「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【北海道】大雪高原温泉沼めぐり

2014-09-22 22:34:15 | ハイキング

                          エゾ沼の紅葉

【日 程】2014年9月22日(月)層雲峡温泉から日帰り
【山 域】大雪山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り時々雨
【参 考】山と高原地図3大雪山(昭文社)
【コース】コース入口(10:40)→緑沼(12:10)→大学沼(13:30)→コース入口(15:00)

大雪山東側の紅葉の名所として銀泉台と大雪高原温泉があります。紅葉の時期はどちらもマイカー規制になり、シャトルバス(運賃500円)が運行されます。銀泉台の方が早く規制に入り、遅れて高原温泉の規制が始まります。この日は銀泉台の規制がそろそろ終わりで、高原温泉の規制は始まったばかりでした。と言うことは銀泉台の紅葉は盛りを過ぎたと考えられます。そこで、高原温泉に向うことにしました。なお、シャトルバスの発着は同じ駐車場なので、両方の規制が重なる日は、高原温泉と銀泉台をつなぐ縦走に使えます。
この日は前日の好天が続かず、晴れ、曇り、激しい雨とめまぐるしく不安定な天気になってしまいました。シャトルバスで高原温泉に9時前に着いて緑岳に登ろうと歩き出したとたんに雨が降り出し、戻って大雪高原山荘(温泉宿)で雨宿りしました。雨は激しくやみそうにもないので、今日は温泉に入ってのんびりしようと思いましたが、入れるのは10時半からとのことで、それまで休憩室で休ませて頂けることになりました。ところが、ちょうどその時刻に雨が止んで青空が広がりました。同じような人が数名いたのですが、宿の人の「せっかく晴れてたので先に歩かれた方がいいんじゃないですか」の言葉に甘えて出て行きました。
時刻が遅くなったので緑岳に登るのはやめて、沼めぐりに切り替えました。「ヒグマ情報センター」の建物の中に入ってヒグマに関する注意などの話を聞いてから別のドアを開けるとそこが出発点です。沼めぐりは遊歩道のような感じで歩けるのかと思いましたが、まったく山道でした。緩やかな登りですが、雨が降ったばかりなので、(降らなくても?)道はぐちゃぐちゃで気を付けないと泥沼にずぶずぶと入ってしまいます。「情報センター」では長靴を貸し出していた(有料)のですが、歩いてみるとやっぱり長靴が一番のようです。
最初の沼は「土俵沼」ですが、その手前あたりから綺麗な紅葉が見られるようになりました。続いて「バショウ沼」「滝見沼」「緑沼」とますます綺麗な紅葉が見られます。「緑沼」は広い休み場所があって、学校行事なのか小学生の一団が来ていて賑やかに記念写真を撮っていました。さらに「湯ノ沼」「鴨沼」「エゾ沼」「式部沼」「大学沼」と続き、素晴らしい紅葉に見とれて時間が取られてしまいます。
「大学沼」から先は「ヒグマ出没」のため立ち入り禁止で、さらに一時半になって監視員の方から時間制限があるのですぐに引き返すように指導がありました。監視員の方と共に下り始めると、まだ、「大学沼」に向って来る人も引き返すように指導されていました。「大学沼」でお昼を食べる暇が無かったので「緑沼」に戻った所でお昼を食べていると、また、そろそろ下ってくださいと指導を頂きます。コース入口の少し前で雷が鳴り出し雨が降ってきたので、結果的には早く下って助かりました。
温泉に入る時間が無くなったので、申し訳なかったのですが土産物を買っただけで、シャトルバスに乗り込みました。

 

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