読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
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軌道に乗った長距離ウォーキング

2022-05-22 09:50:50 | ウェブ日記
今年のゴールデンウィーク、私は4月28日から5月8日までお休みを頂きました。
ゴールデンウィーク前から本格的に再開した長距離ウォーキングを、ゴールデンウィーク中に一気に軌道に乗せたいと思いました。
10000歩以上歩いた日の歩数を記録していて、それぞれの日毎の歩数は次のようになりました。

4月28日 26000
4月30日 25000
5月1日 28000
5月2日 12000
5月3日 30000
5月4日 26000
5月5日 23000
5月6日 26000
5月7日 32000
5月8日 16000

10000歩を歩くのに、普段の歩き方で1時間少々掛かります。
20000歩だと2時間半くらいはかかっており、かなりの運動量になります。
その甲斐あって、最近はウエストが細くなるといった目に見えるダイエット効果が現れました

昨年も春~秋にかけて活発に歩いていましたが、やはり冬から春先の12月~3月は寒さと花粉に阻まれてあまり歩けずにいました。
長距離ウォーキング再開の当初は身体が重く感じましたが、ゴールデンウィーク中に活発に歩いたおかげで体力も上がって再び軌道に乗りました。

一昨年の真夏に暑さにかなり苦しんだ経験があり、真夏の前に体力をしっかり上げておくのが大事と思うようになりました
外を歩くのも困難に感じるようでは夏を楽しめないなと思います。
元々夏は好きなので、今年も今のうちにたくさん長距離ウォーキングをし、体力をさらに上げて身体も暑さに慣れて真夏を迎えられるようにしたいです

寄る年波と年の功

2022-05-14 15:02:48 | ウェブ日記


(漫画「ONE PIECE」より)

「寄る年波」という言葉があります。
gooブログを始めてから15年経ち、20代だった私は今は30代を過ごしています。
20代の頃に比べるとやはり疲れが取れづらくなったり、あまり深夜まで起きていると次の日が辛かったり、熟睡しづらくなったりといった変化を感じてもいます。
食べ物もあまりこってりしているよりはさっぱりしているものを好むようになってきました。
それだけ年齢を重ねたのだなと思い、寄る年波を意識することがあります。

人は誰でも年齢を重ねるので、身体に衰えを感じるのはやむを得ないことです。
最近は現在の身体の状態に合わせ、なるべく早めに横になって身体を休めることを意識しています。
また体力の底上げも重要だなと思い、活発に長距離ウォーキングもするようにしています。
何もしないでいるとどんどん体力は落ちて行くので、この先も意識して続けて行こうと思います。

反対に「年の功」を感じることもあります。
人と話す時に、若き10代~20代の頃には使えなかった「柔軟性のある振る舞い」をするようになりました。
場を和ますためにお笑い的に振る舞うこともあれば、相手の面子というものを尊重したり、あるいはこちらが懐広く振る舞うことで相手を安心させたりなど、状況によって様々な振る舞いをしています。
「誰々さんに聞いたら、〇〇だと言っていたんです(よって私は悪くないんです)」的な人のせいにする言動は、白い目で見られるのも熟知するようになりました。
誰々さんに聞いている時点で、自身の力では解決出来なかったということですから、得た答えが違っていたとしても、誰々さんのせいにするのは筋違いなのだと思います。

年齢を重ねるのは嫌なこともありますが、年齢を重ねたおかげで出来るようになったこともあります。
この先40代になればさらに身体に衰えを感じるとは思いますが、その時々の身体の状態を把握して、上手く付き合って行ければと思います。
そして「年の功」も発揮出来る人間でいられるようにしたいなと思います

若林麗ヴァイオリンリサイタル

2022-05-05 05:46:21 | コンサート、演奏会


(ヴァイオリン若林麗さん(写真右)と、ピアノの望月晶さん。写真は全演奏終了後。)

昨年の12月9日、広島市の広島県民文化センターホールで行われた「若林麗ヴァイオリンリサイタル」を聴きました。
同年2月の「新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島」
で初めて演奏を聴き、興味を持ったヴァイオリニストです。
東京都の桐朋学園大学に在学中のため広島で演奏をすることはなかなかないと思っていましたが、思いがけず凱旋リサイタルを行うことを知り、ぜひ聴いてみようと思いました。
まだ大学2年生ですが果敢にリサイタル(何人かで行うコンサートと違い、自らが終始演奏の中心に居るので出番も多く大変)を行うとのことで、どんな演奏が聴けるのかとても楽しみでした




(広島県民文化センターホールの様子。)



1. バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番

1楽章
少しだけ悲しそうに始まりました。
儚さがあり、それでいて華やかさもある音色でした。
最後はゆっくりと終わりました。


2楽章
ヒラリッ、ヒラリッという何かが舞うような演奏を繰り返して始まり、ヒラリッが何度も続きました。
華やかで派手ですがどこか物悲しさもありました。

音が浮遊しているように聴こえる場面があり、内側から湧き上がって来るかのようでした。
最後はとても情熱を感じる演奏でした。



2. ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番

1楽章
ピアノの軽やかな演奏で始まり、ヴァイオリンも同じ音色で入って行きます。
両方合わさってかなり良い音色になりました。
ピアノが物凄く速くて上手いなと思いました。
その後も時折ゆったりする瞬間はありながらも終始速い演奏を中心に進んで行き、スピードの凄さに飲み込まれるかのようでした。
さらにそこに「楽しさ」もあり、スキップするような演奏が登場したり、リズミカルな演奏が何度も登場したりしていました。


2楽章
ピアノのゆったりと安らぐ音色で始まります。
ヴァイオリンも同じ音色で入って行き、2人でとても安らぐ良い演奏をしていました。
ピアノがプクプクと幻想的な泡のような伴奏をし、ヴァイオリンがその上を自在に動き回る演奏をする場面がありとても印象的でした。
またヴァイオリンの音の伸びが凄く良いなと思い音色に引き込まれました。
ヴァイオリンはピッチカート(指で弦をポロンポロンと弾く演奏)もあり、響きが立体的で奥行きを感じ上手いと思いました


3楽章
ピアノが軽やかに楽しそうに演奏を始め、ヴァイオリンも同じ演奏で続きます。
一瞬激しい演奏になり、ピアノは叩き付けるように、ヴァイオリンはスパッと切るように演奏しました。
そこから2人で軽やかな演奏になり、次はどんな音を出すのかワクワクしながら聴きました。


4楽章
情熱的な速い演奏で始まりました。
ここでもヴァイオリンの音の伸びが良いと思い、まるでスキーを滑るかのように聴こえました。
やがて2人でとても激しい演奏になり、スピードもあり圧倒的な響きでした。





(2人とも桐朋学園大学生で、息の合った演奏をされていました



3. クライスラー:愛の喜び│愛の悲しみ│美しきロスマリン│中国の太鼓

「愛の喜び」
聴いたことのあるメロディがとても明るく力強く始まりました。
束の間ゆったり安らぐ音色になり、そこからまた明るく力強い音色になるのが繰り返されました。

「愛の悲しみ」
ヴァイオリンもピアノもやや寂しそうに始まりました。
安らぎも感じるようになり、よく伸びる優しい音色が良いと思いました。

「美しきロスマリン」
明るく躍動感のある演奏でした。
音が楽しそうなのが良いと思いました
最後はヴァイオリンのピッチカートでポロンと終わりました。

「中国の太鼓」
ヴァイオリンもピアノも高音をとても速く刻む演奏で始まりました。
そこからややゆったりな演奏になり、ミステリアスさもありました。
再び凄く速くなり、ヴァイオリンが刻む演奏をしながらどんどん高音になって行ったのが印象的で凄味がありました。



4. ワックスマン:カルメン幻想曲

ピアノの物凄く速い「タンタンタタタタ タンタンタタタタ」のリズミカルな有名メロディで始まりました。
ヴァイオリンはゆったりと入り、今度は2人でミステリアスなメロディを演奏しました。
コンビネーションの技が良く、ピアノが主旋律になったり、ヴァイオリンが低音で演奏したり高音で演奏したりと、次々と演奏が変化して行きました。

ヴァイオリンのピッチカートが目立つ場面があり、力強さが際立っていました。
またピッチカートの前も後もヴァイオリンの音色が変幻自在になっていたのが印象的です。
最後は2人でハイテンポのどこかミステリアスな演奏から、凄く激しい演奏になって行きました。


カルメン幻想曲の後、若林麗さんの挨拶がありました。
10代最後の晴れ舞台を広島で行えて嬉しいと言っておられました。
また来月に広島で成人式を迎え、広島出身ヴァイオリニストとして頑張って行きたいとのことでした。


アンコール
チャイコフスキー:「懐かしい土地の思い出」より「メロディー」

明るく雰囲気の良い音色でした。
ヴァイオリンもピアノもとても上手く、気持ちが安らぎました


若林麗さんのヴァイオリンリサイタル、楽しませて頂きました。
10ヶ月前に聴いた時は広島交響楽団との共演によるヴァイオリン協奏曲でしたが、今回はピアノ伴奏でのリサイタルということで、よりヴァイオリンの音色が際立つことになりました。
10ヶ月の間に益々上手くなったように思い、10代の人のぐんぐん登って行く勢いを感じました。
またピアノの望月晶さんも初めて演奏を聴きましたが非常に上手いと思い、2人それぞれまたどこかで演奏を聴けると良いなと思いました



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演奏者プロフィール 2021年12月時点

若林麗(ヴァイオリン)

広島市出身。
第67回、第69回全日本学生音楽コンクール大阪大会入選。
第25回日本クラシック音楽コンクール全国大会中学校の部、第4位。
第1回桐朋ジュニアコンクール in 広島にてグランプリ受賞。
第9回べーテン音楽コンクール全国大会中学校の部、第1位。
第11回べーテン音楽コンクール全国大会高校の部、第1位。
第33回広島サマーコンサートにてヤマハ賞受賞。
第22回さくらぴあ新人コンクール、第1位。
日本演奏連盟2020年度新進演奏家育成プロジェクト、オーケストラ・シリーズにて広島交響楽団と共演。
イブラ・グランド・アワード・ジャパンにてグランプリ入賞、ノミネート賞受賞。
桐朋女子高等学校音楽科を卒業、卒業演奏会に出演。
現在、桐朋学園大学音楽学部2年在学中。
これまで村上直子、浦川宜也、松田理奈、篠崎功子各氏に師事。



望月晶(ピアノ)

桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部4年に特待生として在学中。
第89回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)。
第88回大会にて、コンクール委員会特別賞受賞(共演賞)。
第9回桐朋ピアノコンペティション第2位。
第42回霧島国際音楽祭マスタークラスにて、トリオ・スペラとして霧島国際音楽祭音楽監督賞受賞。
高校卒業演奏会、桐朋ピアノガラコンサート、カワイ表参道サロンコンサートシリーズ等に出演。
2019、20年度公益財団法人青山財団奨学生。
これまでにピアノを今井啓子、小森谷泉、練木繁夫各氏に師事。
室内楽を練木繁夫、山崎伸子各氏に師事。
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-----若林麗さん登場のコンサート、演奏会-----
新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ 第60回広島


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