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太田紫織先生の新作「あしたはれたら死のう」

2016年12月06日 | 北海道の話題


先日発売された、太田紫織先生の新作「あしたはれたら死のう」を昨日買ってきたわけですが、
昨夜寝る前に途中まで読もうと思ったらキリの良いところが無くて
結局3時間近くぶっ通しで読んでしまいました。

舞台は太田先生が現在住んでおられる十勝(主に帯広と音更)。
十勝大橋から十勝川に身を投げて自殺未遂をして直近半年、はたまたほぼ2年分の記憶を失った女子高生の
矢作遠子(やはぎ・とおこ)が自らの自殺未遂の謎、
そして一緒に身を投げて死んだという同級生・宇津瀬志信(うつせ・しのぶ)の死の謎を
追い求める、と言う物語なのですが、これがまたなかなか良い展開でございました。
文の雰囲気は太田先生らしいな、と言う印象。
最初気にも留めてなかったけどあとで読み返したら早い段階で凄い伏線が張られてたのに気付いて
「あ!」ってなったり、終盤の衝撃の展開に涙目になりながらハラハラしたり。
また遠子と関わりを持つ3人のクラスメイト…萩月貴香(はぎ・つきか:つっか)、木庭美白(きば・みしろ:シロ)、
そして檜山千晶(ひやま・ちあき)…彼女らのキャラクター像もなかなかいい感じと言いますか。
千晶の第一印象というか終盤にさしかかるまでの印象は最悪でしたけどもw
あと個人的にはつっかが眼鏡っ娘なのが気になって仕方ないんですが!!w(またそれか


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