Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

無事業務終了

2013年12月25日 23時37分16秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 仕事は無事終了。何とか何ごともおこらず、写真も多分上手く取れて終了できたと思う。
 若い担当者と楽しく「反省会」をして盛り上がった後、関内から歩いて帰宅。カメラ2台と3脚の重みがあったものの、約8キロを歩いた。
 夜空に浮かぶ白い雲が美しいと思った反面、明日の天候の崩れを予見するような雲もあり、眺めてあきない空であるとも感じた。
 明日は沖縄の報告書のダイジェスト版の作成で1日がつぶれそうだ。年末になってあわただしい。

 イベントの最後に旧知の職員Yさんが会場いっぱいの参加者を前に「南京玉すだれ」を披露して場を和ませてくれた。派手な衣装を着て会場の視線を一気に引き寄せる芸に感心し、注目を集め続ける話術にも驚嘆した。また子供を舞台に立たせ会場をわかせる即興も大したものであった。子供を単にダシとして利用するのではなく、引き出された子供自身に満足感をもたらす仕方に芸の確かさを感じた。
 本人は「話術と子供・お年寄りの引っ張り込みがないと場が持たない」と言うだけだったが、そんなことはない。それが出来て「芸」だと思う。昔年末年始に入院した時、60代のご夫婦が入院患者のために手品を披露する慰問があった。手品のネタをほぼ無言で20いくつを次々披露するのだが、見ている方はあまり感動しない。手品自体は年季も呼吸も合っているのだが・・。話術が無かった。プロは少数のネタでも話術で観客を引き込み、何人かを引っ張り出して参加させ、場を盛り上げる。それが芸というものだ。
 本日の「玉すだれ」には確かに「芸」があった。普段はボランティアとして老人ホームなどを訪問し、披露しているとのこと。大いに感心し、勉強になった。そのような方と昔から親しくさせてもらっていたこと、嬉しかった。

 実はこの方は私どもの組合員である。その他パソコンの設定や照明などの差配、まとめ役など私どもの組合員が要所要所で活躍している。とても誇らしい気持ちになる。長いつきあいをさせてもらってとても嬉しい。私どもは千余名の中の百余名と一割の組合員だが、いろんな意味でみんな底力があると思う。その底力を発揮している。私がこの百余名の方々の「支部長」などとなっていたこと、誇らしいと云うより、図々しいというか厚顔というか、ありがたいというか、顔が赤らんでしまう。
 さらに私どもの組合員かどうかは別として若い職員が明るくこの職場を盛り上げているのは頼もしい。
 とてもいい時間、いい1日を過ごさせてもらった。