さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

明日から1週間のショートステイに出かけます

2023-02-28 23:44:53 | ショートステイ

さっちゃんが初めてショートステイしたのは2021年11月のことでした。

そして、それが最初で最後になってしまいました。

何故なら、2回目のショートステイの前に部屋で転んで大腿骨転子部骨折という重傷を負ってしまったからです。

 

明日からは、さっちゃんにとっての2回目のショートステイです。

訪問看護師のM木さんのひと言、「2月中に一度ショートステイしてみたら」との言葉に押されるようにとんとん拍子で進みました。

二転三転して、結局2月には利用できなかったのですが、明日3月1日から利用することになったのです。

これまで長くお世話になっていたI老健でショートステイも行なっているということで、お願いすることにしたのです。

さっちゃんをよく知っていてくれるスタッフさん達が多くいる安心感は大きいですね。

ただ、ここのショートステイのシステムは1週間単位なんです。

今回は3月1日(水)~8日(水)でお世話になるわけです。

 

ショートステイとは直接は関係がないのでしょうが、今日は人の出入りや今後の予定の策定などが多かった日でした。

午前中には訪問診療でお医者さんが来てくださいました。

さっちゃんの体調にはとりわけ問題はないようですね。

血液検査のことだと思うのですが、「時系列結果報告書」をくれました。

去年の4月、7月、8月、今年の2月に2回、計5回の結果です。

中でも、「アルブミンと血色素量の値がいい」とおっしゃってくださいました。

詳細は僕には分かりませんが、「いい」と言ってくれると安心しますね。

 

午後訪問看護でM木さんが来てくださいました。

ひと通りのバイタルを調べて、僕に「聞いておきたいことはありませんか?」と言ってくれます。

ここのところ頻発しているオムツからの漏れを防ぐにはどうすればいいのか、聞いてみました。

特に、便の漏れですね。

便(下痢便)が漏れるのは仕方ないことのようです。

と言うのも、下痢便は完全な液体ではないので、パッドやオムツになかなか吸収されないのだそうです。

時間がかかるんだそうです。

するとその間に、どうしても漏れ出てしまうんだそうです。

「オムツから漏れ出て、ズボンを汚さない方法はありませんか?」と僕は聞いてみました。

「そうですねぇ。股(肛門付近)部分をキュッと引っ張らずに、便が溜まるよう空間を残しておくといいのでは?」

確かに一理ありますね。

また、「パッドを十字になるように2枚セットしたらどうですか?」とも提案されました。

「なるほど名案だ」と思いましたが、いま考えてみると、股下のセットの仕方はなかなか大変そうですね。

股下部分の広い、大きなリハパンのようなのがあればいいのかなと思いますね。

昔の女子の体操着のブルマのような。

ピコスルファートナトリウムを15滴投与した夜は、そんなブルマのようなリハパンを穿いてもらっておくとか。

ともかく、あるもので工夫してみたいと思っています

 

M木さんと重なって、ケアマネのT口さんも来てくださいました。

3月最新のサービス利用票を持って来てくださいました。

また、ちょうどその時I老健の相談員のS田さんから僕とT口さん宛に電話が入りました。

さっちゃんの胃瘻の交換3月9日でA病院に決まったとの連絡でした。

早速、T口さんが介護タクシーの予約を決めようとしてくれます。

その後、T口さんは事務所から電話をくださり、価格と迎えの時刻を教えてくれました。

S田さんはショートステイに持って来るものについても教えてくれました。

基本はデイケアと同じで、日数が長くなるだけですね。

 

まあ、とにかくバタバタした忙しい1日でした。

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1988年初めての尾根歩きを奥多摩で行ないました

2023-02-26 22:58:08 | さっちゃんの山日記 1988年

2023年1月23日(月)、部屋の片付けをしていると、さっちゃんの山日記が見つかりました。1988年のおよそ半年分です。さっちゃんが山行記録をメモ程度に書き残していたり、日記のように書いていたことがあることは知っていましたが、こうやって改めて見つかりましたから、元気だったころのさっちゃんを知ってもらうためにも、公開しようと思います。(青字は僕の書き加えた文章です。人名等は書き替えています)

 

1988年2月14日(日) ハイキング 御嶽駅~棒の嶺~白谷沢~有間ダム~河又

 

今年はどういうわけか、ぜんぜん尾根歩きをやっていない。足ならしをしなくてはと、奥多摩のハイキングコースにでかける(5~6時間コース)。

時期的にもたまには雪がでてくるのではと登山靴をザックに、その他はとくにもってゆくものがない。荷が軽いのはよいことだ。

まだ2月だというのに、どこにも雪のユの字もみあたらず、道は乾燥しているくらいであった。気温も高く、汗ばむほどである。

ハイカーも1人位しか逢わず、のんびりと歩く。棒の嶺の頂上はだだっ広い。すこしだけいて、又、戻り、岩茸石の方へ下り、白谷沢沿いに下る。沢にそって登山道がつけられている。上部は沢登りの対象になりそうだな。が、中間はまあまあである。しかし、横を登山道がとおっているのは、いただけない。

有間ダムに出て、しばらく歩くと河又のバス停であった。

立川発7:13~御嶽駅

御嶽8:10~休憩10:25~棒の嶺12:20~12:25~岩茸石12:45~12:50~白谷沢下降点(ベンチあり)13:00~13:30~有間ダム14:25~河又14:40

河又発バス14:40(バスが遅れていたので間にあう)~飯能へ

時間も早いので、竹田でかるく食事をして帰宅

交通費 北○○→ミタケ    850

    河又→飯能(バス) 530

    飯能→北○○    350

            ¥1730

 

2023.02.26 追記

僕が一緒だったかどうか出てきませんが、恐らく一緒だったと思います。さっちゃんはあまり単独での登山はしないタイプでした。僕自身もこのコースを歩いた記憶はありますし。

前年にさっちゃんは僕の住まいの隣り町に引っ越して来て、僕たちは通い同棲のような状況でした。さっちゃんが独りで「竹田」で食事して帰ることは考えられません。僕と一緒に食事しているはずです。

山で小さなメモ帳に時間とかを記録している姿は記憶にあります。いつもではありませんが。でも、普通サイズの日記帳に書いて残しているとは、僕は知りませんでした。

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今日、市役所からオムツなどが届きました

2023-02-25 23:49:43 | トイレ・排泄

さっちゃんがいま必要なのはテープ止めタイプの紙おむつと尿とりパッドの夜用と昼用です。

1日4回、オムツ交換タイムがやって来ます。

おしっこが漏れずにパッドで止まっているとパッドだけを取り替えます。

ですから、昼用パッドが通常1日に3枚は必要になります。

 

昨日の金曜日、僕は天覧山へ行きました。

数日前はこの日は行けそうにないと思っていました。

昼用パッドが足りそうになかったからです。

天覧山ではなくて、パッドを買いに行かなければならないと思ったからです。

でも、翌日だったか、よく考えてみると夜用パッドを昼に使っても構わないんだ、と思ったんです。

夜用パッドの方がたくさん残っていましたから。

それで、天覧山へ行くことにしたんです。

 

ところが、火水木金土と、5日連続して朝のオムツ交換で紙オムツを交換しなければならなくなってしまいました。

それで一挙に紙オムツが足りなくなる可能性が、というか確実に不足することになってしまったのです。

と言うのは、市役所の在宅紙おむつ等購入費給付事業で申し込んでいる品物が25日以降にならないと届かないからです。

最悪28日に届いたり、その前日の27日に届いたりすると、日月と平穏に過ぎたとしても、紙オムツは全然足りなくなってしまうのです。

金曜日の天覧山はN村さんと二人なんですが、僕は行く約束をしてしまっています。

もう仕方ありません。

金曜日の3時に駅に着いて、紙オムツが購入できる店を回って、急いで買って帰宅するしかありません。

金曜日、僕はイギリスパンを駅のパン屋さんで購入し、速足で次のお店へ向かいました。

そこで紙オムツを探し、購入。

隣りのコンビニでマンガ雑誌と牛乳も買いました。

そこから再び速足で家へ向かいます。

家の中に入って数分後、電話が鳴ります。

「あと2~3分で到着します」

 

今朝、オムツなどが届きました。

8時40分でした。

紙オムツは実際はギリギリ足りて、間に合ったんですね。

しかし、市役所から届く前に全てを使いきってしまうことになります。

手元に紙オムツがひとつもなくなるのです。

そんな状況で土曜日、日曜日、月曜日を過ごせるわけがありません。

月曜日のデイケアには必ず紙オムツも1枚持たせますしね。

そんな不安な状況で何もせずにおられる訳がありません、

ですから、天覧山終了後、昨日紙オムツを買っておいたのは大正解です。

▲右から、横モレあんしんテープ止めSサイズ 22枚×2袋、一晩中あんしん尿とりパッド夜用スーパー 14枚×3袋、あんしん尿とりパッド女性用 30枚×3袋。

 

ケアマネさんを通じて、注文した品物は知っていましたから、値段を計算すると8610円になります。

市の給付限度額8000円ですから、はみ出している610円実費になります。

8000円部分は1割負担で800円、ですから計1410円の支払いだとばかり思っていました。

ところが、請求額は861円でした。

驚いて、納品書をよく見てみると、給付限度額8888円になっています。

2021年よりも給付限度額888円も上がったんですね。

有難いことです。

 

これからは毎月月末には届きますから、安心です。

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昨日も今日も朝のオムツ交換が大変でした

2023-02-23 23:31:08 | トイレ・排泄

バレンタインデーにさっちゃんが戻って来てから10日間が経過しました。

多くの人々の助けを受けながらですが、自分なりにだんだんと慣れて来たと思います。

手際が悪いので、自分の時間(デイケアの日以外で)をなかなか作ることが出来ません。

まあ、でも、だんだんに介護生活に慣れて行けば自分の時間も作れていくだろうと楽観しています。

 

僕自身の食事を作る時間もなかなか十分には確保できないのが現状ですね。

朝食はさっちゃんと一緒に暮らすようになってからの定番メニューを守り続けています。

コーヒー、パン(今はイギリスパン)、ベーコンエッグ、トマト、レタス。

コーヒーは豆から毎朝挽いています。

朝食8時前後に食べることが出来た日は2日間ほどあったでしょうかね。

ほとんどは10時前後に遅れてしまいがちです。

昼食はカップ麺、オートミール、パンなどになることが多いですね。

夕食はご飯に味噌汁、おかずは以前作って冷凍しておいたものを解凍して食べるか、簡単に作れるものを作ったりしていますね。

 

テレビを観たり新聞を読んだり、マンガ雑誌を読んだりする時間も、ぐっと減りました。

録画している番組が増えるばかりで、2年以上前の番組から溜まっているのですが、古い録画番組を消さなければ新しいのが録画できない状況に陥っています。

マンガ雑誌も溜まっていく一方ですね。

 

まあ、そんな状態でも僕ひとりの孤独な生活ではなく、さっちゃんがいてくれるだけで人の温かみが加わりますから、温もりのある生活になります。

とは言え、大変なことも多いですね。

何が大変と言っても、排泄がらみで発生する悪戦苦闘事態が一番でしょうね。

でも、さほど苦ではありません。

その悪戦苦闘をどのように打開していくか、打開策の発見をクイズのように楽しんでいます。

 

一昨日の夜はピコスルファートナトリウムを15滴投与しましたから、昨日の朝は排便があるはずの朝です。

しかも、下痢便が。

8時5分、オムツ交換に取りかかり、寝巻きのズボンを下ろし始めると、ズボンの股の部分が汚れています。

オムツの股部分から下痢便が少し漏れ出しているのです。

いろんな理由があるのでしょうが、ひとつには僕のオムツの穿かせ方が悪かったのかもしれません。

それはともかく、ズボンに付いた便でさっちゃんの足を汚さないようにするには、ズボンをどう脱がせばいいのか?

オムツの股の部分からはみ出している便で、腰やお尻の下に敷いてある防水シートをどうすれば汚さずに済むか?

オムツの中はもっと酷くて、さっちゃんの肌に付着している便の面積を増やさないように、どうすればパッドを外せるのか?

さっちゃんの肌に付着している下痢便をどうやって拭き取って綺麗にすればいいのか?

些細な問題点も含めると、解決しなければならない課題は山積していました。

その解決策を見つけ出すことを僕は楽しんでいました。

実際、名案が浮かぶと、とっても嬉しくなってしまいます。

 

全てが終了したのは9時でした。

その後も、便で汚れた寝巻きのズボンの洗濯があります。

防水シートも少し汚れていたので、もうひとつのに替えて、防水シートも洗濯しました。

さっちゃんも疲れた様子です。

何10回となく、右に左にゴロリゴロリとさっちゃんも動かされますから、疲れてしまっても当然です。

 

そして、今朝7時50分のこと。

便ではなくて、おしっこでした。

オムツ交換の時、最初に寝巻きのズボンを下ろし始めます。

その時、ズボンの股部分が少し濡れていることに気付きました。

上着の裾部分も何となく湿気っているように感じました。

寝巻きが少し濡れているということは、防水シーツも少しはおしっこが滲みているということです。

 

ですから、全とっかえですね。

まあ、前日の下痢便騒動に比べると、気楽なものです。

着替えると言っても、さっちゃんは僕に協力なんてしてくれません。

腕も無理矢理動かそうとしても、もっと抵抗するだけです。

そんな時のさっちゃんはもの凄く力が強いんです。

気分を和ませながら時間をかけて腕を動かし、袖に通して行くんです。

今朝も全てが終了したのは9時でした。

 

便と尿、二日続けて貴重な体験が出来ました。

今後、似たようなケースが発生しても何とか切り抜けることが出来ると思います。

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今日は訪問看護師のM木さんと今後の便秘薬ピコスルファートナトリウムの使い方について話し合いました

2023-02-21 23:23:12 | トイレ・排泄

さっちゃんは昔から便秘持ちです。

認知症になる前からその苦痛はたま~に話を聞くことがありました。

さっちゃんが自分で排泄処理が上手く出来なくなり始めると、その問題には僕も直面するようになったのです。

僕のブログの「トイレ」カテゴリーにはそのような内容のがたくさんあります。

一例として、次のブログを載せておきます。

昨年は10日間以上排便がないの当り前でしたが、今年からはそれほどでもありません。ですから、排便周期を考えることにしました

 

2021年10日間以上排便がないことも、当り前ではありませんでしたが、ありました。

さっちゃんと一緒にトイレにこもって、何10分もお腹のマッサージなどしましたね。

その効あって見事に出た時は、まさに「万歳!」でした。

 

今は胃瘻を通じての経腸栄養剤ですし、なかなか固形の便は出辛い状況です。

それ以上に、大腸(さっちゃんの場合は横行結腸)に便やガスが溜まると、胃を圧迫するんだそうです。

それで吐きやすくもなるのだそうです。

吐く際に、胃の内容物が口の方へ上がって来ます。

それを誤嚥してしまう危険性がさっちゃんにはあるのです。

誤嚥すると、またしても誤嚥性肺炎になってしまう可能性が高まります。

ということもあって、さっちゃんにとって便秘問題は重用事項なんですね。

 

今、さっちゃんはピコスルファートナトリウムという便秘薬を飲んでいます。

I老健では1日に7滴ずつ2回に分けて服用していたようですが、自宅介護となり状況も変わったので、現在はその服用方法を模索中なんです。

さっちゃんが帰って来てからの1週間は以下の通りでした。

    便のあるなし   その日の夜の薬の滴数

14日    ✖          15

15日    ○          0 (朝の便が下痢気味なので服用中止)

16日    ✖          10

17日    ✖          15 (10滴では出なかったので)

18日    ○          0

19日    ✖          15

20日    ○          0

21日    ✖          15

データとしては少ないですが、この範囲内で分かることは「15滴服用すれば翌朝は必ず排便がある。ただし、下利便だが」ということ。

 

このデータをもとに、M木看護師と今後の計画を話し合いました。

M木さんはデイケアのある日に、デイケアにいる時に、排便があるようにコントロールしたいようでした。

でも、そのコントロールはかなり困難でしょう。

デイケアのある日に排便するのは前夜に15滴服用すればいいので、ほぼ実現可能です。

しかし、デイケア最中にというのはどうでしょう?

デイケアの前夜に15滴服用したのは20日のケースだけです。

▲8:49。20日の朝、デイケアに出かける準備を終えてスタンバイしているさっちゃん。朝のオムツ交換では排便はありませんでした。デイケアに送り出してから、布団の防水シーツを見たら、便で汚れていました。オムツ交換の後に下痢便が出て、しかもオムツからも漏れ出していたんですね。この写真のさっちゃんはすでに出た後ですから、さっちゃんは気持ち悪かったでしょうね。

 

20日の場合は、上の写真のキャプションのように僕には負担がかからなかったのですが、いつもそうとは限りません。

この日も、下痢便が出ていることが予想できたので、早朝6時に起床して、さっちゃんを急かすことなく、ひとつずつゆっくりとこなして行きました。

下痢便の始末に手こずったり、着替えまで必要になるかもしれませんから、デイケアに出かける朝にはたっぷり過ぎるほどの時間が欲しいのです。

 

と言う訳で、僕はM木さんに提案しました。

「デイケアの日には排便が無いようにしてください」と。

「下痢便への対処が大変なのは分かっていますが、時間さえあれば何とか対応します」と。

そうなんですよね。

デイケアの迎えの時間までに排便事態を解決できているか否かが心配だし、不安なんですよね。

極端な話、さっちゃんの下半身が糞まみれになったとしても、どうにかなります。

介護ベッドのマットは防水ですし、その上の敷布の上にはさらに防水シーツを敷いています。

タオルでも拭くことは出来ますし、お尻拭き用ウェットティッシュもあります。

デイケアでない日なら、僕は心おきなく時間もかけて対処できるのです。

 

M木さんはそんな大変なことはデイケアのスタッフに任せたいと思っていたようですが、お迎え前なら僕がすることになるんです。

しかも、時間に急かされて。

で、結論はこうです。

デイケアのある月曜日と金曜日の夜に15滴投与する。

つまり、デイケアのある日の翌朝に排便があるようにするという訳です。

その他の日の夜は0滴です。

とりあえずはこの方法でやっていることにします。

まだ模索中ですから、今後も最善の方法を考えていきたいと思っています。

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日曜日、さっちゃんは車椅子で食事(経管栄養)しました。テレビからはユーミンや竹内まりやの歌が

2023-02-20 23:39:39 | 介護生活

さっちゃんの食事(経管栄養)は一日に2回、12時からと17時からです。

I老健の時は確か10時からと16時からだったと思います。

でも、デイケアでの食事時刻と自宅での食事時刻とを一緒にして、生活リズムを一定にしようと、このような設定になったようです。

 

日曜日の朝、僕は自宅介護で初めて二度寝してしまいました。

疲労が溜まっていたんでしょうかね?

ですから、8時からの白湯200ccを飲む(経管投与)のが9時25分からになってしまいました。

そのままスライドして、12時からの食事が13時20分からになってしまったのです。

 

I老健入所中は食事は車椅子で摂っていたそうです。

家でも、ベッドの上ばかりでの食事では変化に乏しいですし、身体も少しは動かした(移動させた)方がいいのではと思います。

家でも、お昼の食事は車椅子で摂るようにしたいと思っています。

それで、オムツ交換の後、13時過ぎに車椅子に移乗させました。

▲13:23。部屋は暖かいですけれど、それでも布団の中よりは気温も低いでしょうから、防寒には気を配ります。さっちゃんの手を握っている、僕の手も写っていますね。手の左側にはビニールの管が見えています。

 

さっちゃんの前にはテレビの画面があります。

以前さっちゃんは、テレビの中の世界と現実との区別がつかなくなって、混乱してしまったことがありました。

ですから、さっちゃんにはテレビを見せなくなってしまったのです。

でも、今では映像自体の認識が極度に弱いようですし、むしろ刺激を与える意味でも見せた方がいいと思っています。

で、録画してあった番組の中からユーミン竹内まりやの歌の番組を流すことにしました。

2つ合わせて1時間半くらいでしたね。

さっちゃんはエンシュア1缶と白湯150cc。

僕も一緒にカップ麺の蕎麦を食べました。

僕はすぐに食べ終えるのですが、さっちゃんの経管栄養は1時間近くかかります。

終了してからも、同じ起きた姿勢を30分~1時間とる必要があります。

 

僕はさっちゃんの横で、テレビから流れている竹内まりやの曲に合わせて口ずさみ始めました。

聞き覚えのある曲が多いですし、テレビ画面には歌詞も写されます。

さっちゃんの真横で僕は大きな声で唄うようになりました。

竹内まりやの歌ってラブソングが多いんですよね。

さっちゃんと僕の間に流れた感情はそんなにロマンチックなものではありませんでしたけれど、共通するものも多いですよね。

歌詞の言葉に刺激され、昔の想いだか今の想いだか、とにかく感情が昂って、そのまま僕の涙腺も緩んでしまいました。

何度も何度もを流しながら、唄えなくなりながら、僕は唄い続けていました。

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さっちゃんのデイケア最初の日、僕は天覧山へ行きました

2023-02-18 23:25:23 | 僕の自由時間

老々介護の身の小生です。

以前はケアマネさんも介護士さんも山の仲間も、誰もがみんな僕のことをことさらに心配するのを不思議に感じていました。

もちろん、理屈では僕自身も理解は出来ていたのですが、しっくりと納得できてはいませんでした。

 

でも今、意思疎通が不可能な、自分で飲み食いできない、動けない、排泄処理が出来ない、そんな妻のさっちゃんを自宅介護していると、痛感できます。

周囲の手助けしてくださる方々の優しい想いが痛いほど有難く感じられます。

自宅での単独の介護、しかも老々介護ですから、僕が倒れるとさっちゃんも共倒れです。

僕自身の肉体的健康、精神的健康を大切にしなければならないことがよく理解できるようになりました。

 

登山を愛する者は幸いなり。

何故なら、登山をすることが肉体的精神的健康に直結しているからなり。(聖書の一節のように書いてみました)

ですから僕は、今のような状況下にあっても、可能な限り登山を楽しむことをさっちゃんのためにも自分のためにも行なおうと思えるのです。

 

以前、さっちゃんがデイサービスに通っている間に天覧山ひとり岩トレを実践していました。

F沢さんとも一緒に熱心に岩トレを繰り返しました。

ただ、この頃はまださっちゃんのためと言うよりも、短時間でもいいので僕自身のために楽しみたかった方が強かったかもしれません。

さっちゃんがデイサービスから戻るまでに帰り着かないといけませんから、2時くらいには終了します。

 

現状も同様です。

月金のデイケアの日にやはり2時まで天覧山での岩トレが可能なんです。

ただ、朝のお迎えはデイサービスの時より少し遅くて、岩場到着は11時くらいになってしまいます。(以前は10時~10時半だったかな?)

それに、普段はさっちゃんを置いて小1時間でも外出は出来ませんから、月金だけが買い物等の用事をすることのできる日になってしまいました。

ですから、月金はいろんな意味で貴重な日なんです。

僕の思いとしては毎週1回は天覧山で岩トレしたい!

ひとりの時は1時半で下山して、帰宅前に買い物をすることも考えています。

と言う訳で、昨日の2月17日(金)天覧山で岩トレをして来ました。

HTさんと一緒です。

▲11:29。HTさんのこの日の目標は、このトラバース岩の3往復半。ところが、「3往復半できた!」と僕が思った直後に落下。達成は次回に持ち越しました。僕はと言うと、トラバースのセカンドルートのムーブを探っています。HTさんがやっているのはノーマルルートですが、セカンドルートになると格段に難しくなります。昔は出来ていたんですが、ムーブも忘れてしまっていますし、クライミング能力も低下していますから、まったく出来ないんです。ちなみに身長の低いさっちゃんにはノーマルルートは不可能なんです。でも、さっちゃんはセカンドルートを出来ていましたよ。

 

▲13:40。蛇岩の5.7のルートです。斜めホールドの多いこの岩でのバランスのとり方がHTさんはだいぶん良くなりました。次回はいいクライムが出来るのではないでしょうか。すでに13時40分ですね。これでこの日の岩トレは終了しました。HTさんにはちょっと申し訳ないですけれどね。

 

片付けをして、下山開始です。

以前もこの時間に下山する際には寄っていたお団子屋さんで、みたらし団子1本を買いました。

前は90円だったのですが、世界的な小麦や燃料費の高騰の煽りで1本100円になっていましたね。

こんなところで世界情勢を感じる僕でした。

15時01分にH島駅着。

朝食用のパンとレタスを買い、牛乳も買いました。

自宅までの20~25分を急ぎます

15時54分「もうすぐ到着します」との連絡が入りました。

肉体は疲れていますが、精神的にはリフレッシュできた感が明確に自覚できます。

さすがに肉体疲労の影響は夜に現われました。

17時30分から18時20分まで、さっちゃんに経管栄養を投与した後、自宅介護4日目にして初めて、途中で寝てしまいました。

かろうじて目が覚めて、20時20分からオムツ交換、21時05分から白湯200ccと便秘薬15滴の投与が出来ました。

危ない、危ない。

 

でも、天覧山翌日の今日はすべてが快調でしたね。

良い効果があったのではと、自画自賛です(笑)。

今後も可能な限り続けていきたいと思っています。

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暖かな陽ざしが入る部屋の中で、僕はさっちゃんに話しかけました

2023-02-16 22:54:42 | 介護生活

「さっちゃん、外を見てごらん。青空だよ」

「・・・・・・」

「こんなに天気がいいと、山を歩きに行きたいね」

「・・・・・・」

「いろんな山を登ったねぇ」

「・・・・・・」

「いろんな沢や岩も登ったねぇ」

「・・・・・・」

「ニュージーランドにも行ったね」

「・・・・・・」

「ヨセミテにも行ったね」

「・・・・・・」

「ネパールには一緒に行きたかったね」

「・・・・・・」

僕はこんな風にさっちゃんに話しかけ続けました。

外は寒気が強くて寒い日ですけれど、ガラス越しに差し込んでくる陽射しで部屋はポカポカと温かいんです。

さっちゃんが横になっているベッドの脇に僕は座り込んで、さっちゃんの顔を覗き込みながら喋りかけ続けました。

ゆっくりと、過去の想い出を噛みしめながら、喋りかけていました。

「また、さっちゃんと一緒に山へ行きたいなぁ」

「・・・・・・」

僕の眼にが滲んで来ました。

今、ブログにこの文章を書きながら、再びが滲みます。

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今日の午前中はウンチとの格闘でした

2023-02-15 23:57:50 | 介護生活

昨晩、ピコスルファートナトリウム15滴を投与した時点から予測されている事態ではありました。

この液体の薬は下剤なんです。

現状、この薬の使用法を模索状態のようですね。

I老健では朝夕に7滴ずつ入れていたのですが、自宅介護になるので、改めて対応を考えているみたいです。

おそらく、僕の介護が楽になる方法を模索してくれているような気がします。

 

今朝の8時前からオムツ交換をしました。

白湯を入れる前にそうした方がいいからです。

液状の下利便の可能性もありました。

でも、軟便ではありましたが、液状ではありませんでしたから、少しホッとしたのも束の間、そのに驚きました。

軟便のせいもあったのかもしれませんが、おそらくは昨晩の僕のオムツの穿かせ方が悪かったのでしょうね。

パッドからはみ出しているばかりか、オムツからもはみ出して、寝巻きのズボンにたくさんウンチがこぼれていました。

 

介護トレーニングは夕方4時ころでしたし、入浴直後のことも多かったですから、オムツ交換はとても楽でした。

オムツ交換と言うより、パッドの交換だけでしたね。

ウンチがほんの少しでも付着していたことなんかありませんでした。

ですから、排便後のオムツ交換に不安感を抱いていたことは確かなんですね。

以前、リハパン+パッドの時に、排便処理をしたことはありましたけれど、固形の便でしたから処理は楽でした。

今は液体の栄養を経管投与している訳ですから、固形の便は出ていないようですね。

 

もう、一体全体どのように処置すればいいものか、見当が付きません。

シーツの上には防水シーツを敷いてありますから、その点は安心なんですが、これ以上あちこちにウンチが付着しないかと心配なんです。

悪戦苦闘し、パッドとオムツを外し、ズボンを脱がせました。

上着には被害が及んでいなかったのが幸運でした。

次はウンチまみれのお尻周辺を綺麗にしなければなりません。

お湯で絞ったタオル3枚を使って、拭きました。

陰部や肛門周辺は清浄綿で拭きました。

防水シーツも汚れることなく、新しいオムツとパッドを穿かせて一件落着。

40分間の格闘でした。

 

実際はその格闘はウンチに汚れたズボンとタオルを洗濯機にかけるまで続いたんですけどね。

お風呂場でウンチの付いたズボンとタオルをお湯でしっかりと洗い流してから、それだけを洗濯機にかけました。

 

本当は水曜日は訪問看護はない日なのですが、僕のことを心配してくださって、M木看護師は11時半に来てくださいました。

そして、まずはオムツ交換。

ズボンを下げると、思いがけず臭いがします。

オムツを開けると、たっぷりのウンチが。

まあ、朝ほどの量ではありませんでしたけれどね。

M木さんにやり方を教わりつつ、実際にも半分以上はM木さんにやってもらって、無事に対処できました。

パッドを巻き取るように外したり、オムツを敷いたままでお尻のウンチを洗い流したり、小技のオンパレードです。

こればかりは数多く場数を踏む以外なさそうですね。

M木さんが1時間以上いてくださったので、本当に助かりました。

 

M木さんがおっしゃるには「これは軟便と言うより、下痢ですよね」だそうです。

ですから、今晩の下剤投与は無しということに決まりました。

M木さんは夕方の4時にも20分間来てくださいました。

この時も臭いがしたので、「またか!」と思ったんですが、違いました。

膝の上あたりにウンチが付着したままになっていたんです。

昼の時に見落としていたんですね。

ズボンを穿き替えて、さっちゃんの脚はお尻拭きのウェットティッシュで拭きました。

これはM木さんが持って来てくれたものなんです。

我が家にはアルコールタイプのウェットティッシュはあるのですが、それは顔とかお尻とかは拭けないのだそうです。

刺激が強すぎるからでしょうね。

 

夜にももう1回オムツ交換をしましたけれど、オムツ交換は難しいですね。

このオムツ交換がしっかりと出来るようになれば、僕の自宅介護生活もうんとになりそうなんですけどね。

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さっちゃん本人が聖バレンタインデーのチョコレートです!

2023-02-14 23:53:35 | 介護生活

さっちゃんがついに我が家に帰還しました。

長かったですね。

2021年11月大腿骨転子部骨折、その後の重篤な肺炎、そして老健生活ですから、1年3ヶ月ぶりです。

途中10日間の自宅生活はありましたけれど、不安だらけの10日間でしたからカウントする必要ないでしょう。

 

今日一日は怒涛のような一日でした。

それは夜中の今も続いていて、このブログも手短かに済ませようと思います。

 

▲11:56。自宅に帰って来てすぐころの様子。介護タクシーに揺られてきたので疲れているのだと思います。

 

▲12:08。前日に届いた介護ベッドに寝てもらいます。

 

▲12:44。寝てます。

 

13時45分、尿取りパッドの交換、尿量200g。

14時20分から白湯200cc補給。

15時30分ころから担当者会議のために、看護師、ケアマネ、介護士、理学療法士の計5名が来る。

16時には最初の訪問診療でお医者さんが来る。

様々に対応せねばならず、僕はバタバタ。

17時から経管栄養でエンシュア1本入れる。

この頃にはケアマネさんと訪問看護の看護師さんふたりになっていた。

栄養補給が終わり、最後に白湯30ccをフラッシュした際に、胃瘻のボタンから外れたようで、周辺が水浸しに。

着ていた服を全部脱がせて着替えることになった。

僕にとっては初めての着替え体験。

20時、パッド交換する。

夜用の排尿7回分対応のパッドに。

13時45分から6時間ほど空いたが、尿量は350g。

スポンジブラシで口腔ケア。

その後、スポンジブラシで水分を吸い取る。

20時40分、就寝前最後の白湯200ccの補給。

便秘の薬15滴も白湯に加える。

これまでは2度に分けて7滴、7滴だったのを1度で15滴にするので、翌朝が心配。

翌朝に下痢状態になっている可能性があるのだそうだ。

そうなっていたら、改めて考え直そうとのこと。

 

主だった項目だけでもこれだけ列記できる。

その他、細かなこともたくさんある。

昼から、本当にバタバタだった。

 

ただひとつ、大きな喜びもありました。

17時台だったと思います。

さっちゃんが素敵な笑顔を浮かべてくれました。

まだ残っていた看護師さんとケアマネさんもその笑顔に接して喜んでいました。

家なので、マスクも外していますから、はっきりと笑顔だと分かりました。

そんな表情に接すると、幸せな気分になりますね。

 

まだ、この後、契約書を読んでサインする箇所がたくさんあります。

時間が足りなくて、僕の今晩の夕食はカップ焼きそばとリンゴ半分でした。

明日からは少しは生活のペースが生まれて来ると思います。

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