スミダマンのほのぼの奮戦記

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大宮太陽の家 開所式

2023-09-09 07:10:24 | お仕事

スミダマンの会社が施工した社会福祉法人みぬま会の大宮太陽の家の開所式が

大勢の関係者が参加して執り行われました。

この新しい大宮太陽の家の表看板は現在の文字を極力再現して、

十数年前、大宮北袋の地で作った時の思いを大宮染谷に持ってきたものだそうです。

大宮太陽の家は心身に障害のある方が日中通って活動する施設です。

この施設建物はさいたま市見沼区染谷に敷地約800坪、

建物は木造平屋造延べ約170坪の建物です。

これがその平面図面です。

設計は福祉施設に造詣の深い京都の設計事務所の先生が担当をいたしました。

ここが移転・開所式が行われた地域交流スペースのホール。

当日は主催者、ご来賓のあいさつ、ご来賓の紹介(特別支援学校、自治会、近隣福祉施設)のあと、

設計・施工管理の設計事務所さん、そして施工を担当した当社が感謝状の贈呈を受けた。

この方が(社会福祉法人)みぬま福祉会の理事長さん。

1984年、家族や関係者、教員が集まり3つの理念

1、県南各地にどんな障害をもっていても、

希望すればいつでも入れる社会福祉施設づくりをめざします。

2、入所者は障害の種類や程度、発達段階等が十分考慮され、

人権が最大限に守られるような社会福祉づくりをめざします。

3、社会福祉施設はその地域の中に存在し、その地域とともによりよい社会づくりをめざし、

入所者は地域の人々と助け合いながら、ともに生きることをめざします。

入口の職員室のデザインは入所者によるもの。

いも虫みたいな折り紙がなんともかわいらしい。

設立してから35年以上が経た(社福)みぬま福祉会はそのエリアは県南だけでなく、

川口市、さいたま市、蓮田市、白岡市、久喜の広範囲に事業所を置き、

20以上の事業を行い、約350名の障害のある人たちが利用している。

室内は全体的に木を使いとても温かみのある造りとなっています。

廊下幅も広く手すりも子ども向けに低く取り付けられています。

廊下の壁には入所者がデザインしたらしい飾り布が飾られていました。

訓練作業室は3部屋あり、色々な工夫された道具が置かれており、

なんとなくその日常が想像できる。

トイレも広々としてしかも凝っている。

この洗面器もあまり見ないタイプだ。

やはり京都の設計家さんは全国で福祉施設を手掛けているだけに

住設関係も情報を多くお持ちなのだろう。

2部屋に仕切ることができる訓練作業室No4の1と2。

ここには厨房施設もあった。

またまた見慣れないものを発見。

最初は伸び縮みできるダウンライトかな?と思ったが、

移動、伸び縮みできる2口コンセントであった。

この玄関土間の床には仲間の作品から着想を経て

皆で貼り作業をして完成させたモザイクタイルの土間。

なかなか味がありますネー。

庭も広々取られていて天気の良い時は入所者達の楽しい笑い声が聞こえてくるようだ。

https://minuma-hukushi.com/

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まるこ)
2023-09-09 07:57:40
おはようございます😃
なんとも温かみのある建物ですぬ。
柔らかい感じめちゃくちゃ素敵です💓
皆さんが多いに利用なさってくださると嬉しいですね😃
おはようございます(^^♪ (のり)
2023-09-09 09:32:26
温もりを感じる施設で、スタッフさん達の行き届いた目配りのもと利用者の方々が心から楽しめることでしょう。 こういう施設が増えてきたらどんなに素敵だろか・・・と思います。
Unknown (スミダマン)
2023-09-09 10:08:23
まるこさん、お褒めの言葉有難うございます。
なんといっても、設計事務所が素晴らしい。
福祉施設をよく熟知されていて全国でこの様な建物を
設計されています。
今、建築の流れはコストの面もありますが、温かみのある木造が増えています。
木に包まれると、人間ホットしますね!
Unknown (スミダマン)
2023-09-09 10:23:26
のりさん、はじめまして。コメント有難うございます。
のりさんの言われたとおり、スタッフの皆さんの対応が素晴らしいですね。開所式の進行にも入居者が参加してとても心温まるセレモニーでした。
この福祉法人はこれからもこの活動を広げていくそうで、おおいに期待しております。