Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

入江川遡行

2011年10月16日 19時31分03秒 | 山行・旅行・散策
 「如月から」の大納言様のブログに触発されて、横浜市の入江川を遡行してみた。
 わが家を出て国道15号線(旧東海道)を横浜駅から新子安駅を越えてさらにしばらく行くと京急子安駅、そのちょっと先に入江橋がある。ここから遡行の開始。旧東海道沿いだから人の行き来で賑わっていた橋がこの入江橋と思われる。

 この橋のたもとの川沿いに早速、入江川の看板。準用河川で横浜市の管理となっている。写真左上が入江橋で河口の方向。
 水は運河の水が入り込んで残念ながらお世辞にもきれいとはいえない。木屑や発泡スチロールの切れ端が芥とともに浮かんでいる。

 すぐに一之宮神社が右手に見えてきた。訪れるのは2度目。かつての子安村と西寺尾の鎮守とのこと。以前旧東海道を歩いたときに境内まで足を伸ばした。今回は鳥居を写したのみで失敬。
 またすぐ左に明治乳業の工場があり、「ブルガリア名誉領事館」というのはご愛嬌、笑ってしまった。
 大口通商店街の1本裏の川沿いの道を行くが両岸コンクリートの護岸で残念ながら川の風情とは云い難い。川の水は大口駅を超えた入江川公園までは塵・芥が浮かぶ状態。しかし入江側公園の桜が川面に垂れ下がる頃にはそれもなくなり、鴨がひとつがい浮かんでいた。
 神尾橋から川を少し外れた道を遡行。程なく川沿いをまた遡行すると川底が道路よりかなり低くなり、西園端を越えるといつの間にかせせらぎ緑道の入口に立ってしまった。この入口は農園橋というらしい。

 下水処理場の処理水を流してせせらぎを復活したとのこと。
 途中からはザリガニ釣りの子供や大人がたむろする中をひたすら上流に歩いて、処理水が湧き出る最上流部へたどり着いた。

 もどって右派川にはいってここもせせらぎ緑道。最上流部の入江川遊水地・馬場七丁目バス停にたどり着いて川の遡行としては終了。
 その後は水路の跡地を探ってアスファルト舗装となってしまった水路敷地をたどり入江川の源流と思われる北寺尾七丁目・獅子ヶ谷まで歩き、帰りは妙蓮寺まで尾根超えをひたすら歩き続けた。
 本日の歩数は2万5千歩、山歩きでもしたような心地よい疲労感が残った。