鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

飛行機乗り継ぎ失敗・・・~2005年メキシコダイビング旅行17

2005年08月31日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6

アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7

アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8

アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9

ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10

エル=バホ~メキシコダイビング旅行11

かわいいアシカ~2005年メキシコダイビング旅行12

メアジの大群~2005年メキシコダイビング旅行13

じゃれるアシカ~2005年メキシコダイビング旅行14

再びジンベエザメスイム~2005年メキシコダイビング旅行15

ラパスのお土産~2005年メキシコダイビング旅行16

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


8/30

いよいよ帰国の朝です。

空港まで送ってもらう車の中、ダイビング初日に雨が降った話題に。

なーんと、もう8月だというのに、ラパスでは雨が降ったの今年に入ってまだ3度目やったらしい。

そんな貴重な雨にあったなんて!

かつてラパス旅行したことある人でも、雨に降られた人は数少ないのではないか?まさに大当たり!

空港の近くにはテキーラの原料になるサボテンが。こんなサボテンからテキーラができるのですね。なんか不思議。








ロスでの乗り継ぎ時間に余裕がないので、ロスに到着したら手際よく日本に向けての搭乗手続きをするように、と
説明を受けたばかりなのに、ラパスの空港に着いてみたらば、
私たちが乗る飛行機は現時点で、もうすでに出発が1時間遅れているというではないか!

とにかく必死で乗り継ぎの手続きをするように、と 何度も念押しされ、
ラパスの空港を出る時点で2時間以上遅れるなら、電話してください、と言い残して、添乗員さんは帰ってしまった・・・

小さなショップが2件ほどあるだけのこの空港で、時間を持て余し、
スナックコーナーでサンドウィッチなど食べて時間をつぶす。

1時間遅れだった飛行機は、2時間遅れになった。

売店でテレホンカードを購入し、さっき別れた添乗員さんに電話を入れる。

しばらくすると、再び添乗員さんが来てくれた。

この遅れは非常に微妙らしい。超ギリギリで間に合うかも?って感じ?

ロスで私たちが乗り継ぐタイ航空の飛行機もなんらかの理由で遅れてるかもしれないし、とりあえずがんばって!と言われる。

もし乗り継ぎに間に合わなかったら・・・・ロスで泊まりである。

帰国した次の日から仕事なのに・・・それに確かロス→関空の飛行機って週3回くらいしか飛んでなかったんちゃうかったっけ?

ロスに連泊とかもありうる・・・・うわー。ややこしそう。

どうか間に合ってくれ・・・・と祈るような気持ちで飛行機に乗る。

さようなら。ラパス。また来るよー




往路と同じようにエルモシージゃでいったん降りて、出国手続き。暑い。

果たして乗り継ぎに間に合うのか・・・?成田行きに乗り継ぐ人たちには時間的余裕があるらしい。

私たちの他にも、ひとりの日本人青年が関空行きのタイ航空に乗り継ぐらしく、

「ヤバくないッスか?」 

「ヤバいです・・・」という会話を交わす。

非常に微妙な時間・・・・

それでも出発予定の2時間前を切ってはいるが、もしかしたら間に合うかも??という時間にロスに到着。

とりあえずダッシュで入国審査の場所まで走るが、あいかわらずすごい人が並んでいる。

順番を譲ってもらって、無事アメリカに入国できた!やったー!これは行けそう!という期待で胸がおどるが・・・・

あずけた荷物が一向に出てこない・・・なにやっとんじゃぁーほんまにぃ~!とイライラする私たちと、青年。

結局そのまま5分過ぎ、10分が過ぎ・・・うそやーん・・・

やっとやっと荷物が出てきて、税関を通過すると、またも猛ダッシュ!!

出発まであともう30分くらいしかない・・・

大急ぎでタイ航空のカウンターへ行くが、もうとっくに搭乗手続きは締め切られており、
もはやそこには誰もいやしなかった・・・・

それでもあきらめきれない私たちは、空港の職員である人をつかまえて必死で訴えてみる。

だって乗る飛行機はまだここにいるんだもの。

だけど、結局はもう乗せてもらうことはできず、自分が乗るはずだった飛行機を見送ることしかできなかったのでした・・・・




で、結局2時間程度の遅れでは航空会社はなんの補償もしてくれず、
近所のホテルのディスカウントチケットをくれただけでした。

幸いにもタイ航空は明日も関空行きがあるらしく、ロスに足止めは1泊だけですみそうです。

乗り遅れた際の手はずの仕方やバスの乗り方を添乗員さんから教わっていたので、
一緒に乗り遅れた青年と一緒に空港近くのホテルにチェックイン。

とりあえず明日の朝、また一緒に空港まで行く約束をして各自部屋へ。

1泊50ドル程度の安いホテルでしたが、さすがは国土の広いアメリカなだけあって部屋は思ったより広いし、バスルームも広い。

なんか疲れた。けどとりあえず日本に電話して、事情を説明し日本が朝になったら職場にも連絡をとっておいてもらう。

アメリカでは8月24日に起きたハリケーン、カトリーナの被害が深刻だと、連日日本でも報道されていて、

そのハリケーンがメキシコ湾から来たらしく、ほとんどの人は私の旅先が「メキシコのどこか」程度の認識しかなかったため、

〝メキシコ〟と聞いただけで、「サルコは大丈夫なのか?」とみんな心配してくれてたそうです。

私はメキシコ湾ではなく、カリフォルニア湾にいたので、特に影響はなかったのですが・・・

ここはまさしくアメリカ。TVも新聞もカトリーナの被害報道一色でした。

だけどエアロカリフォルニア航空が遅れたのは、決してこのハリケーンの影響ではなく、日常茶飯なことなのです。。。



あーあ。

はじめからロスに滞在することがわかってたら、半日でもちょこっと遊びに行けて、
晩御飯食べに行くところくらい調べておけたのになー。

ガイドブックもないし、ここらへんの近くに何があるのかもわからん。

英語ペラペラやったら誰かに聞いてもいいけど、
片言やのにそこまでして遊びに行きたいという気力もなく(乗り遅れた・・・という気疲れによると思われる)・・・

とりあえず窓から外をながめると、道路の向こう側にスーパーらしきものがあるので、飲み物でも買いに行こうと出かけました。



やっぱりアメリカは道路も広い。めちゃくちゃ広い。片側3車線の6車線とかある。

そこらへんに建ってる店やら家もとりあえずデカイ。

スーパーらしきもの、は、やっぱりスーパーに間違いなく、平屋で巨大なスーパーでした。

売ってるものもなにからなにまでデカイ。お菓子の袋や冷凍食品、ジュースにしても、すべてがアメリカンサイズ。 

私はハロウィン仕様のスヌーピーの玩具菓子を見つけて、
スヌーピー大好きな私は〝これはレアなええ買い物した!〟と大喜びしていたのに、
日本に帰ったらスヌーピータウンにいっぱい売っててちょっとショックやった・・・

チョコつきのスヌーピーのおもちゃ




今まで飲んだことない飲み物をイロイロ買って帰りました。

何故か〝アリゾナ〟という名の緑茶



砂糖とシトラスが入った緑茶。
何故海外では緑茶を甘くした上、柑橘類など搾って飲むのだろうか・・・?





ホテルの部屋の窓から夕焼けが綺麗に見えました。




その後、結局ホテルのレストランで夕食を食べて、さっさと寝ました。なんか精神的に疲れました。

明日は無事に帰国できますように・・・


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


8/31

無事にタイ航空のチケットも、本日搭乗分に変更してもらい一安心。

昨日一緒に乗り遅れた青年(結局名前を聞かなかった)は、関空からさらに福岡に乗り継ぎだったらしく、さらにややこしいので気の毒だ。

もうあとは飛行機に座ってるだけで、大阪に帰れる。

日付が変わった9月1日、1日遅れですが、無事にお家にかえってくることができました。



☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★



亜熱帯砂漠気候のラパスでまさかの雨にあったり、
飛行機に乗り継げなかったりはしたけれど、とっても楽しかったラパス旅行。

野生にもかかわらず、同じ地球に棲むなかまとして、
純粋に好奇心のみで向こうからじゃれつきに来てくれるアシカさんたち、
パイロットフィッシュをひきつれて、優雅に泳ぐ世界最大の魚、ジンベエザメ、
大きな魚、小さな魚、群れる魚、美しい色の魚・・・とにかくたくさんの魚たち、
灼熱の太陽に照らされる赤茶けた大地に緑のサボテン・・・

見るものすべてが新鮮で、毎日毎日、幸せな興奮を味わっていました。

普段は全然違う場所で、全然違う生活をしている、私と海にすむ生き物が、ほんの一瞬でも目と目を合わせ、
同じ時間を共有し、同じ海のぬくもりを感じてる・・・ということに、この上ないよろこびを感じるのです。

またぜひ行きたいです!

またアシカさんたちと一緒に遊びたい!

それだけじゃなくて、冬になるとスキンシップを求めて、ボートに近づいてくるコククジラに触れるらしいし、
3月にはこの地球で上最大の生物、シロナガスクジラに遭遇できることもあるらしいですから!!!

今日も日本から遠く離れたメキシコの海では、アシカさんたちがじゃれ合って遊び、
ジンベエが大きな口をあけてプランクトンを食べてる。
メアジの群れはさらに大きさを増して巨大化しているのかもしれない。

自分の目に焼きついた光景を思い出しながら、そんなふうに想いを馳せることができることで、
生きていること自体がとても楽しくなるのです。

だから旅はやめられない!

ほんとに地球って素晴らしき星です★




★ 長い日記をさいごまで見てくれて、ありがとう ★


おわり。




ラパスのお土産~2005年メキシコダイビング旅行16

2005年08月29日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6

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じゃれるアシカ~2005年メキシコダイビング旅行14

再びジンベエザメスイム~2005年メキシコダイビング旅行15

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


ホテルに帰ってきて、今日も軽くひと泳ぎ。



あんだけ海で泳いだのに、まだ泳ぐかー?

ま、泳ぐっていうか、海水とは違う真水に浮いてただけですけど・・・





お部屋の中はこんな感じでした。



かわいらしい雰囲気でしょ?





シャワーを浴びたあとは買い物&夕食におでかけ。

今夜がさいごなのに、まだなんにもおみやげ買ってないし!!




海岸道路沿いを歩くの気持ちイイ!






こんな壁の建物もあります







この数時間のうちに、すべてのおみやげを買わなければいけない、というプレッシャー(?)を感じながらも、
楽しいおみやげ選び。

メキシコならではの色鮮やかなものが多くて、見てるだけでも楽しいです。

下の写真の他にも、サンダル型キーホルダーやコロナビールの形した栓抜き、立体的なシャチがついてるマグカップ
ビーズ製のベルト、ラム入りチョコレート等等、
昭和生まれのええ歳したわたくしですが、修学旅行の小学生が選ぶようなおみやげをたくさん買って、大満足でした!



メキシコらしいカラフルなイルカ、お魚の置物





サボテングラス






シェルのピアス、バングル





姪へのおみやげ





ど派手インコさんのトレー





鳥さん模様のバッグ





現地では定番のサルサソース





おみやげを買い終わったら、夕焼け。


お店の閉店ぎりぎりまで買い物してました。

そして一番星★



日本よりもかなり日が長くて、8時すぎまで明るいんです。




本日の夕食はメキシコ料理の有名なチェーン店でいただきました。

ここもやっぱり海岸道路沿いにあって、海が見えるテラスでお食事。

海岸道路沿いにあるレストランはたいがいオープンテラスです。潮風浴びながらの食餌。これがもうすごい気持ちいいんです。

料理もおいしかったです。

メキシコではレストランに入ると、とりあえず写真のようなチップスとサルサソースが運ばれてきます。




〝付き出し〟みたいなもんでしょうか。

そしてビールを注文すると、必ず緑のレモン(ライムではないようだ)と一緒に出てきます。

下の写真はちょっとボケてますが、左側がパシフィコ社の〝バジェーナ(鯨)〟という名のビール(鯨の絵も描いてある)、

右は言わずと知れたメキシコ代表〝コロナビール〟です。

ウエイターの兄ちゃんは、ものすごくご陽気で愛想がよかったです。

スペイン語って全然わからんけど、耳触りがいいですね。

みんな陽気で気がいい人がしゃべるから、そう聞こえるのかもしれないけど。




特に冬場はホエールウォッチングで有名なラパスの街には、いたるところが鯨やイルカで飾られています。







★素敵★





いよいよさいごの夜です。

明日はもう移動のみの1日。なんかさみしいなぁー・・・・

夜に荷物をまとめてると、どうもエアコンが壊れているような・・・

そのまま作業を続けてましたが、ここはメキシコ。

冷え性なのでエアコンは苦手ですが、このままじゃ眠れないってくらい暑くてどうしようもないので、
フロントに事情を説明すると、バンガローの部屋に移動することに。

まるで夜逃げのように、夜中に荷物をまとめて部屋を移動したのでした。



つづく・・・

再びジンベエザメスイム~2005年メキシコダイビング旅行15

2005年08月29日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

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じゃれるアシカ~2005年メキシコダイビング旅行14

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


本来なら1日3ダイヴ、ラ・レイーナを2本潜って、もう1本別のポイントを潜るところなのですが、
他のゲストの方々共々、さいごにもう一度ジンベエスイムをしたい!!という強い希望で、

昨日のように先にどこかのショップにジンベエロデオなんかやられちゃってジンベがいなくならないうちに、
ジンベエ探しに行きました。

今日もラパスの港に向かうボートの上は最高に気持ちよい!

でもこの景色を見れるのも今日で最後・・・と思うと、後ろ髪をひかれる想い。ホントさみしい。

生きてる限り、絶対またここに来よう!って、すでにココロに決めてはいるけど、

この最高の景色を目に焼き付け、
この海のにおいと風の気持ちよさを永遠に忘れたくない、という気持ちでボートの上にいた私でした。

さいごにもう一度ジンベエに逢いたい!という想いが通じたのか、
昨日、おとといにジンベエを探していた海域で、いとも簡単にジンベエに逢えちゃいました!!!

めっちゃ感動!めっちゃ興奮!今日1日で私、どんだけ興奮してるんやろ?

アドレナリンが煮えたぎるように、体の中でモウモウと燃えてるようです。


じゃーーーん!!この地球上でいちばん大きな魚!



ジンベエザメくん!!また逢えたね!!

何回見ても、やっぱり思わず 〝うぉぉぉーーーでっけぇーーー!!〟と叫んでしまう。

ああ、夢のようなジンベエスイム!

なんて大きな魚なんでしょう!

なんて素敵な模様なんでしょう!

なんてかわいい顔をしてるんでしょう!



下のクチビル(っていうのか?)のところに、 コバンザメがぴったりくっついてます。



こんなところにくっついてて、飲み込まれやしないのでしょうか・・・???

歯なんてないように見えるジンベエですが、実は

米粒より小さな歯が、なんと3000本以上生えてるんだって!!

プランクトンを水と一緒に飲みこんで濾過して食べるジンベエは、進化の過程で歯が小さくなったんだって。

この大きな体に米粒以下の歯だなんて、こんなに目の前で見ても歯を確認することはできなかったわ・・・





真正面!!カワイイ!





上から見ると頭はかなり四角い




ジンベエくん、あなたはホントに鮫なんですか?
って聞きたくなるくらい、かわいらしいまんまるお目々。



体の大きさからいったら、割合的にはかなり小さい目ですよね。

けど、目がこんなに左右離れた両端についてたら、横にあるものはよく見えるだろうけど、
正面にあるものちゃんと見えるのかなぁ?

鮫の図鑑によると、プランクトンを捕食するのに大きな目は必要ない、って書いてあったけど。 。。





ほら、この下の写真、ジンベエくんの目、こっち見てるでしょ?



ジンベエと見つめ合っちゃった!







大きな口をあけて捕食中のジンベエ。迫力満点です!






ジンベエの捕食シーンをこんなに近くで見れるなんて、幸せすぎです。

だけどジンベエが口を開けるな、という気配を感じたら、思わずちょっと逃げ腰になりました。

大きな口の中に吸い込まれそうだから!!私なんてすっぽり入っちゃう大きな口ですから!











さっきも書いたけど、ジンベエは水と一緒にプランクトンを飲み込み、濾しとって食べる。

プランクトンは、なんと1時間に6000リットルの海水とともに飲み込まれ、

水は鰓孔(エラ)から押し出されるそうです。

この大きな体をキープしていくために、1日体重の1/10くらいの量食べるらしい。

でも大きなジンベエって体重15トンくらいあるらしいから、1日1、5トン食べるってこと・・・??!!




目のすぐ後ろのあたりに噴水孔の穴が見えてます。



噴水孔の穴まで見えちゃうほど、ジンベエのそばで泳げちゃったのです。

ジンベエも特に嫌がる様子もない。

きっと人間も、ジンベエのまわりを舎弟のようについて泳ぐパイロットフィッシュ
(巨大で温和な魚と行動をともにし、外的から自分の身を守ってる魚)が 1匹増えたくらいにしか思ってないのかもしれないね。



陽の光を浴びるジンベエの姿、美しい!







背中の甚平羽織模様とは異なり、おなか側は真っ白です。

腹ビレのあたりをちゃんと見れば雌雄がわかるんですが、こんときは判別できなかった・・・






* * お食事中のジンベエザメ * *

さあ、食べるぞ! 





口を大きく





あーんと開けて 





開口MAX状態!





風にそよぐ鯉のぼりのように




水と一緒にプランクトンを飲み込む!






ジンベエの巨大な尾ビレ。







この大きな尾ビレで主な推進力を生み出している。

飼育されてる大阪海遊館のジンベエザメの平均時速は約2キロらしいけど、このコはどれくらいの速さで泳いでたのかな?

捕食中だからもっとゆっくり泳いでたと思われるけど。

私はもちろん全速力で泳いでました。


5人で一緒に海に入ってジンベエと一緒に泳いでんけど、女性2人はすぐについてこれなくなって船にあがってた様子。

私と、私のバディと、白人男性の3人は、もう夢中で泳いで,、ジンベエについていきました


夢中だったので正確な時間は見てないけど、30分以上、いや1時間近く、ずーっとジンベエと連れ添って泳いでたんです!!

8年近くスイミングスクールに通い続けた甲斐がありました!!

がんばるけれども運動は苦手なほうで、唯一水泳だけが得意だった私ですが、

泳ぐことができてほんとうによかった!!

このラパスに来れてほんとうによかった!!

生まれてきてほんとうによかった!!

今まで生きてきてほんとうによかった!!

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、

顔も知らないご先祖さまにまで感謝!!


とにかくなにもかもに感謝の気持ちと、喜びの気持ちでいっぱいになりました!

そういう気持ちにさせる実力がジンベエには備わっているのです!!




ジンベエと私。



ジンベエの大きさ、伝わるかな?


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


楽しすぎる、幸せすぎる、夢のような貴重な時間でした。

ジンベエがいたところは、外洋ではなく、こんなふうに人がすむ建物にも程近いところなんですよ。



水深も10メートル程度しかない浅いところでした。




つづく・・・

じゃれるアシカ~2005年メキシコダイビング旅行14

2005年08月29日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

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無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10


エル=バホ~メキシコダイビング旅行11


かわいいアシカ~2005年メキシコダイビング旅行12


メアジの大群~2005年メキシコダイビング旅行13

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


ラ・レイーナはメアジの群れだけじゃないんです。

バラバラになった沈船の残骸が残る岩の間で、 アシカさんたちが遊びに夢中!



その姿がめちゃくちゃかわいくって、またもや興奮しまくりで、写真撮りまくりの私・・・


























3頭でクルクルまわって遊んでいる合間にも、私たちのことが気になるようで時々様子を見に近寄ってきます。



カメラに興味深々の様子で鼻がくっつくくらい近寄ってきて覗いていきます。



かわいい~☆

アシカ同士遊びながらも、何回も私たちの方にも遊びにきて、フィンをパクっとかじっていったりします。

なんて人懐っこいんでしょう!野生なのに!!

じっと待ってるだけで、アシカさんのほうからじゃれつきにきてくれるなんて!

わたしたちは、共に地球に暮らすなかまなんだよって、認めてもらってる気がしてうれしかった!



じゃれにじゃれまくる、アシカさんたちの姿をご覧ください!

子犬みたいに噛み付きあって遊んでました。
















ありえないほどのメアジの群れに、じゃれ合うアシカさんたち。いつまでもながめていたかったけれど、悲しいかな、私は人間。

タンクの中の空気がなくなれば、私は水中に潜っていることは出来ません。

後ろ髪ひかれる想いでこの光景をあとにしました。

さいごまでアシカさんたちは、まるで見送ってくれてるかのように、私たちの近くまで様子をうかがいに来てくれてました。

ガイドのゲンさんが、ゲストの立派な水中カメラを持って、ボスアシカの撮影に挑戦してます。

こどものアシカたちは、とってもひとなつっこくてかわいいですが、おとなのオス、ボスアシカはでかいし、こわいぞー。

なんとゲンさんはボスの鼻先寸前までカメラを近付けて撮影!!

ボスは思いっきり牙を剥いて吠え、威嚇!!危ない!!こわーい。

どうやらボスはカメラのレンズに映った自分の姿を他のアシカだと思って威嚇していたみたいです。


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


エキジットしてボートの上にあがると、ボートキャプテンがついさっきマンタが通りすぎたよ!って教えてくれた。

えーーー!やっぱりマンタで有名なポイントだけあっていたのですね。
一応気にしながら表層を見るようにはしていたのですが・・・

他にも見所が多すぎて気付けなかったわ。



そのままボート上でランチ。美味しいメキシコ仕様のサンドウィッチをボートキャプテンのメキシコ人が作ってくれるのです。

最高ですねー。食後はフレッシュフルーツのデザートまでついてるんですよ!




つづく・・・







メアジの大群~2005年メキシコダイビング旅行13

2005年08月29日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10


エル=バホ~メキシコダイビング旅行11


かわいいアシカ~2005年メキシコダイビング旅行12

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


8/29

いよいよ今日はダイビング最終日。

ラパスのダイビングツアーは中3日の6日間が基本で、私は2泊追加して8日間にしたんだけど、それでもやっぱりもっと居たいと思う。

私は決して日本が嫌いなわけではないし、生まれ育った大阪も我家も仕事も大好き。だけど、〝はよ帰りたい〟とは思わない。

それだけここがスバラシイ場所なんよね。

今まで結構あちこち旅行したけど、いっつもすごく感動する。

いくら自分が行きたい!って憧れてた場所でも、理想とかイメージと違ってた・・・なんてことがあってもおかしくない気するし、

海外旅行行ってきはった人に感想聞いたら〝しょうもなかったわーもう行かへんわーあんな国〟とか言う人もいるけど、私にそういう経験はないなぁ。

まぁ、そんなことを言う人の多くは日本と同じ快適さを求めて外国に行ってはる気がする。私とは目的が違うんやろな。

自分の想像以上にスバラシイよ。この地球という星は!

ああ、そんなスバラシイ地球の、スバラシイこのラパスの海!

私は旅行するたびに、その国やそこにある自然が大好きになる!

このままずっといろんなとこ旅行できれば、私はもっともっと地球が大好きになって、死ぬときには地球が好きで好きでしょうがなくなってるだろう。

今日も港からポイントまでの移動中の風景はサイコー!

アシカさんはもちろん、イルカさんたちにも会ったよ。

イルカさんたちは一瞬だけボートの様子をうかがいに近寄ってきたけど、

自分たちの餌を獲る事に忙しいようで、数分間だけボートのまわりでピョンピョン跳ねたあとすぐに泳ぎ去っていっちゃいました。


上手く撮れなかったけど、白波立ってるとこはイルカさんが跳ねてるんです・・・




☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


-ダイビング1本目/2本目- ラ・レイーナ

スペイン語で〝女王〟という名のポイント。

ここの小さな岩の島にもアシカさんたちが数頭いて、〝ウオッ、ウオッ〟って大きな声で鳴いてます。






マンタ遭遇率の高いことで有名なポイントで、マンタとアシカがじゃれる、なんて光景も見れるらしいけど、

ガイドのゲンさんによると、マンタがいっぱい来るのは数年周期で、当たり年はやっぱりすごい数みたいです。
ブラックも出るみたいやし。



耳抜きが苦手な私は潜降するときは必死。

無事海底付近までたどり着いてひと安心。そこでやっと心に余裕ができて海中世界を楽しむことができるんだけど、はて?

空は快晴なはずなのになんかえらい黒いぞ。

大きな雲でも流れてきて太陽の光が遮られちゃったのかな?なんて思ってたら、

な、な、なんと!大きな雲の影だと思ったその黒い塊はメアジの群れだったのです!!!!




なんじゃこりゃあぁぁ~!!

すごいぞ!すごすぎる!!

とにかく私は興奮しまくりで鼻血が出そうになった。

とにかく私は興奮しまくりで写真を撮りまくった。

とにかく私の興奮ぶりが伝わるかどうかはわかりませんが、大量のメアジの写真を見てください!!



小さな魚がみんなで協力しあってひとつの塊になり、
大きな魚に見せかけるという 『スイミー』というお話をご存知だと思います。




これはスイミーの世界を通り越して大きな魚どころか、私にはマッコウクジラに見えます!!!





いったいこの群れの中に何匹のアジがいるんでしょうか?
1メートル四方だけでも何百といそうです。

ぎっしり!!















スイミーたちはとっても小さな魚やったけど、このアジは体長30cmはあるんですよ。






夢中で写真を撮ってると、いつの間にか自分がこのアジ玉の中に入りこんじゃうの。
上も、下も、右も、左も、ぜーーーーんぶアジ!!アジ密度100%。






太陽の光は遮られて薄暗いし、方向感覚失うし、ちょっとコワイ。けど、うれしい。



ほんとにこのアジ玉の中や、アジ玉の下は日陰になるの。
真昼なのに薄暗くて・・・

真夏のメキシコの灼熱の太陽を遮るなんてスゴイ!と思う。







結局私はラ・レイーナで潜ったこの2本で、メアジだけで、メアジだけでですよ、100枚以上写真を撮ってしまいました!

だってどんなに眺めてても、すっげぇ~!!と感動しっぱなしで、撮らずにおれなかった。

あとでゲンさんに聞いた話によると、このアジはこの時期から玉になりはじめ、

これからどんどんその玉は大きくなり、最終的には東京ドームくらいでっかいアジ玉になるそうです!!!

今度ストーンズなり、ビッグなアーティストのライヴを観にドームに行く機会があれば、
そのドーム内がアジでいっぱいになってるとこを想像してみます!

もし、そんな時期に潜ったら、私は500枚くらい写真を撮ってしまうんでしょうか?

っていうかそんなにでっかいアジ玉、いくらワイドレンズ着けたって写しようがないな・・・
ただの黒い海みたいに写ってしまうのだろうか?

写真撮れなくてもいいから、東京ドームみたいなアジ玉、この目で見てみたい!!!












つづく・・・

かわいいアシカ~2005年メキシコダイビング旅行12

2005年08月28日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10


エル=バホ~メキシコダイビング旅行11

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★



-ダイビング3本目- スワニー


ポイントを移動しボートを停めると、すぐ近くでアシカさんたちがヒレを海面上に出してプカプカ浮いてます。



なんでもこうやって体を冷やして体温調節しているそうです。

ガイドのゲンさんに教えてもらったマメ知識。

アシカも私たち人間と同じ哺乳類で、元々は陸上で生活していた。

ある動物が棲家を海にうつし、海での生活に適応するように進化した動物がアシカさんたちなんだけど、

さてアシカさんたちの祖先の動物はなんだったでしょう?

答えは熊なんだって!!そうかぁー熊だったんだー。

海ん中で顔とか表情とか仕草を見てると、熊というより犬みたいなんだけど。

熊の生態についてあんまり詳しくないけど、アシカさんみたいに好奇心旺盛でひとなつっこいのかな?

ブリーフィングによると、ここにはハリセンボンが玉になっていっぱいいるらしい!

ハリセンボンは沖縄なんかじゃぁ漁港の中にもいっぱいいるし、どこの海でも普通にいるフグなので、
メキシコまで来てハリセンボン見て喜ぶ人はあんまりいないのか?
ハリセンボン大好きな私が異常に食いついたので ガイドさんはちょっと意外そうにしていましたが、
大きいのから赤ちゃんまでいっぱいいるよ!と、ニコニコしながら教えてくれました!楽しみ!





エントリーすると、真下には朽ち果てた沈船が。



ありとあらゆる魚がぐちゃぐちゃにたむろしておりました。





コルテスエンジェルフィッシュのクチビルは、実はこんなにブ厚いのでした。









ここにもコルテスガーデンイールがたくさんいました。






ガイドさんの言ったとおり、いたるところにハリセンボンがたくさんいました!

ただでさえかわいいハリセンボンなのに、ちーっちゃいハリセンボンのかわいさといったら、そりゃぁもうこの上ない!

思わずレギュをくわえた口元からゴボゴボッと泡をいっぱい吐き出し、マスクの中の目元もゆるんでしまうのでした。

私が写真を撮ろうとすると、そーっと逃げていき、岩やヤギなどの陰に隠れてこちらの様子をじーーっと見ています。



見えてないでしょ?って隠れたつもりになってるけど、丸見えですよ!




にんげんのこどもたちとかくれんぼしてるみたいで楽しいです。






バーン!



ボーっとしてたら見過ごしそうですが、このまあるい目玉、ぶあついクチビル。

イカツいといえば、イカツいけど、なんか笑えちゃう表情の持ち主。






砂地ではアシカさんたちが遊んでいました。







数頭集まって、クルクル、クルクルまわっています!






なーんか、めっちゃ楽しそう!!そんな姿を眺めてる私もめっちゃ楽しい!


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


今日も3本潜ったあと、ラパスの町までジンベエザメを探しながら帰ります。

私たちが昨日ジンベエに遭った付近は、もうずっと毎日ジンベエが現れてるらしいので、
たぶん今日もいるはず!なんて言ってたけど、しばらく探してもジンベエは見つからなかった・・・

次の日聞いた話によると、やっぱりこの日もジンベエはちゃんとここに食餌に来ていたのに、
私たちより先に来ていた他のショップの外国人(日本人じゃない人ってことね)の客がジンベエロデオをやって、
ジンベエはいやがってどっかに逃げて行っちゃったんだって。ひどい話。

ジンベエだって鮫なんだから、皮膚はおろし金ややすりに使われてたくらい硬くてザラザラ。

で、ロデオやった人はジンベエのヒレでかなり深い傷を負ったそうです。ケガした人は自業自得やと思うけど、
いやなことされたこのジンベエが〝人間なんて、キライ!人間は敵!〟ってジンベエ仲間に伝えちゃって、
世界の海のジンベエたちがもう人間と一緒に泳いでくれなくなったら、悲しいよ。。。


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


ホテルに帰って、プールで水浴び。



小さなプールですが、淵だけ浅くて急激にズドンと深くなっているので、
いきなり足がつかなくなった私は溺れそうになってしまった・・・

今回泊まったところは高級ホテルのロス・アルコスの別館のカバナというホテル。



こじんまりしていて、緑も多くて海も近い、立地的にも買い物やレストランに行くのに便利な場所にある。

私が泊まったのはホテル棟の1階の端っこの部屋だったけど、バンガロータイプの部屋もあります


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★

タクシーに乗って、CCCマートというラパス最大のスーパーへ買い物に。
とにかくでかいスーパーでしたが、バディの機嫌が非常に悪くてゆっくり見れませんでした。

チーズの種類がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。

そのあと、再びタクシーに乗って、おいしいと評判のシーフードレストラン、〝ラ・コスタ〟へ。



ここも屋根はあるけど、壁がないって感じで、ほとんど屋外で開放的な海辺のレストラン。

港にほど近くて、今日エル・バホ周辺にたくさんいたトローリング大会のパーティーをやってたみたいで、
にぎやかなバンド演奏や歌が聞こえてきてました。




メニューはスペイン語と英語のみですが、魚介類の名前なので、だいたいわかります。

なににしようかなぁ~とメニューを見ていると・・・

な、なんと〝MANTARAY LA COSTA STYLE〟とあるではないか。

マンタのステーキ、ラ・コスタ スタイル・・・

えぇ~!マンタぁ?って、ビックリしていたけど、

せっかくあるんやったら思いきってたのんでみよう・・・ということになった。

いざ注文すると品切れだった。それでよかったかも。

でもマンタの他の料理ならあります、と言われ、結局それをたのんでみた。

なんか燻製みたいなのをメキシコ風に生地で巻いてあった。

味は佃煮みたい?あんまりよくわからんかった。

いったいマンタがどない調理されたのだろうか?

他にもRED SNAPPERを丸ごと1匹、スープやサラダ、

どれもおいしかったです!












つづく・・・

エル=バホ~メキシコダイビング旅行11

2005年08月28日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10

のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★




8/28 

-ダイビング1本目/2本目- エル=バホ

ラパスの港からポイントまでボートで約2時間。ポイントまで遠いというのもラパスの特徴。

ボートに乗って海の景色を楽しむのが大好きな私にとってはうれしい限り。

それにこのメキシコの海は、今まで見てきた海とは別世界の独自の景観である上、
ひょっこりアシカさんが顔を出すこともよくあるし、
いつどこでイルカやシャチに出会ってもおかしくないところなので、ボートに乗ってる間もずーっとワクワクしていられる!

ポイントに到着すると、やたらと高級そうな船がうようよ。

こんな外洋のど真ん中で、突如として船着場のようにたくさんボートが集まってる光景が少々不思議。

なんでもスポーツフィッシングの大会が開催されているらしく、みんなトローリングにきているらしい。

狙いはもちろんカジキマグロ!

こんなにたくさんの船が集まって、大会やっちゃうくらいなんだから、
やっぱりカジキもいっぱいいるんやろなーこのエル=バホ周辺には。

ジンベエ、マンタ、ハンマーヘッドシャーク、カジキマグロ・・・

ここは大物中の大物たちが集まるラパスきってのポイントなのです!!




エントリーすると、まずはパシフィック・クレオールフィッシュがたくさん!












キングエンゼルフィッシュまでがウヨウヨ!



この魚体長30cmくらいある結構でっかい魚なんですよ。
この魚は日本にいない品種なので、ラパスに来てはじめて潜ったときは必死になって撮影しようとしてたけど、
なんぼでもおるやん!

夢中で写真を撮ろうとするけど、いっぱいいすぎてどうやって撮っていいかわからない!



感動してたらガイドのゲンさんがカチカチとベルを鳴らして呼んでいる。

なんやろ?と思ってゲンさんのほうを見ると、頭のところででっかい四角を作ってジェスチャー。

ハンマーがいるのね!うわぁーと思って泳いでいく。

ゲンさんが指さすほうを目を凝らして見るけど、透明度がよくないのでわからない。

一生懸命泳いだけど、結局見えなかった。でもまぁいいや。

目が何個あっても足りないくらい、ここには他にも魚がいっぱいいるんやから。





バラフエダイもでっかいです。






小さい魚の群れが通りすぎたあとには・・・




↓  ↓  ↓  ↓



大きい魚の群れが!




スマの大群です。

透明度が悪くてうまく撮れなかったけど、この魚1メートル位あるカツオにも似たでかい魚。

透明度が悪いのは、海が汚れてるわけなんじゃなくて、ここにそれだけたくさんのプランクトン=栄養がある証拠。

だからこんなに小さな魚がたくさん集まって、さらにその小さな魚を求めて大きな魚も集まってくる。

こんなでっかい魚が壁のようになって現れて取り囲まれると、うまくいえないけど、心地いい恐怖みたいなものを感じる。

ちなみに図鑑によると、このスマはかなり美味らしいです。








太陽の光が射すと、海の美しさがさらに増す。
海というフィルターを通して見ると、太陽の光ってほんとに綺麗。





結局ジンベエもマンタもハンマーも見れなかったけど、たまたまタイミングが合わなかっただけで、

きっと毎日のようにここに来てるんだろうなぁ~って考えただけで、すごく胸いっぱいの気分になれちゃうわ。





つづく・・・


ジンベエザメと泳ぐ!!~メキシコダイビング旅行10

2005年08月27日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8


アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9


のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


キャンプ地をあとにし、ラパスの町に向かって帰ります。

1時間以上船を走らせるうち、お日様ポカポカですっかり気持ちよくなった私はウトウト・・・

海と無人の島しかない景色から、気付くいたときには遠くに建物や車なんかも見えだしてる。

もうラパスの湾内。

ここんところずっと、ここらへんにジンベエが出ているらしいのです!!

こんなところに?ジンベエがいるの?ホントに?

ガイドさんの話によると、ラパスでは車で走りながらもジンベエが泳いでるのが見えることもあるらしい、なんて話!

ホンマかいな?

とにかく船長さんも、ガイドさんも、船をあちこち走らせながら一生懸命ジンベエを探してくれてます!

湾内を何週もしながら、今日はもういないのかなぁ・・・?なんて、みんなが諦めかけたとき・・・

突然メキシコ人の船長が日本語で、 「ジンベエっ!!」と叫んだ!!

見ると船の真横にでっかい影!!ジンベエ特有の白い甚平模様も見える!!

うおぉぉぉ~!!

ものすごい興奮!

一瞬のうちに3点セットを身に着けて、海に飛び込みます!


海に飛び込んだ瞬間に目にしたものは、まぎれもなく世界最大のサメ、ジンベエザメです!




うおぉぉぉ~!!でっけぇぇ~!!

水の中だということも忘れて、思わず叫ぶ私。

尾びれだけでも相当でかい。

私の体の中ではアドレナリンが大騒ぎしている!

こんにちは!ジンベエくん!私は日本からやってきたサルコです。

会えてめちゃくちゃうれしいよー!等とココロん中でジンベエに向かっていっぱい話し掛ける。

そして、とにかく泳ぐ!


甚平模様は思っていた以上に白くハッキリとしていて、とても美しいです。










海の生物の泳ぐ速さは体の大きさに比例しているので、本気で泳ぐとジンベエもかなり泳ぐのは速いんだろうけど、
捕食中のせいか、私でもついていけるスピードで泳いでます。



といっても、こっちは完全本気の全力で泳いでますけど。

おなかにはコバンザメをはじめとするいろんな魚がピッタリくっついてます。



私もくっついて泳いでみたいなー



必死で泳ぎながらも、夢中でカメラのシャッターも切る私。













生まれたときにはわずか50cm程度のジンベエは、体長10メートル以上になって、はじめて生殖能力をもつらしい。




そこまで成長するまでにおよそ20年、
寿命は100年!ともいわれてるけど、
真実はいまだ謎!まだ生態も詳しいことはわからない生物なんです。

そういう神秘的なところが、またさらに魅力を増すのです



水泳部で競泳やってたとき以来、何十年かぶりで全力でジンベエと並んで泳いでたんだけど、
いきなりジンベエくんは進行方向を変えて Uターン。

食べられることはないのがわかっていても、思わずおののく私。



だってやっぱりあんなにでっかい生き物が、目の前で自分に向かってきたら、
やっぱりちょっとくらいおののくもんです。




急にジンベエが泳ぐのをやめ、それまで水面に水平だった体を垂直にして、
おおきな口をパカ~っと開けて、水面に顔を出すようにして水をすくいあげました。



こうやってプランクトンだけを濾しとってお食事するんですねー。

このかわいらしい、まんまるお目目を見てください。



一緒に並んで泳いでると、黒目がキョロキョロ動いてるのもわかるんです。

私のことも見てくれたハズ!

ジンベエくんはきっと憶えてないだろうけど、私は一生忘れないよ。

最高です。ジンベエくん。

本当に会えてうれしかった!




いったい何分間ジンベエと一緒に泳いでたんだろう。


かなりの長い間泳いでたと思うけど、時間なんてわからんくらい夢中だった。

興奮冷めやらず、でも大満足してボートにあがってすぐに、船長が

「ワン モア ジンベエ!」と叫んだ!

なんと今まで一緒に泳いでいたジンベエとはまた別のジンベエが現れたのです!!

さっきのコよりはひとまわりくらい小さいジンベエ!

ジンベエに会えただけでもスゴイことなのに、2匹も!!!

すごーい!やっぱりすごいわー!ラパスって!



☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


ホテルに再チェックインし、自然の他にはなにもなかったキャンプ生活から
久々(?)に文明的な暮らしに戻る。

蛇口をひねればお湯が出続け、スイッチを押せば電気やエアコンが点く。

非常に便利やけど、私的にはメキシコ滞在中ずっとキャンプでもよかったかも。

でも町には町の楽しみがあるし、今夜からはメキシコの港町生活を楽しもう。

町といっても、さすがはラパス。

メインストリートは海沿いで、とってもいい雰囲気。

夕暮れもなかなか素敵でした。





☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


本日の夕食は〝オアシス〟というビーチロード沿いにあるレストラン。



オープンエアーのお店で活気もあります。

メキシカンセットというメキシコ料理がイロイロ楽しめるセットと

キャンプ中、海からいただいて生で食べた、

チョコラータという高級貝のクリームスープを食べる。



このチョコラータのスープ、めちゃくちゃ美味かった!!


☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★

ジンベエと出会えた幸せの余韻にひたりながら、久しぶりにフカフカのベッドで眠りました。



つづく・・・






アシカとの楽しい時間~2005年メキシコダイビング旅行9

2005年08月27日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

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ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6


アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8



のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


-ダイビング2本目- ロス・イスロテス

休息中いっぱいアシカさんたちと遊べて大満足。

でも、まだまだもっと遊びたい!!

2本目は、今さっきまでシュノーケルくわえてアシカさんたちと遊んでいた場所に潜ります。

プカプカ浮いてるアシカさん。





泳ぐのに適した完璧なまでの流線型





思いっきり見られてます






光が射してすごーくキレイ





いっぱいいるでしょ?






夢中で撮影していると、目の前に強面のボスが来てビビる





さっきまで、マスクとフィンだけ着けて、アシカさんたちと泳ぎ回ってた身軽さはないけれど、
ダイビングでは、海底から水面とそのさらに上にある、空、太陽をゆっくりと見上げることができる。



下から見上げたアシカさんの姿は、海の水というフィルターを通して優しく射し込む太陽の光を浴びて、
例え様がないほど美しかった。





楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうね。

アシカさんたちの、優雅に泳ぎ回る姿、のんびり休む姿、生き生きしたクリクリの丸くて大きな目のかわいさと、
好奇心旺盛でひとなつっこく、遊び好きな姿に完全に魅せられてしまいました。

アシカさんたちは、生まれながらに楽しく生きる術を備え持っているように感じました。

本来、〝生きる〟ってそういうものなんよね。

生まれてこれたことだけで充分素晴らしくて、今生きていられることはそれこそ奇跡みたいなもんで、

そんな人生を、時に優雅に、のんびり、いろんなことに好奇心旺盛で楽しく遊び、自然体で生きてる。

なんていうか、瞬間、瞬間を楽しく生きてるんだよね。

私が働いてる保育所の子どもたちだっておんなじ。瞬間、瞬間を生きてる。

おとなだって子どものときはみんなそうだったはず。

いつのころからか、だんだんそういうことを忘れて生きてるねんな・・・

アシカさんたちのおかげで、ただただひたすら楽しいだけの瞬間を過ごすことができました。

アシカさんたち、〝楽しい〟〝しあわせ〟な瞬間をありがとう!!





水面からアシカさんたちのヒレがいっぱい出てます。





これが私たちがキャンプしていた無人島のエスピリトゥサント島。




晴れてるとこんなに綺麗な海の色なのです。

見事なまでのオーシャン・グリーン。

楽しかった!キャンプ!

いつかきっとまた来たいな。



つづく・・・


アシカに夢中~2005年メキシコダイビング旅行8

2005年08月27日 | メキシコ・ラパスでカリフォルニアアシカと泳ぐ
メキシコ・ラパスへ~2005年メキシコダイビング旅行1 

カリフォルニアアシカ~2005年メキシコダイビング旅行2

コルテス海の固有種たち~2005年メキシコダイビング旅行3

サボテンだらけの無人島でキャンプ~2005年メキシコダイビング旅行4

ペリカンが海に飛びこむ音で目覚めた朝~2005年メキシコダイビング旅行5

無人島のペリカンと謎の生物~2005年メキシコダイビング旅行6

アシカの楽園~2005年メキシコダイビング旅行7


のつづき。

☆ ~ ★ ~ ☆ ~ ★


島はアシカだらけだというのに、 1本目の海の中ではまったくアシカが見れなかった。

もっと近くでいっぱい見たい!というわけで

エキジットしたあと、2本目を潜るまでの休息時間に、シュノーケルでアシカさんに近づくことに!


水面に見えてるのはアシカのヒレ




眠っているたくさんのアシカさんたち




かわいい~!撫で撫でしたくなる!




水中にもたくさんアシカさんたち!



みんな鳥が空を飛ぶようにスイスイと泳いでいきます。





アシカさんたちはとっても好奇心旺盛で、人なつっこい!




私のまわりをクルクルまわったり、大きくて黒目がちな瞳でじーっと見つめられちゃったりして




私のハートはわしづかみにされてしまいました☆

めちゃくちゃカワイイ☆



海底で ごろーんと寝てるコもいました。








必死で写真を撮る私と、カメラに興味津々な様子のアシカちゃん。







ほら!こんなにも近くに来てくれたよ!!




レンズを通してるからある程度距離あるように写ってるけど

実際にはカメラにぶつかりそうなくらい目の前なんです!!

みんな私の表情を覗き込んでいきます。



仰向きで覗き込むコもいたよ。





アシカさんと私。






水を蹴るときは開き、進むときには閉じる、泳ぐために適応しまくったアシカさんの足のギザギザがよくわかるでしょ?




つづく・・・