昨日記 120819 日 （34/25 晴 芝田町画廊）

お盆が過ぎて、地蔵盆の頃になると朝夕の気温が下がり、寝やすくなる。
土用の頃によくある、朝起きたときに気温が高いだけでなく、無風で湿度が高く、肌にまとわりつくような暑さから開放されるのが嬉しい。
しかし、昼の暑さは残暑が残り、真夏と引けをとらない。

どういうわけか、歳をとってからのほうが、若いときより元気なように思う。
事実水泳にしろ、ジムの記録にしろ記録は伸びている。
若いときには、夏ばてを感じたことがよくあったが、今は快調だ。
現在は、起業の夢破れ、仕方なく生活保護以下の年金生活で暮らしている。
経済的に生活に余裕はないが、生活費に追われるわけでもない。
精神的なストレスは無く、時間的余裕があるが有効利用ができていない。
その中で小さな満足・達成感を見出したり、問題点を見つけ解決したりして、小さな楽しみを多く味わっている。（美術・音楽の楽しみ、ブログ／ＳＮＳ、園芸、古代史の研究、ジム・水泳・・・）　
それが貧しいながらも精神的ゆとりとなっているのかもしれない。
それに、仕事をしていた時は、肉体的にも精神的にも、心身を限界まで酷使し、成果を上げようとしていた。
ストレスも掛かり、疲労が蓄積するのは当然で、体力も向上しない。
このようなことを考えると、お金は無くとも、今の生活の方が健康的なのだろう。
ただ願わくば、世間の役に立つ仕事は、今でもやりたいと思う。


さて、昨日は午後から梅田の北にある「芝田町画廊公募展」に行った。
ＦＢでオーナーの吉田さんが、昨日出品作家交流会があり、一般の方の参加も歓迎とあったので、出かけた。
この画廊とは、ＦＢの友達の久保田さんの個展で行ったのがきっかけで、昨日は3度目だった。

始めは、出品者の自己紹介があり、出品者のほとんどが女性で少し驚いた。
その後作品を見て廻ったが、作品は、大きさの制限があり大作は無かったが、作家は、現役作家から大学院生や学生や趣味の作家まで幅広い層なので、作品は変化に富んでいた。

その後、オーナーと話したり、画廊関係者とも話しているうちに、出品者の方々とも話すようになった。
それぞれの、作家の経歴や作品について話をしていると、意外な話がたくさん出てきて、楽しかった。
私は、土曜日によく画廊を廻るが、作家がいるときには、出来るだけ作家にいろんなことを聞くようにしている。
作家と話をすると、作品を介して、思いがけない話や、知らなかった世界の話が、聞けることが多いのだ。
今回もそうしたことが、いろいろあり楽しい話が聞けた。