モップの精は深夜に現われる | ||
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読了日 | 2005/4/30 | |
著 者 | 近藤史恵 | |
出版社 | 実業之日本社 | |
形 態 | 新書 | |
ページ数 | 235 | |
発行日 | 2005/2/25 | |
ISBN | 4-408-50448-3 |
2003年11月に読んだ「天使はモップを持って」(452.参照)の続編だ。これを読んだときに主人公・ビル清掃員のキリコのキャラクターが好ましく、最終話で、おしまいと言うのがちょっと寂しい気がしたものだ。本書のあとがきで作者は、 やはり前作でこのキャラクターはおしまいにする予定だったと書いているが、第2章が書けたのだからもう少し進ませて第3章、第4章と書いて欲しいと思う。
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僕は既に現役を引退した身だが、こうしたオフィスの出来事を読んでいると、そうだよ!と納得したり、そんなものかな?と教えられたり、身近に感じている。
今回のキリコの事件簿は、コンピュータ・ゲームメーカーの情報漏れに関する「悪い芽」、編集プロダクションの女性社員くるみ譲が財布をなくしたとこから始まる「鍵のない扉」、モデルの葵がビルの屋上で締め出されていた「オーバー・ザ・レインボウ」、キリコの家出を描く「きみに会いたいと思うこと」の4編。
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僕ももう一度、と言わず何度も、きみに会いたいと思う
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