隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

ギャビン・ライアル

1999年11月01日 | 著者
Gavin Lyall ギャビン・ライアル
(1932-2003)イングランドのバーミンガムで、地元の会計士の息子として生まれた。1951年から1953年までイギリス空軍で空軍少尉として従軍した。2年の軍役の後、ケンブリッジ大学のペンブローク・カレッジ (Pembroke College) に入学し、1956年に英語学の学位を取得して卒業した。その後、写真報道誌『ピクチャー・ポスト』 (Picture Post) やタブロイド新聞『サンデー・グラフィック』 (Sunday Graphic) の記者、BBCの番組 "Tonight" のプロデューサーを務めた。1958年には作家であるキャサリン・ホワイトホーン (Katharine Whitehorn) と結婚、2人の息子をもうけた。ライアルはハムステッドに住み、テムズ川でモーター・クルーザーに乗るなどして楽しんだ。1959年から1962年にかけて、ライアルは『サンデー・タイムズ』紙 (The Sunday Times) の新聞記者兼航空担当特派員となった。
1961年に出版された彼の最初の小説『ちがった空』 ("The Wrong Side of the Sky") は、リビア砂漠やギリシャでの個人的な体験から題材を得た、航空冒険小説であった。P・G・ウッドハウス はこの小説について「実に素晴らしい。これより優れたサスペンス小説があるというなら教えてほしい」と絶賛した。これをきっかけとして、ライアルは1963年にジャーナリズムの世界を離れて専業作家に転身した。

 

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作 品 名 形式
1277 深夜プラス1 長篇

 

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