鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《九イ分観光 》2001年台湾旅行3

2001年12月29日 | 台湾旅行
3日目。

北部台湾に位置する九イ分(チュウフン)に出かけました。
九イ分の街の最寄駅、瑞芳までは台北駅から特急列車で約50分。

台北駅はホテルの目の前ですが、ここは台湾でいちばん大きな駅。

いろんなところに行く列車の路線がたくさんあるので、北京語なんてひとこともしゃべれない私たちは、
無事に目的地までの切符が買えるのか少々不安・・・

切符は窓口に並んで購入するシステム。

目的地の駅、乗りたい特急の名前などを事前に調べて紙に書き、窓口ではそれを見せて切符を購入することに。

だけどなにか聞かれたらどうしよう・・・なんて長い列に並びながら考えたりする。

待ってる間、退屈なせいか前後に並んでる人たちがイロイロ話し掛けてきてくれる。

よくはわからないが、フィーリングで「どこ行くの?」みたいな感じ。

私たちは、ガイドブックを見せて九イ分に行くことを知らせる。

そして降りる駅や特急の種類を書いた紙を見せて合ってるかどうか聞いてみると、
おばさんがOKサインを出してくれたのでひと安心。

若い男性が「僕は日本語を勉強しています。」と日本語で話し掛けてくれたりもした。

そしていよいよ私たちの順番がきた。

紙を窓口の駅員さんに見せる。

すると駅員さんが「〇∋≦÷§※?」となにか言っているが、私たちには「???」・・・

サイアク・・・なに言ってんだかまったくわからん・・・どうしよう・・・と思った瞬間、

先ほどまで私たちとお話していたまわりのおばさんやお兄さんたちが、一斉に窓口に向かって大きな声で答えてくれた。

すると駅員は納得し、私たちは無事瑞芳行きの特急列車の切符を買うことができたのでした。

優しい台北のみなさん、どうもありがとう。



快適な特急列車とバスを乗り継いでたどり着いた九イ分の街は、太平洋を見下ろす山の斜面に広がっている。



かつては金鉱として栄えていたが、閉山後は衰退していたそうです。

その後、ここ九イ分を舞台にした『悲情城市』という

ベネチア国際映画祭グランプリ受賞の映画作品で評判を呼び、

多くの人々が訪れる観光名所としてにぎわうようになったそうです。

天候のせいもあるかもしれないけど、しっとり落ち着いた印象の街でした。



幅の狭い路地に露店が連なり、昼間でも暗い基山街(チーサンチェ)。

おみやげ、民芸品、食べ物・・・いろんなお店があります。

私たちは印鑑を作ってもらうことにしました。

かわいい鳥さんの模様がついた印鑑を選び、



自分の名前を紙に書くとおじさんが目の前で彫ってくれました。





映画『悲情城市』の舞台になって以来、台湾でいちばんメジャーになったという階段、豎崎路(スゥチールゥ)。



山の斜面に沿った細い階段の左右には古い建物が軒を連ねています。

ある時代から時が止まったかのような、少し寂しいノスタルジックな風景。


私たちはその階段の中腹にある 『九イ分珈琲』 というお店でお茶しました。

金鉱全盛期の民家をそのまま残した、店そのものがアンティークといった風情ある喫茶店。

当時金鉱の採掘場に繋がっていたという金鉱口も残ってます。

ここで私はジャスミンのミルクティーを飲みました。

はじめて飲むジャスミンミルクティーは不思議な感じもしましたが、冷え切った私の体を温めてくれました。

店員さんにも上着なしで寒くないのか?って聞かれたけど、めちゃくちゃ寒かったです。

去年が暖かすぎたのか、今年が寒すぎるのかわかりませんが、とにかく今回は寒かった。

やっぱり昨日なんでもいいから上着買っとけばよかった・・・(後悔・・)



雨が降り出したので、帰りはバスはやめてタクシーで瑞芳駅まで行く。

帰りも同じように、窓口で目的地等を書いた紙を見せて切符を購入。

帰りの電車は筆談では通じなかったのか特急ではなく、台北駅までかなり時間がかかりました。しかも車内は寒い・・・

途中でなんかのアクシデントでしばらく停まりっ放しになったりして、はやく暖かい場所に帰りたかった・・・

行きの特急とは快適具合は雲泥の差・・・

そんな寒くてツラカッタ電車の中ですが、

日本語を勉強中の高校生の集団が、おまんじゅうをくれました。

なんでもここらの名物だといわれたそのおまんじゅう、

見た目はよもぎのようですが、今まで味わったことのないはじめての味でした。

ごちそうさま。台湾の人はみんな親切です。ありがとう。

プラットホームは「月台」と書くらしいです。






台北駅には大好きな金城武さんの大きな広告がっ!



思わず一緒に撮ってもらいました。

これだけでも、台湾に来た甲斐があるっちゅうもんです。

私が台湾に来ようと思ったきっかけも、

こうして台湾に来て楽しめてるのも、この方のおかげでございます。


台北駅の前で




やっと〟帰ってきたって感じでホっとしてます。

とにかく寒くてあたたかいものが食べたかったので、三越の地下にある日本食コーナーでしゃぶしゃぶを食べました。


☆ ☆

4日目。

今日はもう日本へ帰る日ですが、飛行機のフライトまで時間があるので、
前回体験してその気持ちよさが忘れられなかった〝台湾式シャンプー〟に行きました。

この台湾式シャンプーというのは、

美容院に入りイスに座るとまず烏龍茶のサービス→

首から腰までにかけての上半身のマッサージ→

座ったままシャンプー(水で髪を濡らしもしないのにどんどんシャンプーはアワだっていくけど、何故かアワは垂れない)→

シャンプー台でアワを洗い流す(このシャンプー台のイスもマッサージチェア)→

ブロー→終了。

めちゃくちゃキモチいい上、きれいにブローもしてくれて、千円もしない!

日本にもこんなシャンプーあったら、毎日(は無理かもしれんが)でも行きたい!



宿泊したヒルトンホテルのロビーにて。







2回目の台北の旅もとっても楽しかったです。(寒かったけど・・・)

食べ物はおいしい、頭の先から足の先までのマッサージは気持ちいい、

親切で優しい人々、街の雰囲気もいい・・・ホントいいところです。

大阪から3時間弱といえば、新幹線で東京に行くのと変わらないけど、

ちょっとしたお休みがもらえたなら、東京より台北に行きたい!

またふらりと遊びに行っておいしいもの食べたり、マッサージを満喫したりしたいです。

今度はもっと郊外にも行ってみたいな。



おわり。





















《占い横丁→バードストリート》2001年台湾旅行2

2001年12月27日 | 台湾旅行
2日目。

とある地下歩道で産毛取りをしてもらいました。

おばさんは縫糸を口にくわえてクロスさせ、顔の上で器用に動かしていきます。



するとあら不思議。

糸に産毛が絡まるかたちでピシピシと産毛が抜けていきます。

痛くもなく、なんか心地いい。

なかなかのオモシロ体験でした。



そのあと、行天宮の近くの地下歩道にある占い横丁へ。

占い師の小さなブースが所狭しとたくさん並んでいます。

中には文鳥占いなんてのもあって、私はとてもココロ奪われたりしましたが、別の先生にみてもらいました。

私たちがみてもらった先生は、生年月日と面相、手相などで占ってくれました。

先にみてもらったM子さんは、先生も大絶賛!の素敵な人生をあゆめるらしい。

特に金銭面が抜群によいらしく、元々お金持ちのM子さんですが

死ぬまでお金に困ることはないらしいです。

で、私はというと、M子さんに比べて、やはり(?)特に金銭面では〝まあまあ〟程度の人生のようです・・・

占い師のおじさんと






豚の顔面や内臓、カエルなどかなり強烈なものが当たり前に並ぶ市場を見てまわったりしたあと、若者の街、西門町へ。

昨年と同じ時期にもかかわらず、この年の台北はかなり寒い・・・

カーディガンしか持ってきてない私はとても寒い思いをしていたので、なにか外着を買おうとイロイロ物色したけど

なんかコレやっ!ていうのがなくて結局買いませんでした。

で、何故かスウォッチの店で虎がデザインされた腕時計を購入したのでした。



その後歩いて和平西路へ。

このあたりはバードストリートと呼ばれていて、

小鳥やさんや、きれいな竹細工の鳥かごやさんが何十件も並んでいる、トリ好きにはたまらん場所です。

小さなフィンチ類から、コンゴウインコなどの大型インコの類まであらゆる種類のペットバードがいました。

1件の店だけでも、数千羽のトリさんが・・・その数の多さに驚きでした。

鳥好きの私も、一度にあんなにたくさんのトリさんを見たのは、初めてでした!


とまり木にぎっしりのメジロさんたち





文鳥のヒナたちも、もう何羽いるのかわからないほどたくさん!



ちょうどごはんの時間で、みんなが一斉に口をあけて、ごはんをねだる姿は圧巻でした!

お店のおっちゃんは上にいるコをかきわけて、下に埋もれちゃってるコたちにもごはんをあげていました。




オカメちゃんたちも2列に並んだ止まり木にぎっしり!



ヒナがすぐ死んじゃったり、体格が小さかったり、足が細かったり、という理由で

〝台湾産のオカメインコは弱い〟というのが、

日本の愛鳥家の間では定説になってますが、このコたちはどうなのかなあ・・・?

オカメちゃんのカワイさには違いはないんだけどね・・・




そして夜は台北市敦化南路にある、 『鳥・台北』(ニアオタイベイ)という カフェ・レストランへ。




鳥の鳴き声を聞きながら お茶したり、ごはん食べたりできる

ここもトリさん好きにはたまらん、魅力的なお店。

こんな店がうちの近くにもあればいいのになぁ~。

でもきっと日本では保健所とかから営業許可がおりないんだろうね・・・



『鳥・台北』にいた鳥さんたち

シナモン文鳥と私とM子さん





まだ幼いセキセイインコ





ホウオウジャク



豪華な尾羽が、とっても魅力的!!

この尾羽はオスだけにしかないそうです。

竹製の鳥かごや、陶器製の餌入れや、水入れもかわいかった!


その他にもカナリヤさんもいて、キレイな声で鳴いてました!




その後、私たちの宿泊するヒルトンホテルの目の前にある新光摩天展望台に行きました。

この展望台は台北一の高層ビルの46階にあり、台北の夜景を一望!

とってもキレイでした。


つづく・・・


















《228和平公園→『鼎泰豊』》2001年台湾旅行1

2001年12月26日 | 台湾旅行
マッサージ、グルメ、観光、イロイロ楽しめる台北にすっかりハマッた私と親友M子さんは、

前年に引き続き、年末に台北で1年の疲れを癒してきました!




2001.12.26~29

1日目: 228和平公園→『鼎泰豊』(夕食)→マッサージ

2日目:占い横丁→西門町→バードストリート→ 『鳥・台北』(夕食)→新光摩天展望台

3日目:九イ分観光

4日目:台湾式シャンプー→帰国


宿泊先:ヒルトン




大阪から台北までは飛行時間3時間弱という近さ!

台北に到着しホテルにチェックインしたあと、散歩がてら歩いて228和平公園に行きました。

ここには小石を敷き詰めた健康歩道なるものがあり、足裏マッサージや青竹踏みが大好きな私は大喜び!





靴を脱いで歩道を歩くと結構イタイ。けどキモチいい!

痛がりのM子さんは立つだけでも 「痛いっっ!!」 と、全然歩けませんでした!

こんなキモチいい健康歩道、うちの近所の公園にもあったらいいのにな~



都会の真ん中にあるこの公園ですが、木の上にはリスがいっぱい!



わかりづらいけど、よく探してみるとほんとにたくさんのリスが木の枝を走りまわっていました。



夕食は小龍包で有名な超人気店、『鼎泰豊』でいただく。



小龍包の正しい食べ方は、皮を破らないようにお箸でそっとつまんで酢醤油にからめ、
れんげに乗せて生姜と一緒に食べる・・・



薄い皮の舌触りがなんともいえない・・・

口の中で肉汁がじゅわ~っと広がる・・・

めちゃめちゃおいしい!

熱いうちに食べないと、皮が蒸篭にひっついて破れてしまう。

そうなると台無しなので、猫舌の私は口の中を火傷しながら食べる。

でもそのおいしさにカンゲキ☆

チャーハンもとってもおいしかったです!



いったんホテルに戻り、夜はマッサージへ。

顔のマッサージ、毛穴のおそうじ、足の裏から膝までにかけてのマッサージが同時に進行していきます。

顔の吹き出物は突き刺して脂肪や膿を出し、強引につぶされてしまう。

結構吹き出物がいっぱいできてた私は、あまりの激痛に半泣き状態。

だけどマッサージは非常にキモチよい。アメとムチが同時に与えられてる感じでした・・・


つづく・・・







《帰国前にもう一度台湾式シャンプー》2000年台湾旅行4

2000年12月28日 | 台湾旅行
4日目。

最終日ですが、帰国までの時間を利用して、あの楽しくて気持ちよかった〝台湾式シャンプー〟をもう一度体験したい!と

ホテルをチェックインしたあと、こないだの美容院に行きました

・・・・が!なんと運の悪いことに定休日!

はるばる歩いてきたのに・・・ショックを隠しきれない私たち。

でもどうしてもシャンプーしたかった私たちは、別の美容院を探してさまよいはじめました!

結構歩いてやっと美容院を見つけて〝台湾式シャンプー〟してもらうことができて、ホントによかった!満足、満足。

私はカエルがプリントされたシャツに黄パンというイデタチだったにもかかわらず、
内巻きロール髪でパーティー仕様な仕上がり。

服装に全然合ってなかったことは気にしないでおこう。

もしあのままシャンプーできずじまいだったら、ものすごーく心残りだったことでしょう・・・



台北の街は原チャリがいっぱい!



たいていの人は排気ガスを直接吸い込まないように、

かわいいキャラクターが印刷されていたり、チェック柄やドット柄など派手なマスクを着けて、原チャリに乗ってます。

そのマスクは便利商店(コンビニ)などにも、当たり前のように売られていたので、私も記念に買ってみました!

一応、女性用、男性用別で売られてますが、かなりデカめでした。



あと、これは男性のみのようですが、上着を前後逆に着て、原チャリに乗ってる人も結構いました。

なんのためなんでしょうか?不思議。




*おまけ*

台湾なおみやげ


パンダ大好きな私が大喜びで買ったぬいぐるみ。
中国宮廷時代の衣裳を着用してはります。




日本でもおなじみのローソンやファミリーマートといった便利商店(コンビニ)やスーパーにも、
もの珍しい商品がたくさんありました。

缶入りのお茶にも加糖のものがたくさんあったり、
スヌーピーなどのキャラクターにも漢字が書かれていたりして新鮮でした!

マッサージとグルメと観光に温泉・・・癒しの旅行、台湾でした!

楽しかった!おいしかった!キモチよかった!

ぜひまた行きたい!






おわり



《新北投温泉→淡水観光》2000年台湾旅行3

2000年12月27日 | 台湾旅行
3日目。

台湾最大の温泉郷、新北投温泉に行きました。

台湾は環太平洋火山帯に属し、日本と同じく世界有数の温泉国なのです。

新北投までは、台湾ご自慢の快速交通システムMRTに乗って行きました。

切符は券売機に書かれている数字どおりにしたがっていけば買える、わかりやすくなっていてヨカッタです。



見知らぬ土地では切符を買うだけでも楽しいですね。

まだ開通して間もないMRTは駅も車両もとってもきれいでした。

車窓からの景色は新北投に近づくにつれて、どんどんのどかになっていく眺めもなかなかでした。

MRT新北投駅






街の中央には、90度の源泉が沸く地熱谷があり、白煙をあげています。神経痛や皮膚病に効果があるとか。

まわりにはこの地熱谷から流れ出す温泉で足湯ができるようにもなっていました。

私たちは、公共の温泉施設で入浴しました。

男女混浴の露天風呂で、水着着用で入浴するシステム。

温泉というより、お湯の入ったレジャープールといった雰囲気でした。


白煙をあげる地熱谷







ひと風呂浴びてすっきりした私たちは、再びMRTに乗り、淡水(タンスェイ)へ。

淡水は淡水河の河口に近い港町。「台湾のベネチア」と称賛されているそうです。


アジア情緒あふれる景色





いい感じでおなかもすいてきた私たちは、海鮮料理の昼食をいただきました。

淡水名物でもある海鮮料理






昼食後は道路沿いの商店や露店などをのんびりながめながら、紅毛城(ホンマオツン)目指して歩きました。

赤い建物なのですぐに目につくだろうと思っていたのに、歩けど、歩けどそれらしき建物が出てこない・・・

このまま河を下って海まで出ちゃうんじゃないか?(大袈裟)と不安になり、元来た道を戻ってみました。

するとありました!少し奥まった小高い丘の上にあるので、見逃してしまったんですね。

紅毛城はサント・ドミンゴ城とも呼ばれ、1962年にスペイン人によって築かれましたが、
後にオランダ人に占領されたり、イギリス領事館として使われたり、1980年になってやっと所有権が台湾に渡ったそうです。

このお城は淡水と台湾の歴史をじっと見つめてきたんですね。、






紅毛城は丘の上にあるため、ここからながめる市街地や淡水河の眺めはスバラシイ!
天気もいいし、ポカポカあったかいし、眺めはいいし・・・でとってもシアワセでした。


紅毛城から見た淡水河。もうすぐ海です。






淡水をあとにした私たちは、中山駅周辺でショッピングを楽しみました。

ローカルデパートやDFSなどをうろつき、いろいろ購入しました。

今日も夜は顔+足ツボマッサージへ。

ほんと毎日マッサージで極楽。


タオルぐるぐる巻き。蒸されてる私の足





つづく・・・









《台湾式シャンプー→故宮博物館》2000年台湾旅行2

2000年12月26日 | 台湾旅行
2日目。

台湾式シャンプーを体験しようと、散歩も兼ねてホテルから歩いて美容院を探して歩く。

やっぱり私もアジア人。

この雑多で庶民的な街の雰囲気が、懐かしさにも似た感情を呼び起こさせ、

妙に落ち着いたり、ワクワクしたり・・・



なんしか歩いてるだけでも楽しくなっちゃいます




入りやすそうな美容院を見つけて入り、筆談で台湾式シャンプーをお願いする。

鏡の前のイスに座ると、まず烏龍茶を出してくれます。

そして首、肩、腰までにかけて上半身をマッサージ。

その後、その場に座ったままシャンプー液を頭につけてシャンプーがはじまります。

髪を水で濡らしもしないのに、何故かどんどん泡だっていく私の髪。不思議・・・



頭のツボをおさえたマッサージが気持ちいい!

じゅうぶんに満足いくまでシャンプーされたあと、はじめていわゆるシャンプー台へ移動し仰向きに寝ると、
その可動式のイスもマッサージチェアだった!

どこまでも気持ちいい台湾式シャンプー!

きれいにシャンプー液を流してもらったあとはブロー。

ブロー担当のお姉さんは、片手にドライヤーとブラシの両方を持ち、
器用に私のうっとしいクセっ毛をキレイに伸ばしてくれました。

これだけ満足して、お値段はわずか200元(約800円)!安いでしょ?

うちの近所にもあったらいいのになーと思う。

800円でマッサージ、シャンプー、ブローやってくれる美容院、安いし、お出掛け前に気軽に行けるよね。

なかなかのオモシロ体験。台湾へ行くことがあったらぜひお試しください!




ガイドブックを見ながら、行き先を検討中。



気ままな旅行は楽しいですね。



市場に立ち寄ってみました。



生々しい豚足が並べてあったり、
肉を剥がれまるでお面のようになった豚の顔がぶらさがってたり、
衝撃度抜群の活気ある市場でした!



Hard Rock Cafeへ。



Hard Rock Cafeのグッズを集めている私は、
くまさんのぬいぐるみと、
ピンバッチをふたつ(エレキギターにチャイナドレスの美女が腰掛けてるやつと、
エリック・クラプトン仕様のSGギターのやつ)を購入。






台北の一大観光ポイントである国立故宮博物院へ。

北京の故宮(紫禁城)は有名ですが、台湾にも故宮博物院があるんです。

収蔵品の質の高さでは北京の故宮を凌ぐとされ、世界4大美術館の1つともいわれているそうです。

ここに所蔵されている文物は約70万点。

そのうち約6000点が展示されています。


故宮博物院の入場券




所蔵されている文物のほとんどは、中国の歴代皇帝が収集した選りすぐりの逸品で国宝級の品々ばかり。
近代中国の戦乱の難を避けて、北京の紫禁城から南京、そして台湾へと移送され、
その間にひとつの欠損もなかったといわれてるそうです。

それらの品々は1階から3階までの大小二十余りの展示室に、
青銅器、陶磁器、書画、彫刻などとジャンル別に展示されています。

6000点を超える展示品を一つひとつじっくり見ていたら、半日ではとても足りないので、
〝これだけは〟っていうものをはずさないようにチェックしながら、ザザーっと見てまわっていきました。

どれもこれも高度な技術を駆使した、ためいきのでるような宝物ばかり。

中でもいちばん興味深かったのは、3階の彫刻。中には小さな小さな種に細密に刻まれた彫刻もあって、
その見事さに感心するばかり。

有名な清の時代の『肉形石』は、どう見ても豚の角煮としかいいようがないが、天然の石の形や、色の変化を利用したもの。

自然の造形って奥深い・・・この石をお皿に置いて出されたら、誰でもかぶりついちゃうよってくらいそっくり!

そしておそらくこの故宮でいちばん有名な、清の時代の『翠玉白菜』。

これは翡翠の自然の形や色を利用して彫刻されたハクサイ。

緑の葉の部分から、根元に向かって徐々に白くグラデーションしている。
その絶妙さかげんが素晴らしい!細かい彫刻にも驚かされる。

これを彫った彫刻家は、絶妙な色合いの翡翠の原石を見て、これはハクサイを作るしかない!と思ったのだろうか?

ハクサイにしがみついてるコオロギもまたスバラシかった!


展示物は季節などにもよって入れ替えられ、書画のように傷みやすいものは一度の展示期間は3ヶ月以内で、
気温や湿度条件の整った季節に公開したり、と保管にも細心の注意がはかられているそうです。

広~い博物館をザーっとひととおり見てまわることができて満足した私たちは、
4階にある中国式の喫茶室でお茶をいただきました。

庶民的な雰囲気が漂う現代的な台湾と、宮廷文化の色濃い故宮博物院、対照的な台湾の姿を見れてよかったです。


緑豊かな丘陵地に経つ故宮博物院





ミュージアムショップには名作がイロイロなグッズになって売られていました。
私は鳥さんの絵画ばかりを集めた絵ハガキのセットや、マウスパット、万華鏡などを購入しました。










夕食はM美ちゃんの強い希望で、〝陶桃〟という高級上海料理レストランへ。
フランス料理店のような店内で、どれもこれもおいしい料理をいただきました。






その後、前日とはまた違う店で、足ツボ+全身指圧をしてもらいました。
ほんと、極楽、極楽。

来てよかったー!

VIVA台湾!


夜の台北はネオンが賑やか





つづく・・・











《龍山寺→中正紀念堂→士林夜市》2000年台湾旅行1

2000年12月25日 | 台湾旅行
私、M子さん、M美ちゃんの3人で年末にどこか旅行へ行こう!ということになり、
日程、予算などを考慮した上で、金城武がめっちゃ好きな私が、「台湾にしよ!」と提案したら、
マッサージ大好きのM子さん、グルメのM美ちゃんも大賛成!

そんなわけで、台北に行ってきました!


日程:

1日目 : 龍山寺→中正紀念堂→石鍋の夕食→顔ツボ、足ツボマッサージ→士林夜市
 
2日目 :台湾式シャンプー→故宮博物館→陶桃(上海料理の夕食)→足ツボ、全身指圧マッサージ
 
3日目 :新北投温泉→淡水観光→中山駅周辺で買い物→顔ツボ、足ツボマッサージ

4日目 :台湾式シャンプー→帰国


宿泊先:台北美麗殿華泰大飯店(メリディアングロリアホテル)




12/25

関空を出発し、3時間後には台北に到着。

まず最初に台湾全島から参拝客が、世界各地からの観光客がやってくる龍山寺(ロンサンスー)へ。



あらゆる神仏が祀ってあり、どんな願いや悩み事も聞いてくれるのだとか。

日本の木の色したお寺も大好きですが、台湾の色鮮やかな塗りや金色の装飾を施されたお寺は、
異国情緒にあふれていて新たな感動を与えてくれます。


海の守護神だけど、どんな願いも聞いてくれるという天上聖母






蒋介石を偲ぶ記念公園、中正紀念公園。




敷地も広いが、建物もでかい。とにかくなにもかもが巨大でした!

門の形、屋根の形、全体的な色合い・・・建物はどれも中国的。

大理石を積み上げた白亜の中正紀念堂の1階には、蒋介石の遺品や愛車(と呼ぶのか?)のキャデラックなどを展示した展示室や

総統府にあったオフィスを移した蒋介石紀念室などがあります。

蒋介石紀念室には、本物そっくりの(って会ったことないけど)蒋介石のろう人形が執務中。



見れば見るほど、人形とは思えないほどリアル。

ほんとに今にも動きだしそうで、ちょっとコワイくらいでした。



時がとまっているかのようにピクリとも動かない衛兵さんたちは、1時間に一度交替の儀式を行うらしく、
ちょうどタイミングよくその交替の儀式も見ることができました。





蒋介石の生存年数の89段の階段を上った2階には、高さ6,3mもある巨大な蒋介石像が鎮座していらっしゃいました。



とにかくその大きさに驚くばかりの私たちでした。




紀念堂の2階からは多くの人で賑わう広場と、
そのまわりに建つ大中至正門、国立劇場、国立コンサートホールなども見渡せます。



広~い公園を見下ろすのはなかなか気持ちよかったです!




夕食前には台湾式茶法で入れてもらった
香りも味も上品でおいしい、ホンモノの台湾茶をいただきました。


夕食は石鍋料理。



とにかくいろんな食材を入れまくる鍋だった。

生のトマトまで入れちゃってましたから。

お味はあっさりしていておいしかったです。




顔ツボ+足ツボマッサージ。
顔は全体のツボ押しをしたあと、スチームをあてて毛穴の中の汚れや

脂もキレイにお掃除してくれました。

足は蒸しタオルでグルグル巻きにされた後にツボ押し。

もうなんともいえない極楽気分。

ほんまキモチええね。

足ツボマッサージ師のお兄さん






台湾最大のナイトマーケット。士林夜市へ。



色とりどりの看板を掲げた屋台や、露店、商店がひしめきあい、多くの人々で賑わっています。まるでお祭りのようです。





食べ物、洋服、雑貨にゲーム・・・ありとあらゆるものがあって、ただ眺めているだけでもじゅうぶん楽しい。

いろんな食べ物の匂いや、湯気、客引きの声や人々の喧騒などが入り交じってすごい熱気!

中でも〝臭豆腐〟という発酵した豆腐を揚げた食べ物の屋台からは、、
ものすごい悪臭をあたり一面に撒き散らしていました・・・

読んで字のごとく〝臭〟かった・・・一度食べると病みつきになるというウワサですが、
ニオイがダメで納豆も食べれない私は、軽い吐き気さえをもおぼえるこの豆腐を
興味本位でも食べてみようとは思えませんでした・・・!

何にでもチャレンジするM美ちゃんでさえ、この〝臭豆腐〟は食べませんでした!


つづく・・・