助役が逮捕され、初めて倫理条例が制定された。1997年(平成9年)には町長が逮捕され辞職。町民の請願を受けて、全面的に改めた倫理条例が制定された。2002年(平成14年)にも町長が逮捕され、公判中にやっと容疑を認め拘留を解かれた。

2. 後任町長が2003年(平成15年)4月の合併で市長就任、昨年4月再選された。

3. 2004年(平成16年)4月実施の合併後初の議員選挙でポスター代水増し詐欺があったことが2007年(平成19年)6月に発覚した。7人の議員が自らの水増し行為を早々と認めた。その後、11月までに5人は議員辞職したが、他の2人は未だ、辞職すらしていない。22人の市議会議員のうち7人が自ら公金の詐欺・横領ともいうべき不正を働いたことで、市民はもちろん、県民ばかりか全国の人たちに山県市や市議会の信用を失墜させた。このような事態に、ひたすら警察や検察の捜査を待つしかないと答える山県市議会の在り方は市民や県民のいら立ちをつのらせた。

4. 市長は、議会の答弁で、「倫理条例がなくてもしっかりと対応していくのが、地方自治の本旨」「議員各位の御意見も聞きながら、検討する必要がある」としてきた。

5. 2006年(平成18年)5月発覚の市の職員による公金・公物横領や、前記選挙ポスター代詐欺事件などからすれば、もはや、山県市の公職者の倫理に関する条例は最低限の制度として、不可欠な状況である。

6. 旧高富町職員の倫理規程は市になって廃止されたままである。前記倫理条例は1999年(平成11年)に施行された。その後、地方分権の制度の整いや認識の広まり、自治体法務の向上もあり、この数年間に全国各地で倫理条例の制定が進んだ。

7. 私たちは、旧高富町条例を基本として、ポスター代詐欺を認め金員を返還しつつ長らく職に留まるなどの事実や経緯も念頭に、各地の進化した倫理条例を参考にして、ここに本条例を提案する。

《第2 請求代表者》    山県市西深瀬208-1 自営業   寺町知正
              山県市伊佐美156   自営業   長屋正信
上記の通り、地方自治法第74条第1項の規定により別紙条例案を添えて条例の制定を請求いたします。 
           2008年(平成20年)1月17日
山県市長 平野元 様


 提案する倫理条例の案は第1条から第16条まで、
 それぞれの条文の説明も作成中です。
 署名簿の資料として一緒にお届けします。

・・・・・条例制定請求・左ページの「請求の趣旨」の補充(任意に添付)・・・・1の補足.  1985年、汚職事件で山県郡選出の県議会議員が逮捕された。1991年、助役選任にからむ現金授受の容疑で5人が逮捕され、直後に、初めて「高富町議会議員及び町長等の倫理に関する条例」(H3年6月26日高富町条例第19号)が制定された。
 1997年5月、高富町長が土木業者からの収賄容疑で県警に逮捕され辞職した。その後、町民の請願を受けて議会が立案、前記条例を廃止、全面的に改めた「高富町議会議員及び町長等の倫理に関する条例」(H11年9月30日高富町条例第14号)が制定された。
当時、町政刷新を訴えて議員を辞して立候補し当選した町長は、2002年5月、土木建築業者からの収賄容疑で逮捕され、刑事事件公判中にやっと容疑を認め拘留を解かれた。

2の補足. 2002年7月、平野元氏が高富町長に就任、現在に至る。

4の補足. 市長は、倫理条例制定について、「倫理というのは、当事者がきちっとそういった面を持っておれば、問題は全然ない・・議員各位ともいろいろ協議を進める必要・・議員の皆さんも、倫理条例がなくてもしっかりと対応していくのが、地方自治の本旨」(H16年9月議会)、「合併後いろいろ議題には上がり・・議員各位との協議の場も持ちながら、今後そういったものについての検討を加えていく必要」(H18年6月議会)、「不必要であると考えているわけではない。議員各位の御意見も聞きながら、検討する必要がある。倫理制度はモラルの問題で、常に毅然とした態度で行政に対応するのはもちろんで・・そういったものを加味しながら十分検討して」(H19年6月議会)、と旨の答弁だった。

6の補足. 高富町職員倫理規程は条例として議会が発案したが町長が規程に修正した。

7の補足.公職を辞さない事態等を想定して条文が組まれた旧条例を基本とする。                  以上


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コメント
 
 
 
変革の時 (神崎実)
2008-01-26 11:37:13
寺町さんの書き込みを読んでおりますと、毅然とした姿勢に何時も勇気づけられます。
今回、私も生れて初めて訴訟文なるものを書き、西川将人
旭川市長を相手取って住民訴訟を起こしました。
詳しくはブログに「住民訴訟!被告は旭川市長で問題なのが市議達」とのタイトルで書き込んでおりますので、一読頂ければ幸いです。
西川市長とは同じ釜の飯を食べて、夜中までまちづくりや政治・教育について語り明かした仲なので残念な側面もありますが、今こそ毅然とした態度で望みたいと思っております。
 
 
 
だからこそ (●てらまち)
2008-01-28 06:31:50
★神崎実さん、おはようございます。

>毅然とした姿勢に何時も勇気づけられます。

⇒それはそれは。

>今回、私も生れて初めて訴訟文なるものを書き、西川将人旭川市長を相手取って住民訴訟を起こしました。

⇒いつも突然ですね(笑)。
 ともかく、すごい。

>詳しくはブログに「住民訴訟!被告は旭川市長で問題なのが市議達」とのタイトルで書き込んでおりますので、一読頂ければ幸いです。

⇒はい、拝見に伺います。

>西川市長とは同じ釜の飯を食べて、夜中までまちづくりや政治・教育について語り明かした仲なので残念な側面もありますが、今こそ毅然とした態度で望みたいと思っております。

⇒人間関係って、「だからこそ」ともいえることは少なくないですよね。
 
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