青い鳥の世界へ

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国旗起立、国歌斉唱強制訴訟

2008年02月10日 | 短歌に政治や社会
国旗掲揚起立、国歌斉唱強制訴訟の判決が出された。強制は、違憲という判決であった。
判決文は、こういう訴訟自体が嘆かわしくて読む気にはなれなかったが、何故こんな訴訟など起こすのか私には納得がいかない。
私達は家庭を思い家庭を大事にし、家族を思い家族を大事にし、社会を思い社会を大事にし、国を思い国を大事にしていきたいものである。それゆえに国旗掲揚起立、国歌斉唱がある。
それを拒絶するという行為となると、家庭も家族も社会も国家をも思うこともなく大事にするなというに等しい。
こうみてくるとこの判決のほうが、憲法の精神に逆らった違憲判決ということになる。
さらに今日国際化が進み、障害者も外国に出かけている。この時に地震災害などに襲われた場合、聴覚障害者は国旗によって同胞の居場所を知り、視覚障害者は国歌斉唱を聞いて同胞の居場所を知ることができる。
それはもう、強制云々ではない。そう言っているのは、障害者の身にもならず、思いやりもかけず、蔑視しているもので、ここでも法の下の平等の精神に逆らう判決で、違憲判決というより他はない。
ちなみに本文は強制を容認するものではなく、国旗掲揚起立、国歌斉唱を通じて団結、自立心を培わせるべきであるという、意味である。
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