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大豆の収穫

2015-11-27 04:21:26 | 自給

22日に大豆の収穫を行った。収量は128キロしかなかった。7畝であるから、ずいぶん悪かったことになる。昨年より30%も収量が減った。原因をあれこれ考えるのだが、なかなかすっきりした理由がわからない。分からないので一応連作障害なのかと考えたりしている。病気が出たとか、虫にやられたということはなかった。肥料の効き過ぎで、株が大きくなりすぎたというようなこともなかった。どちらかと言えば小さな株であった。全体を通して考えてみると、日照が種まきごと、8月から9月にかけて極端に少なかった。しかし、それだけとも思えない。一本ずつに実の付き方が悪いのだ。来年に向けて少し考えを変えなければならない。種を蒔いた後、ヒョロヒョロの苗で、これではだめだという時期があった。一か所にたくさんの種が落ちてしまい、例年より、1,5倍もの種を使ってしまったのだ。来年は播種器の種の落ち方を減らすように工夫する必要がある。ウネ間も広げる必要があるだろう。

畑に入ると、土が良くなっているということは感じる。ふかふかである。耕して柔らかくなったというより、自然に柔らかな土に変わってきている。堆肥をたくさん入れてきた成果だと思う。石も気が付いたら拾い出していたので、だいぶ減った。この後、小麦を撒く。麦にも何か異変があれば、連作障害のことを考えてみる必要が出てくる。今まで連作で悪くなるという経験はなかったので、まだよく分からない点が多いい。土がこんなに良くなって、収量が下がるというところで大いに悩む。大豆の難しさを感じる。大豆の連作では、根に病気が出るとあるが、そういうことはないようだ。堆肥を入れてもう少し深く耕す努力をしてみたらどうだろうか。麦を全量漉き込んだことで、それを分解するために窒素が収奪されたということはなかったか。これも考えてみる必要がある要素だ。麦を刈ってから漉き込むまで時間を置くこと。つまり堆肥にしてから、利用する。

改善点、1、土寄せを2回する。2、ウネ間を45センチにする。3、株間20センチ。4、堆肥を入れる。5、深く耕す。6、麦の漉き込み法の研究。7、予備の畑の考慮。

家の方の畑をもう少し、しっかりと作るということはある。家の方にしっかりと作れば、大豆が連作障害を乗り越えるまで、様子を見ることができる。連作障害については、いったん減収してもまた回復するものではないかと考えている。来年一年は大豆の会の畑として、大豆をしっかり作ることにしたらどうか。ただ、みんなの考えによっては、他の畑で一年耕作して、その間緑肥作物を作るということも考えられる。

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