中央銀行とは騎手である

2019-07-09 17:48:41 | Weblog
中央銀行は金利を上げ下げすることで、経済をコントロールする。

例えて言えば、馬という経済を、騎手という中央銀行が制御する。

馬のスピードが早すぎると、手綱を引いてスピードを緩める。これが金利を上げること。
馬のスピードが遅くなると、ムチを奮ってスピードを早くする。これが金利を下げること。

馬が暴走するとインフレだ。思いっきり手綱を引いて、おとなしくさせようとしても、暴れだした馬はそう簡単には止まらない。

馬が止まってしまうとデフレになる。こうなると、いくらムチを打っても走らない。そもそも、走れない原因を取り除かない限り、ムチを打つだけ無駄。それどころか、馬が死んでしまうだろう。

日銀の金融緩和が効かないのは、馬の病気を直さないから。そもそも、老衰で死にかけている馬が、再び走れるようになれるのか疑問だが。
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