Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

年度がわり

2011年04月02日 16時26分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 年度がかわって、とうとう定年まであと一年をきった。年度始めのあわただしさに追われる一ヶ月もこれが最後となる。定年後は働かないつもりでいる。
 60歳から支給される年金と、50歳代切り詰めて貯めた貯金を原資とした個人年金で細々と生き続けることを考えている。「これから不透明な時代になるからできるだけ働き続けたほうが良い」との意見も傾聴に値するが、どうも働く気にならない。
 60歳になって以降食いつなげないなら働かなくてはならない。また自分が40年近く働き続けてきた内容が自分の生きがいとも一致すれば、働き続けることも可能かもしれない。しかしいづれもそうでなければ、働く意欲がわかない。
 働かないとして「何を生きがいにするのか」と問われれば、それには的確な答えはない。これから探していくしかない。
 読書も、仕事をしなくなったからたくさんできるというわけではない。はたらくなって無為の時間が増えれば何もしないのと同じだ。どれだけ無為の時間を減らせるか、自分の納得のいく時間の過ごし方ができるか。
 意志の力が今にも増して必要となるようだ。