鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

盛大なお見送り~小笠原・父島ドルフィンスイム4

2002年06月30日 | 小笠原・父島ドルフィンスイム
イルカへの想い ~2002年6月小笠原・父島ドルフィンスイム1

夢のドルフィンスイム!~小笠原・父島ドルフィンスイム2

ケータ島ツアー~小笠原・父島ドルフィンスイム3

からの続き・・・


☆ ★ ☆ ★


いよいよ最終日。
楽しい時間は経つのがはやいものです。

島内観光しました。



ウェザーステーション



絶景でした!!

いつまででも眺めていられる美しすぎる景色。

冬になると、ここからあっちでもこっちでも、ザトウクジラのブリーチングが見られるそうです。

恐るべし小笠原。


☆ ★ ☆ ★


おがさわら丸の前で




おんなじ部屋に泊まって仲良くなったみんなと一緒に。

みんなイルカが大好きな、いい人たちだった。



☆ ★ ☆ ★



いよいよお別れの時。

おがさわら丸に乗り込み、デッキに出ると、「蛍の光」が流れ、小笠原太鼓を叩いてくれる。



民宿の人たちも手を振ってくれてる。なんだかとても感動的。

大きなドラの音が鳴り響き、いざ出港・・・

「きっと、また来ます!」と思わずにはいられないです。








そして、出港したあとも、このようにたくさんの船が お見送りしてくれるのです!!



みんな手を振ってくれてます。



船旅でなければ、味わえない感動です。

涙腺もゆるみます。


30分近くも船のお見送りは続きます。
そしてホントの最後のお別れのとき、

「さようならぁ~!」と船から海にダイヴしてくれます!

今度小笠原へ行ったときには、ぜひ私も見送る側にまわりたい!

そして海に飛び込みたい!







この旅行で野生のイルカと泳ぐ、という夢を叶えることができました。

その経験は自分が想像していた以上に素晴らしく、心の底から幸せだと感じました。

イルカだけではなく、マンタやウミガメ、たくさんの魚たち

どこまでも美しい青い海と、島の自然を感じ 自分の中で確実になにかが変わりました。

小笠原の海は、私の人生を大きく変えることになるのかもしれません。




小笠原で出会ったすべての人々、イルカさんたち 、
そして島の大自然に感謝。



ありがとう!




おわり


ケータ島ツアー~小笠原・父島ドルフィンスイム3

2002年06月27日 | 小笠原・父島ドルフィンスイム
イルカへの想い ~2002年6月小笠原・父島ドルフィンスイム1

夢のドルフィンスイム!~小笠原・父島ドルフィンスイム2

からの続き・・・


☆ ★ ☆ ★



さて、2日めは父島を1日かけて、イルカを探しながら一周するツアーです。

南島に上陸して、ランチタイム。

ビーチで飲む味噌汁がこんなにおいしいなんて、はじめて知りました!

暑いビーチで、熱い味噌汁!最高でした!


南島 扇池 





この日も、ミナミハンドウイルカや、ハシナガイルカに遭えました!

もうとにかく、ひたすら海が青くて青くて・・・

ずっと「青い!青い!」って連発してしまいました。

感動しっぱなし。



☆ ★ ☆ ★


海中公園はまるで龍宮城のよう。

お魚いっぱい!





珊瑚の上にお魚が寝そべっているのが見えますか?


ホンソメワケベラにキレイにお掃除してもらって、ホントに気持ちよさそうだったんですよ



☆ ★ ☆ ★




アオウミガメ





夜は、海洋センターに海がめの産卵を見にいきました。

海洋センターでは、海がめの保護活動を行っておられます。

小笠原ではこの時期、海がめの産卵ラッシュです。

残念ながら、私が駆けつけたときには、産卵は終わったあとで、一生懸命卵の上に砂をかけてました。

ほんとに一生懸命、途中で 「ハァーッ」って大きなタメイキ(?)つきながら

「もうええんちゃうん?」って思う程、たくさん砂をかけてがんばってました。

センターのスタッフの方に産みたての卵も触らせてもらいました。





☆ ★ ☆ ★




次の日は父島の北約50kmにあるボニンアイランド、ケータ島ツアーに参加。




いちばん上を泳いでるコは、大きなお魚くわえてます




どアップ。かわいすぎ!




嫁島の近くでは ハシナガイルカ の群れに会えました。




前も後ろも右も左もイルカ!

どこ見たらいいのか迷うくらいだった。

鳴き声もいっぱい聞こえた。幸せ~!






嫁島マグロ穴では アオウミガメ もいました。






1mを超える磯マグロや、サメ、エイなんかも見ることができました。

みんなとっても優雅でした。

この後、ケータ島に上陸して昼食。

やっぱりこの日もビーチで おにぎり & 味噌汁!

おいしかった!

食後は島全体が一望できる丘の上まで登りました。

すごく暑くてキツかったけど、その甲斐あって

太平洋360度の大パノラマは最高でした!

その後、シュノーケリングで ネムリブカってサメがお昼寝してる岩の下を覗いたり、(起こしちゃいました。ごめんなさい。)

バラクーダなんかも見れました。




父島に向かう帰り道、嫁島付近でまたハシナガイルカの群れに出会って喜んでたら、
ミナミハンドウイルカもやってきました!


かなり年輩かと思われる、でっかくて傷跡なんかもいっぱいある貫禄あるコもいました。

うれしくて海ん中でシュノーケルくわえたまま、キャーキャー言ってたら、

イルカも じーっと止まってこっちを見ながら、しきりに鳴いてました!

イルカの鳴き声ってホントにかわいい!!




つづく・・・



夢のドルフィンスイム!~小笠原・父島ドルフィンスイム2

2002年06月26日 | 小笠原・父島ドルフィンスイム
イルカへの想い ~2002年6月小笠原・父島ドルフィンスイム1

からの続き・・・


☆ ★ ☆ ★


私が持ってた古い本の情報と違い、現在は父島まで25時間30分で到着する。

おが丸に乗ってから、ずーっと窓のない船室で寝倒していた私。

翌日起きてデッキに出てみたら、空は晴れてるし、見渡す限りの水平線!

海の色も日差しも、昨日とまったく違っててビックリ。

いろんなことが、一瞬にしてどうでもよくなり、ひたすら幸せ気分。

海って何時間見てても飽きなくて、おかげでえらく日焼けしてしまった!



~聟島(むこじま)列島~

小笠原諸島最初の島、ケータ列島が見えてきました。



いろんな形をした奇岩が並んでて、おもしろいです。

いよいよ「来ちゃったんだあ。」って実感し始める。

はやくイルカに遭いたいな!





父島に上陸して、間もなくいざドルフィンスイムへ!

25時間以上もおがさわら丸に乗って、やっと着いたばかりなのに、また船に乗っちゃう自分に驚き。

でもはやくイルカに遭いたくて、ワクワク!

船に乗ってまだそんなに時間も経たないうちにイルカ発見!

ミナミハンドウイルカです。

早速海に入ってイルカと泳ぐ!







いきなり夢が叶ってしまった。

子連れのイルカもいたので、すぐに行っちゃったけど

ものすごく幸せでした!




~父島の沖約1キロにあるボニン(無人)アイランド、南島に上陸~


サメ池





扇池






みんなで記念撮影






カツオドリのつがい



どこにいるかわかりますか?
クチバシが青いほうが(右)オスだそうです。

オスがメスに求愛するときはダンスを踊って、メスのハートをつかむそうです。(調べた。)

そして一度夫婦になると生涯相手を変えない、心優しい鳥なんだって。

実際、クチバシを絡めたりして、とっても仲むつまじく幸せそうでした。






~ダイバーの憧れ、マンタ!!~




マンタ、産まれて初めて見た!

シュノーケリングでマンタと泳げるなんて!




さすがです。小笠原!

感動です!でかいです!

ほんとに畳1枚分くらいはあるように見えた。

私達の真下を優雅に泳ぎ去っていきました。

私はかなりエキサイテイングしてしまいました。

水ん中で思わず、「おおぉー!」って叫んでました。

今度はダイビングで、下側(裏側か?)から眺めてみたいものです。




~ハシナガイルカ~



ハンドウイルカよりクチバシが長くて、体つきもシャープですごくかっこいいイルカです。

赤ちゃんもいました。

150頭くらいの群れが、ボートのまわりに集まってきました。

ハシナガくんたちは、ボートにはとても興味を示して遊びにくるのですが、

人間とは遊んでくれないそうです。(ハワイ島のハシナガは一緒に泳いでくれるらしいですが。)

ボートと競争したり、引き波で波乗りしたり、

スピナードドルフィンという英名のとおり、さかんに回転ジャンプも披露してくれました!

小さい赤ちゃんも一生懸命回転ジャンプしてて、すごーくかわいかった!!

到着して半日で、こんなに充実。大満足。はるばる来た甲斐ありました。



つづく・・・

イルカへの想い ~2002年6月小笠原・父島ドルフィンスイム1

2002年06月25日 | 小笠原・父島ドルフィンスイム
~イルカへの想い~



イルカと泳ぐことが、ものごころついたころからの夢でした。

ダイビングのカードを取得したのも、ダイバーになれば水中でイルカと会えるかも・・・と思ったから。

(イルカと泳ぐのには、ダイビングよりシュノーケリングが適していることは後になって知った。)

これまでにも、国内外のいろいろな場所で様々なイルカプログラムに参加し、

イルカと遊んだり、触らせてもらったり、一緒に泳いだりしてきました。

でもそれは全部 ’’飼われてる’’イルカたちとのこと。

それでもイルカが大好きな私にとってはとてもうれしいのだけれど、やっぱり

イルカと同じ海の中で自由に泳ぎまわる野生のイルカに会いたい、

イルカのすむ海全体を感じたい、と思い続けていました。



~世界でいちばん遠い島~

たくさん持っているイルカの写真集や、イルカに関する本に出てくるイルカたちの写真のほとんどは

バハマ、御蔵島、小笠原で撮影されたもの。

野生のイルカと泳げる場所としてはじめて知った小笠原という島、

本によると、’’おがさわら丸’’という東京から週に1本程度しか出航していない船が唯一の交通手段で、

片道28時間30分かかるらしい。

24時間あれば飛行機で地球の裏側まで行ける時代に、28、5時間の船旅とは!

船が週に一度じゃ、スケジュールを合わせるだけで大変!日程も長いし仕事も休めない。

そんな遠いところに一緒に行ってくれる人もいない・・・

「なんぼイルカが好きでも、この島に行くのは無理!」と思ってあきらめてました。




この2002年、悲しい別れを何度も経験し、すっかり元気をなくしていた私。

心ににポッカリあいた穴。


海に行きたいなあ・・・

イルカと泳ぎたいなあ・・・

なんてぼんやり考えていたときに思い出したのが小笠原!

諸事情により仕事も断っていたので暇もある。

一緒に行く人がいないなら、ひとりでいけばいいじゃん!

小笠原に行くのは今しかない!

と思いたった私は、2週間後には’’おがさわら丸’’に乗っていました!



つづく・・・