鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

2006年11月03日 | 神奈川旅行
桃源台からバスで大涌谷まで移動。





大涌谷は別名地獄谷とも呼ばれ、

岩肌むきだしの谷から絶え間なく白煙が立ち込める様は、まさに地獄のよう。




周囲は硫黄臭がたちこめ、

硫化ガスのせいで植物も育たず、殺伐とした風景が広がります。



白濁の湯がボコボコ






白煙モウモウで太陽もかすんでる






ここからも富士山がばっちり見えます








大涌谷名物の黒たまご。





白濁のゴボゴボ沸き立つ硫黄の湯で作ったゆでたまご。


ひとつ食べると7年長生きするそうな。

買って帰って父にも食べてもらいました。





大涌谷天望台。




わたしの頭の中では

♪あーたまをくーもぉのーうーえにだーし・・・

ふーじはにっぽんいちのぉーやまー♪と

ずーーーっと富士山の歌が流れてました。




大涌谷から早雲山まではロープウェーで移動。



緑、黄色、茶色、赤・・木々はいろんな色に変化中。




いろとりどりで綺麗でした。




早雲山から強羅までは山の斜面を感じることができる
箱根登山ケーブルで移動。




強羅から小田原までは箱根登山鉄道。

箱根の主な乗り物には全部乗りました。

帰りの新幹線は小田原停車のひかりだったので、乗りかえなしで新大阪まで帰ってくることができました。




はじめての箱根の旅。

1泊2日の短い時間だったけど、箱根の自然を満喫できました。

私にとっては傷心旅行でもあったわけだけど、

『星の王子さま』の世界を思い出すこともできたし、

おいしい食事に温泉、

部屋にいながらにして富士山と芦ノ湖をながめられる贅沢も味わえました。

天候にも恵まれ、湖上の景色も楽しめました。

母もとても喜んでくれたので、いい誕生日プレゼントと親孝行にもなりました。

そしてなにより、圧倒的な存在感の美しい富士山から、大いなるエネルギーをいただき、

また前向きな自分になることができました。



私にはひなちゃんがお天気にしてくれ、綺麗な富士山を見せてくれたような気がしています。

どうもありがとう☆


ーおわりー






《富士山!!》2006年箱根旅行4

2006年11月03日 | 神奈川旅行
滞在2日目。

ホテルで朝目覚めると同時に窓の外を眺めると、朝焼けにそまる富士山の姿が。



雄大で圧倒的な存在感。

そしてとても美しい。

眺めているだけで、ものすごいパワーやエネルギーを感じます。


感動しました。



別の窓からは芦ノ湖も見えました。



今日もいいお天気みたいです。




朝風呂に入りに行くと、露天風呂からも富士山が見えました。

お風呂につかりながら富士山が見れるなんて最高です!

朝食をすませて部屋に戻ってみると、もう空はすっかり青く輝いてました。

富士山とお月様のツーショットです。



母とお部屋でお茶をすすりながらも、富士山をながめていられるなんてしあわせやなぁーと

しみじみ。




チェックアウトしてから、ホテル内のティールームでケーキセット。
モンブランを食べました。おいしかった~☆

バス停までのんびり歩いてると、ロープウェーの工事のおじさんが

ゆうべ一晩で一気に葉っぱが色づいたって言ってました。

このあたりは紅葉より、黄葉が綺麗なんだって。

確かに黄色がとても綺麗。






バスで桃原台まで。
その間もずっとバスの窓から富士山。

富士山って見えただけで、

どうしてこんなにワクワクするんやろ?

箱根海賊船に乗り、芦ノ湖を1周しました。




桃源台付近




元箱根付近。富士山が見えます






海とか川とか湖とか、水のある場所が大好きな私。

遊覧船に乗って、風を感じたり、きらめく水面や、移りゆく湖上の景色を眺めてるだけでもしあわせなのに、
富士山も見えるなんてさらにしあわせ。

でもこの芦ノ湖から富士山が見えるのは、天気のよい日の午前中に限られるみたいで、
1泊2日の旅でこんなにばっちり富士山が見れたのは、とてもラッキーなことだったのかもしれません。

神様、どうもありがとう。



つづく・・・




《星の王子さまミュージアムから富士山の見えるホテルへ》2006年箱根旅行3

2006年11月02日 | 神奈川旅行
サン=テクジュペリが幼少期を過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城の前に広がる庭園には、
大きなクリスマスツリーが。





ミュージアムは壁もこんなにかわいいのです。







自分の部屋もこんな壁だったらいいのにな。






時は夕暮れ。

日が落ちてくると、先ほどの点灯夫はちゃんと明かりを灯していました。








1930年代のパリを模した通りにも明かりが灯ります。





こちらは美容院






ミュージアムショップ〝五億の鈴〟には、ほしいものがいっぱい。
店ごと買い占めたいくらいでした。

ゾウをのみこんだウワバミのぬいぐるみ、

ピアス、キーホルダー、タオル、ノート、お弁当箱・・・

私も母もいっぱい買い物してしましました。

買い物に夢中になってる間に外はもう夜。

庭園とクリスマスツリーもライトアップ。



とても綺麗でした。





思う存分、星の王子さまミュージアムを満喫し、ホテルへ。

「富士山の見える宿」というパンフレットで申し込んだホテル。
富士山と芦ノ湖がよく見える角部屋を用意してくれてました。

到着したのがもう夜だったので、今夜は富士山は見れないと思ってたら、

晴れた日は夜でも富士山のシルエットが見えますよ、とホテルの人に言われた。

半信半疑で窓の外をながめてみると。。。

うわぁーすごい☆夜の闇の中に富士山がそびえ立つ姿が浮かびあがって見えました!

素敵☆

すっかり気をよくした私と母は、そのまま温泉へ。

ここのホテルは温泉も楽しめるんです。

露天風呂はすごく気持ちがよかった。

すっきりしたあとは食事。

名産の金目鯛をはじめとした海の幸が中心の、おいしい食事をおなかいっぱいいただきました。

ここでも満足の私と母。

食事のあと、ロビーでピアノコンサートをやっていたので聴かせてもらいました。

ショパンの別れの曲や、シューマンのトロイメライなど

有名だけど大好きな曲をたくさん演奏してくださり、入り込んで聴き入ってしましました。

メロディーが切ないものが多いので、ひなちゃんのことを思い出して泣きそうになったりもしました。


クラシカルな雰囲気のホテルのロビー





つづく・・・


《続・星の王子さまミュージアム》2006年箱根旅行2

2006年11月02日 | 神奈川旅行
サン=テクジュペリが幼少期を過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城の中にあるチャペルを再現したという
サン=テクジュペリ教会。




チャペルの中も素敵です





こんなにかわいいステンドグラス






ウワバミの小径。



ここの花壇はウワバミの形をしてました。



展示コーナーでは『星の王子さま』の作者、サン=テクジュペリの
生い立ちから、行方不明になるまでの彼の生涯を伝える写真や、居室、職場を再現したコーナーがあり、
作品の原画や手書き原稿、家族や友人に宛てた手紙なども展示されていました。

母とふたりで、じっくりと観ることができ、とても満足です。

というのも、私にとって『星の王子さま』という作品は、人生の聖書みたいなもので、

はじめて読んだとき、ものすごく衝撃を受けました。

〝目に見えない大切なこと〟を忘れないおとなになりたい、と強く思い、

その後、大学の児童学科にすすんだのも、現在保育士として働いていられるのも、

この『星の王子さま』に出会ったことが大きく影響しているんです。

大学入試の小論文にも一生懸命『星の王子さま』について書いた記憶があります。

だから、こうした展示物を見て、

飼っていたフェネックキツネのこと、孤独な砂漠での勤務、

しあわせなだけではなかった結婚生活、命がけだけど大好きだったヒコーキ乗りの仕事についてなど

この作品が生まれるまでの過程などを知ることができることもよろこびなのです。





ランチはミュージアム内のフレンチレストラン、〝ル・プチ・フランス〟でいただきました。

私はお肉のコースを注文。





料理もデザートも美味しかったです。

使われてる食器類もすべて星の王子さまが描かれてるもので、すごくウキウキしました。





つづく・・・












《星の王子様ミュージアム》2006年箱根旅行1

2006年11月01日 | 神奈川旅行
母への誕生日プレゼント旅行で箱根に行ってきました。

ほんとはこのプレゼント旅行には奄美大島へ行く予定で、ずいぶん前から予約してたんだけど、

大切な愛鳥のひなちゃんの体調が悪くなり、看病のためにキャンセルしました。

だけど残念ながらひなちゃんは亡くなってしまい、

大切なひなちゃんを亡くした上、楽しみにしていた奄美旅行にも行けなくなって、どーんとココロが落ちこむ日々・・・

でも、いつまでも落ち込んでばかりじゃ、なにもはじまらない。

いつも落ち込んだ私を前向きにさせてくれるのは豊かな自然の風景。

どっかいこ!とココロを決めたら即行動。

以前から富士山を見に行きたい!と思っていたので、

家にあった〝富士山の見える宿〟というパンフレットを見ながら、箱根なら富士山を見れるだけでなく、

同じく以前から行ってみたかった『星の王子さまミュージアム』にも行ける!ということで、

行き先は箱根に決定!母も箱根に行ってみたかったらしくて大賛成。

前日ぎりぎりに予約して、行ってきました!!




はじめに行く予定だった直行便でひとっ飛びの奄美に比べ、箱根への道のりは結構遠い。

ひかりとこだまを乗り継いで小田原まで行きます。

新幹線の車窓からは見事な富士山の姿が!



ああ、これだけでも、もう来てよかった~って気分になります。



小田原駅で箱根登山電車に乗り換え。
駅はガラスをたくさん使ったおしゃれなデザイン。

ここから箱根湯本まで行きます。




箱根湯本駅からはバスに乗りかえ、『星の王子さまミュージアム』へ。

木々の合間をくぐり抜けながら走るバスからの景色も気持ちよかった。

ついに来ました。アコガレの『星の王子さまミュージアム』。

正式には『箱根サン=テクジュベリ 星の王子さまミュージアム』というらしい。

エントランスでは王子さまの像としゃぼん玉がお出迎え。





門柱にも王子様





ふるさとのB612番星の上に立つ王子さま





入ってすぐは1900年代初頭のプロヴァンスの街並。








点灯夫広場やコンスエロのバラ園なんてのもあります。


点灯夫。青い空が綺麗。





王子さまの両隣にはヒツジときつね






庭には王子さまが訪ねた星の住人たちがいました。

王子さま





王さま





実業屋





地理学者




点灯夫






ほんとにいいお天気でしあわせ。

すがすがしい気持ち。











つづく・・・