菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

沖縄辺野古新基地の軟弱地盤を追及した、共産党・赤嶺政賢議員の質問

2019年02月06日 17時54分07秒 | 国政
 5日の衆院予算院会で、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、超軟弱地盤の存在を隠して工事を強行してきた政府の卑劣さを正した日本共産党の赤嶺政賢議員の質問を紹介します。

 マヨネーズ状といわれる辺野古基地の超軟弱地盤をめぐっては、安倍晋三首相が今国会に入ってはじめて存在を認め、日本共産党の志位和夫委員長の質問(1月31日)に対し、地盤改良のために沖縄県に設計変更を申請する必要があると述べました。超軟弱地盤は、同県が埋め立て承認を撤回した根拠の一つです。
 赤嶺氏は、2016年3月の防衛省沖縄防衛局のボーリング調査報告書に軟弱地盤の存在が明記されており、「3年前から分かっていた」と迫りました。

赤嶺 軟弱地盤の問題は、新基地建設の根幹にもかかわる。政府はその存在を隠し続け、工事を強行した。

岩屋毅防衛省 隠していたわけではない。追加調査をしていた。

赤嶺 報告書には”当初想定されていなかった軟弱地盤がある”と書いてある。しかも、政府はその軟弱地盤の存在さえ、ないかのように言い続けてきた。

赤嶺氏は「軟弱地盤の存在を認めたのなら、工事を停止し、玉城デニー知事と教具すべきだ」と強調しました。
 軟弱地盤をめぐっては、政府が地盤改良で6万本の砂杭を検討していると報じられています。事実関係をただした赤嶺氏に対して、政府は答弁を避け続けました。

赤嶺 160㌶とされる埋め立て面積のうち、地盤改良が必要なのはどのくらいなのか。

防衛省 検討中であり、詳細は答えられない。

赤嶺 報道では面積の3分の1に上るとされている。海面から70㍍の深さまで打ち込む必要がされている。

防衛省 報道は推測の域をでない。埋めて承認撤回への不服審査請求中の最中のため、詳細は公開しない。

 赤嶺氏は「6万本物砂杭を打ち込めば、多様な生物が生息する辺野古の自然が破壊されるのは明らかだ」と指摘。
 「審査請求を楯に事実を隠し、新基地建設の完遂をできるかのように装って工事を強行するのは卑劣だ」と厳しく抗議し、「県民投票までに改良工事の詳細を明らかにするべきだ」と求めました。

注)沖縄辺野古・新基地建設のニュースは、「統計不正」のニュースに隠れてはいますが、見逃せない事態になっています。
 沖縄選出の赤嶺政賢氏は、私とおなじ年であり、東京教育大学で学んでいたそうです。


 
 

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