スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その325~

2017-05-29 05:19:58 | 食~和食

日に日に 新(arata)

浦和区仲町1-6-4 ソサナビル3F

TEL 048-825-1112

http://www.hinihiniarata.com/

とうとう行ってまいりました。「日に日に 新」。4月11日、期待されて

グランドオープンした現代風懐石和食のお店です。

「日に日に新、日に新」をコンセプトに、浦和の地に新しい

風を吹き込もうとしています。

当店は当社が施工したソサナビルの3階。浦和エリアにはあまり無い。

とてもデザイン性の高いビル内に入店。正にピッタリのテナントさんだ。

(2017-3-9付 堂々ソサナビル完成 ブログ参照)

現在他のテナントの内装工事が行なわれている為

まだビル全体としては未完成といった状態の中で真先にオープンした。

清新でモダンな空間の中、折り目正しい日本料理を

新しいカタチで楽しんでいただく場として開業したとか。

素晴らしいコンセプトだ。浦和に拘りの凝った人間としては

大歓迎のお店で是非成功して、定着し浦和の他の前向きな店に

刺激を与えてほしい。

店に入ると意外性のあるラウンジスペースがある。

ウェイティング室としてゆったり待てるし、この場を利用した

パーティは大歓迎だそうだ。ここは結構クラシカルな空間で

他のエリアとの落差がおもしろい雰囲気を造っている。

これがランチメニュー。蕎麦膳1,800円、鯛茶漬け膳2,500円、

和牛膳2,800円、松花堂弁当3,500円、新昼懐石(要予約)4,500円の

5種類。CPは決して安くない。ちょっと軽い気持ちで

ランチという訳にはいかない価格だ。

第1回目ということで蕎麦膳をオーダー。先附小鉢

青竹の器にうすいのすり流し。料理、お酒、器に新の

エッセンスを表現したいという姿勢は初めから伝わってくる。

カウンターの手彫りの無垢の木の上に、白木の皿と

ナプキン、木のスプーンセットされていた。

この木工のカンターは重厚で本物志向の店だとすぐわかる。

店内のデザインはコンクリートの打放しを生かし、そこに木の

ぬくもりで包んだ和の空間が広がる洗練された空間で

上質な大人の時間をテーマにした贅沢なひとときが過ごせる。

料理長は箱根「強羅花壇」で料理長を務め日本料理を

極めた木下料理長率いる料理人の調える料理が待っている。

小部屋も2つあり落ち着いた中にモダンさのある

京都の茶屋のような風情だ。大きなコの字のカウンター席、

テーブル席そして小部屋(6名用と8名用)2部屋で50席ある。

そしてなんとBGMに大好きなダイアナクラールが流れていた。

越前白木地 筺hako膳。趣きがあってイイですネ-。

まるで木の玉手箱だ。中がどうなっているのか、暫し想像してしまう。

これが蕎麦膳。日々移り変わる季節の「走り」「盛り」「名残」を

厳選した食材で一皿一皿心を込めて届けられた料理の1つだ。

前菜八寸。だし巻玉子、辛子れんこん、空豆

スナックえんどう。酢味噌がチョコッと乗ったトマト

しいたけ茗荷に練り物そしておひたし。

かぼちゃ、なす、しし唐と何かのかき揚げの天婦羅。

蕎麦はそれなりに旨かったが、この場での手打ちかどうかは分からない。

甘味は新生姜のグランマージュ。生姜の味がピリッと効いて

和のエッセンスだ。口直しにピッタリだ。

ここには2人しか写っていないが、男性の料理人が5名と

ウェイトレス女性が4名もいて驚いた。この時は

客が2組しかおらず手持無沙汰そうだった。

 

当店をオープンするにあたって4名のプロが

プロジェクトを組んで取り組んだ。暗閣坂宮下、可不可などを

創業したM氏がプロデュース。インテリアデザイナーのT氏。

グラフィックデザインプランニングをしたA氏。そして

アーティストであり木工作家のT氏。これだけこだわりのメンバーが

議論して立ち上がった「新」。日々常に新しい取り組みをしながら

この場所に長く愛される場を届けたいと考えている店だ。

こういう思想を持った店は是非できる限りの応援をしたい。

 

 

 


最新の画像もっと見る