さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

ほぼ3ヶ月ぶりの天覧山岩トレは惨憺たるものでした。岩登りに必要な筋肉の衰えは壊滅的!

2021-03-31 23:58:12 | 僕の自由時間
首都圏の緊急事態宣言が解除されました。
解除の理由は不可思議なもので、医療体制が少しは良くなったという理由はまともですが、もうひとつの理由が笑っちゃいますよね。
それはこれ以上緊急事態宣言を発令し続けても効果が望めない、というもの。
横這いもしくは僅かに増加傾向さえみられる中での緊急事態宣言解除とは一体なんなんでしょうね?

専門家の多くが新規感染者の1日あたりの数(東京都の場合ですが)がせめて2桁になって欲しい、出来れば1桁と言っていました。
でも、いつの間にか500人を切れば解除の条件は満たしていると言う暗黙の了解まで出来上がって来ていました。

医療従事者の方々は医療体制のステージがステージ2、3だとしても限りなく2に近い3が望ましい、そう主張して(願って)いました。
それも、いつの間にかステージ3ならOKとなってしまっていました。
前の週と比べた新規感染者数の比も1以上、つまりステージ4なのに緊急事態宣言を解除してしまいました。

この国の政治、行政はどうなってしまったんでしょうね!
何も本気を感じさせる対策を打ち出したり実行したりしません。
国民の努力に“おんぶにだっこ”です。
国民も自分たちばかりが頑張っている状況に我慢も限界に達して来たんでしょうね。
菅さんや小池さんのおっしゃる言葉も聞き流すようになってしまいましたよね。
上の人たちは基本的な感染症対策のことしか言いません。
国民は政治や行政によって守られているという実感を全く抱くことが出来ません。
医療従事者の方々には本当に本当に感謝している、どれだけ感謝しても足りないほどだと思っているのにね。
政治家や官僚も見えないところで頑張ってくれているとは思いますけれど、見える形で効果的なことがなされていないのは事実です。
台湾やニュージーランドのニュースに接すると、羨ましく思います。
国内でも和歌山県や山梨県は頑張っていますよね。

いやいや、思わずブログで日頃の鬱憤を語ってしまいました。

僕が所属している山岳会でも山行自粛していたのですが、緊急事態宣言解除を受けて、活動再開させました。
という訳で、僕も約3ヶ月ぶりに天覧山での岩トレを再開することにしたんです。

以下、先週3月25日の天覧山岩トレの記録です。

2月から木曜日もデイサービスに通うことにしました。
会の仲間のF沢さんが木曜日なら一緒にトレーニングできるので、今後は2人でのトレーニングになります。
2人ですから、トラバースだけではなく、ザイルを使用した練習も可能になりました。
そのうち、トップロープでの練習もしたいと思っています。

F沢さんは車で来るので、最下部岩場で合流します。
トラバース岩から最下部岩場への急傾斜の岩場でF沢さんと会いました。
40分くらい前には到着していて、両方の岩場ですでにトレーニングを始めていたそうです。

仲間がいると、僕もこれまでのようにマイペースでのんびりゆっくりという訳にも行きませんね。
とりわけ、仲間がやる気満々の伸び盛りの人だと尚更です。
まあ、それもそんなにない体験ですから、ちょっと忙しいことを楽しみながらやっていこうと思います。
でも、柔軟体操やストレッチはこれまでと同じように十分やった方がいいですね。

僕は最下部岩場でのトラバースを8往復するつもりでしたが、途中で数が分からなくなってしまいました。
このトラバースは準備体操のようなものですから、あまり数に拘る必要はありません。
多分、7往復くらいしたんだとは思います。


▲11:46。最下部岩場の核心部である左端を通過中のF沢さん。


▲左端の核心部にはこれくらいの小さなホールドが3ヶ所ほどあります。RCCⅡグレードで4級+だと思います。


▲11:47。最下部岩場の右端部分をトラバースするF沢さん。まっすぐ伸びた木が折り返し点です。このアングルから撮った写真で見ると、最下部岩場も結構大きく見えますね。端から端までも10mはあると思います。往復で20mですから、10往復すると200mになるんですね。F沢さんはこのトラバースを17往復したことがあるとか。もう何度でも出来そうですね。

この後、上に登って、トラバース岩へ行きました。
軽く昼食を済ませます。
僕は以前同様、塩くるみパン1個。


▲12:45。F沢さん、トラバース岩の左から右をチャレンジ中! スタートしてすぐのこの箇所が繋がっていないそうなんです。右足をもっと安定したスタンス(足場)まで下ろせればいいのですが、そのためにしっかりとしたホールド(手がかり)が欲しいのです。僕は通過できているのですが、自分でどうやっているのか自覚がないので、すぐには教えてあげられませんでした。


▲12:52。トラバーススタート地点左上にミツバツツジが咲いていました。天覧山はツツジも多くて綺麗な山ですから、しばらくするとツツジ目当てのハイカーも増えるでしょうね。


▲12:55。いよいよ僕もトライしてみます。この写真がトラバースのスタート。この時はまだ、これまで同様往復は出来るものと甘く考えていました。


▲13:00。ここがF沢さんが繋げられない箇所。右手、左手とホールドを掴み、右足を大きく右下の大きなスタンスに下ろします。僕もちょっと苦労しましたが、何とか出来ました。関係のない話ですが、写真で見ると僕の胴回りはそれなりに太目ですね。腰のくびれがない(泣)。


▲13:02。このコーナー(曲がり角)も久し振りなので苦労しましたが、何とかクリア。さらにこの写真の右の外まで進み、片道終了。続いて右から左へ。コーナーも何とか通過したのですが、その直後、右の指がヌルヌルします。よく見ると右手中指から血が出ていました。ヌルヌルして滑りそうですし、それ以上に、岩場を血で汚しても申し訳ありませんから、そこで終了。5分の4往復で終了でした。


▲13:06。続いて、F沢さんが通過出来ない箇所を練習。この写真の位置からスタート。


▲13:06。このホールドがいちばん楽かどうかは分かりませんが、いろいろ試したうちのひとつです。僕も血が止まったので、いろいろと試してみましたが、最終的にいいムーブが見つかりました。昔は楽に通過していた記憶があるので、もっといいムーブもあるのかもしれません。

僕も久し振りに、あ~でもない、こ~でもない、と言いあいながらクライミングのムーブを探し合う楽しさを味わいました。
F沢さんは若いですから(20代です)、すぐに僕のレベルを越えていくでしょう。
同じレベルや少し上のレベルのクライマーとトレーニングする楽しさをまた味わえるかと思うと、ワクワクしますね。
過去の自分のクライミングレベルと肩を並べるように早くなりたいですね。
(なかなか大変、本当に無理そう、なのは当然なんですが)

最後に、1往復にチャレンジしたのですが、4分の1くらいでパワー、持久力ともに切れてしまいました。
2度、3度チャレンジしても同じでした。
この3ヶ月間のブランクでクライミングに必要な筋肉が衰えまくっています。
パワーも減っていますし、それ以上に持久力がまったくなくなってしまいました。

20代後半で沢登りを始めてから1ヶ月以上、沢にも行かない、岩にも触らないことはありませんでした。
3ヶ月間も筋肉を使わなければどうなるのか、初めて知りました。
悲惨なものですね。

筋肉が使い物になりませんから、これで終了。
でも、ほぼ予定時間にもなっていましたしね。



自分の町に帰って来ると、脚が酷く重いことに気付きました。
帰宅して、シャワーを浴びても、脚の重さは続いています。
さっちゃんがデイサービスから帰って来て、いつものように散歩に行くかどうか悩みました。
それほどに脚は重くなっていました。
脚にとっては軽く歩いた方がいいだろうと思い、さっちゃんと二人でいつもの基本周回コースを散歩しました。


▲16:48。土手すぐ下の桜並木。歩いていると、さほど脚の重さは感じなくて済むようでした。


その日の夜、布団に入って寝ようとしていると、足が攣り始めました。
脹脛や太股ではなく、足の裏と足の甲の筋肉が攣るんです。
小さなスタンスや傾斜したスタンスをしっかりと捉えるために足に力を入れますが、そんな際に使う筋肉なんでしょうね。
右足も左足も同じ箇所が攣ります。
布団の中での足の置く位置、足と脚の角度などを上手に調節しないと、猛烈に攣って激痛が走りそうです。
これ以上痛くはならないように注意深く対応し続けなければなりません。
けっこう長い時間が経過し、やっと足の攣りが収まりました。
それにしても、こんな箇所にもクライミングで使う筋肉があったんですね。

翌日、翌々日と、全身が筋肉痛でした。
もちろん全身と言っても、クライミングでよく使う(普段はほとんど使わない)筋肉がです。
脹脛や太股は疲労感はありましたけれど、筋肉痛にはなりませんでした。
太股の前の部分、一番下の肋骨あたり、肩甲骨から脇の下、胸、二の腕、指、手の平、・・・・の筋肉などですね。
月曜日あたりでようやく収まって来ました。
全身疲労もあったせいか、また喉が腫れて来て、体調もあまり良くありませんでしたね。

これまで自覚はなかったんですが、クライミングによって普通では使わない筋肉をたくさん使っていたんですね。
これほどあちこちが筋肉痛になるような運動が出来ることは嬉しいことです。
今週、来週と続けることで、体も慣れて来ることでしょう。
更なる成長が楽しみです。
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さっちゃんと桜のコラボ 第2弾!

2021-03-30 23:57:32 | 散歩
奥秩父や奥多摩の山々が次第に標高を低めて来て、ついに広大な関東平野に吸収されてしまうあたりに僕は住んでいます。
この辺りの河川敷の森や藪にはタヌキやキツネ、シカやイノシシ、イタチもアナグマも棲んでいます。
外来種のアライグマだっています。
(以上、『ダーウィンが来た!』ですぐ近くの河川敷特集をやっていました)
キジの鳴き声はしょっちゅう聞こえますし、運がいいと姿も見ることが出来ます。
以前住んでいたアパート(今のところの近所)のベランダにはコジュケイが飛び込んで来たものです。
シラサギ、アオサギ、カワウ、トンビ、カワセミ、ササゴイ、・・・・いろんな鳥もいます。

まだまだ自然豊かな大都会を流れる多摩川、その多摩川は今、桜に彩られています。
ただの散歩なんですが、その散歩が華やかなものになるのが今の季節。
さっちゃんと桜のコラボ、第2弾です。


昨日、月曜日はさっちゃんの掛かり付けのお医者さんへ行きました。
薬がもうすぐなくなるからです。
だいたい1ヶ月に1回は診てもらっています。
午後の診療時間は3時からなんですが、桜の花見も兼ねて歩いて行きますから、家を2時ころには出ました。


▲14:11。多摩川土手の散歩道に出ると、いつもは下流に向かって歩き始めますが、掛かり付け医のクリニックは上流にあります。野球場やテニスコートもある河川敷の公園を通ります。桜も見頃に入っていて、お花見のグループも少しですがいました。


▲14:17。春はお花がいっぱい! 菜の花ですね。


▲14:17。菜の花の隣りにはチューリップ。


▲14:29。公園を抜けて、多摩川の土手に出て来ました。この土手では毎年桜祭りが開催されるのですが、昨年も今年も中止です。


▲14:35。もうとっくに、クリニックは通り過ぎました。この土手の桜の端まで行くつもりだったのですが、さっちゃんは次第に不機嫌になって来ました。この日の異常な暑さと歩き疲れのせいもあると思います。ここらへんで引き返すことにしました。


▲14:37。クリニックへ戻るのですが、土手の下の道路の方が少しは陰があって涼しいかもしれません。それに、桜のトンネルのような場所もあるので、なかなか綺麗なんです。まだ診療開始には時間がありますから、途中の公園のベンチで休憩しました。さっちゃんも少し休んだので、機嫌も直って来たようです。

この日の診察は何の検査もありませんでしたから、問診だけでした。
処方箋をもらって、すぐそばの薬局で購入します。
経腸栄養剤が1ヶ月分あるので、それだけで数kgになってしまいます。


▲15:32。だいぶん陽も傾いて来ました。比較的大人数の花見グループもいますね。


▲15:41。薄い雲で覆われていた空でしたが、帰り道では青空になっていました。河川敷の公園でパチリ!


▲15:43。桜の花だけも撮ってみました。7分か8分咲きだと思います。完全に見頃ですよね。満開の時よりも綺麗かもしれませんね。


ここからは今日さっちゃんと桜です。

4時半ころ、さっちゃんはデイサービスから帰って来ました。
車から降りて来て、僕と対面するなり、「行こ、行こ」と僕に言います。
スタッフさんも知っていますから、「じゃあ、散歩に行ってらっしゃい」と言います。
すぐにでも僕を引っ張って散歩に出かけそうな勢いのさっちゃんに、僕は「お見送りをしてからね」と言います。
デイサービスの車が角を曲がる前から、さっちゃんは散歩スタートモード。
こんな積極的な感じなのも珍しいことです。
心身共に調子がいいのでしょうね。


▲16:41。芝生の広場は桜の樹で囲まれています。10数本全ての桜が見頃になりました。


▲16:45。途中、土手の下にある公園の桜も見頃になりました。この桜は開花が遅くて、先週まではまばらにしか咲いていなかったんです。それがこの暖かさ(暑さ)で一気に開きましたね。


▲16:59。これは前にも登場したアパート前の桜。見事です。さっちゃんをこうやって桜の樹の前に立ってもらって写真を撮るのはなかなか大変です。でも、今日は2回目か3回目ではじっとその場所で立っていてくれました。


▲17:01。この桜並木も再登場ですね。少し先にあるベンチでは子供を連れた4人家族がお花見をしていました。

今日はこの桜並木から再び土手に戻り、もっと先まで歩きました。
今日は(も、かな?)最後までスタスタとさっちゃんとしては比較的速いスピードで歩き通しました。
長く歩くと、腰は少し曲がって来るのですけれど、さっちゃんは歩くこと自体は全然嫌がりませんね。
やっぱり歩くことが好きで、楽しいんでしょうね。
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さっちゃんは嬉しそうに「散歩、行こ!」と言いました

2021-03-28 22:56:18 | 言葉
昨日は何となく体調すぐれず、散歩には行きませんでした。
喉がほんのほんの少し痛く、僅かに軽い頭痛があって、全身の筋肉痛による(のかな?)倦怠感もあるような気がしていたからです。
端的に言うと、心身ともにシャキッとしてなかったんでしょうね。
今日はほとんどそんな感じも消えて、少しの怠さだけが残っているだけでした。
という訳で、今日は散歩に出ます。

さっちゃんは3時くらいから何となく出かけたがっているようでした。
落ち着かないさっちゃんに、僕は「今すぐは無理だけど、1時間後くらいに出かけようかね」と言います。
そして、いよいよ4時も過ぎたころ。
さっちゃんと散歩に出かけることにしました。
まずはさっちゃんの出かける支度をします。
念のためトイレに行き、部屋着から外出着に着替えます。
それが終わると僕が準備、僕の準備は数分で完了します。

もうこれで出かけるだけ、となった時に、僕はさっちゃんにちょっとだけ意地悪をしました。
「僕はこれから散歩に行くけど、さっちゃんはどうする?」と聞いたんです。
さっちゃんはその質問にはモゴモゴ言うだけで、明瞭には答えられませんでした。
でも、当然のことながら「私も行く」という気持ちは伝わって来ます。

それで、僕は椅子に座っているさっちゃんの両手を掴んで立ち上がらせます。
その時でした。
さっちゃんが元気な嬉しそうな声で「散歩、行こ!」と叫んだんです。
正しい言葉に気持ちもしっかりと載せて、この瞬間にふさわしい会話でした。
言葉は心を表現するものですから、さっちゃんのこの言葉は満点でしたね。

散歩自体はいつもの基本の周回ルートです。
桜並木のところだけ、少し遠回りはしましたが。


▲17:02。多摩川土手(右)のすぐ下にある桜並木です。まだ満開ではありませんが、見頃に入りました。曇天の空なのが残念です。中央の左にベンチが幾つか置いてあるのですが、3組の方々が散歩の途中の休憩をしていました。

基本の周回ルートはこの桜並木の手前から土手を離れるのですが、今日はこの写真の奥まで歩いて、左の抜け道に入りました。
湧水の流れ沿いの散策路を通ります。
今日は鴨が4羽いました。
鴨を見た後に、さっちゃんが「あっ!」と叫んで空を見上げます。
僕に何かを示しています。
僕もそちらを見上げると、アオサギが右から左へ飛んで行きました。
僕が「鴨だよ~」と言っても、あんまり関心を示してくれないのに、実はちゃんと自然をよく見てるんですね。

この散策路から離れるところでは、右上に戻るような感じで坂道を上がって行きます。
その曲がり角に来た時、さっちゃんは明瞭に「こっち行くよ」と言いました。
散歩道とか駅やスーパーへの行き帰りの道は何度も通るので、さっちゃんは道を覚えていることもあるようなんです。
そんな時、「こっち」とか、それに似た発声をしたり、体の動きで示したりすることはよくあります。
でも、今日みたいに正しい文章で「こっち行くよ」とはなかなか言えません。


「散歩、行こ!」と「こっち行くよ」のふたつだけですけれど、十分に嬉しいふたつでした。
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今回はさっちゃんと桜のコラボです

2021-03-26 23:56:51 | 散歩
僕が住んでいるここ東京の田舎は都心に比べると、気温が少し低いんでしょうね。
連日テレビでは都内の桜の見頃や満開の映像で溢れています。
でも、この辺りの桜はこれからが見頃。

さっちゃんは初めて開花した桜を見つけた興奮、次第に見頃に近づいて行くワクワク感、満開の桜の木の下に佇む悦び、
桜吹雪の儚く美しい風情、葉桜を眺めて今年の桜を振り返る追憶
など、桜にまつわる多様な感動を心の中に溜めこみながら楽しむことは出来ません。
でも、その刹那刹那の桜の美しさに心楽しませることは出来るようです。

今日のブログは、僕の心の中の面倒な感情は抜きにして、桜の樹のそばで佇むさっちゃんのグラビア写真だと思ってください。


▲16:34。多摩川土手に下りてすぐの芝生の広場です。桜の樹が10数本あります。左の常緑樹はサザンカ。これも見事に咲きますよ。


▲16:35。芝生の広場のいちばん下流側の2本が何故か開花が進んでいます。5分か6分咲きくらいでしょうか?


▲16:39。多摩川と夕陽をバックにしてパチリ。右の遠くには奥多摩の大岳山や御岳山が見えています。


▲16:47。通る土手のすぐ横で、木の枝の伐採作業中でしたから、電動のこぎりの騒音を避けて、河川敷の藪の道に入りました。ここの踏み跡は細いですから手を繋がずに歩きます。


▲16:54。アパートで北風から守られた桜の樹。この桜も開花が進んでいます。


▲16:55。土手のすぐ下に桜並木100mほど続いています。肉眼で見ると、これくらいの開花状況でも綺麗に見えています。


▲16:58。こんな感じの桜並木なんです。この下を歩いていちばん向こうまで行き、普通の人は通らない抜け道から帰りました。
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さっちゃんの便秘はもちろん継続中ですが、最近は問題にするほどでもなくなって来たようです

2021-03-24 23:19:33 | トイレ・排泄
10日ほど前のブログに3月に入ってからのさっちゃんの排便状況をまとめていますね。
今日はその続編みたいな内容です。
タイトルにもあるように最近のさっちゃんの排便状況は安定していて苦痛からも解放されています。
間隔が10日間とか2週間とか20日間とか、心配になって指折り数えていた頃とは違っています。
数日から1週間安定しています。
以前は苦痛からなのか、さっちゃんの目の前に座っている僕を叩いたり蹴っ飛ばしたりとかありましたが、最近は極めて平和です。
さほど息むこともなく、スルリと出ています。

前回の報告以降、16日の火曜日デイサービスで排便がありました。
トイレであったとのこと。
どれくらいの量だったかは詳しく確認していませんし、デイサービス側でもそこまでは見ていないと思います。
1回ポトンと水音がしただけでも、結構な量が出ていることもありますから、水音1回1本の便、と思っていたら大間違い。
翌日にパッドに汚れが少しあっただけで、その後何もありませんでしたから、おそらくそれなりの量が出たのでしょう。

そして、昨日の23日でした。
デイサービスのスタッフさんにも「今日は7日目なので出るかもしれません」と朝のお迎えの時に言っておきました。
でも、さっちゃんが帰って来ると、スタッフさんからは「今日はおしっこもお通じもありませんでした」と。
おしっこもないとは、珍しいですね。
そのまま散歩に出かけ、案の定途中でおしっこを漏らしました。

散歩から戻って来て、5時半にトイレに入りました。
散歩の途中でおしっこをしましたから、パッドが重くなっています。
取り換えるためにパッドを外しますが、そのパッドが少し便で汚れています。
あれ~っ!
これは排便のある予兆だな。
おしっこも出たばかりですから、トレペで拭いたのですが、肛門付近が顕著に膨らんでいます。
すぐにでも出そうです。

さっちゃんの下腹部をマッサージしてあげます。
時折お腹の筋肉が硬くなります。
息んでいるんでしょうね。
そんなことを繰り返す中、水音が3回ありました。
それなりの量が出たはずです。
トレペで拭き、使ったトレペを便器の端に置いて、さっちゃんが立ち上がった後で確認してみました。
便器の見えない奥にも入ってしまっていると思いますが、見えているだけでもまずまずの量です。
5時45分でした。

前回に引き続き、3月の全日を記号で表わしておこうと思います。
は中心日、〇はそれなりの日、△はほんの少しの日、×は排便のない日)
〇△×〇△×××××××××××××
以上、今日24日までです。
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多摩川土手のソメイヨシノは2分咲きくらいでしょうか

2021-03-23 23:59:59 | 散歩
さっちゃんがデイサービスから戻って来ると、今日もそのまま散歩に出かけました。
ここは東京の田舎ですから、都心では見頃を迎えているソメイヨシノはまだ咲き始めです。
我が家のベランダから愛でるソメイヨシノも2分咲きくらいですから、多摩川土手の桜も同じくらいでしょうね。
さっちゃんも僕も天候や僕の体調ゆえにしばらく散歩していませんでしたから、とにかく桜を見るのが楽しみです。


▲16:51。多摩川の土手に下りて来てすぐに、芝生の広場があります。北側が一段高くなっていますから、冬でも風もなく暖かい場所。5つほど置いてあるベンチでは休憩している人がいつもいます。その広場には10本ほどのソメイヨシノも植えられています。生えている場所によって微妙に川風等の影響に差があるんでしょうね。1分咲きの樹もあれば、3分咲きの樹もありました。さっちゃんにいちばん咲いている樹の下に立ってもらって、写真を撮りました。さっちゃんに「ここでじっと立っててね」と言っても僕に付いて来ようとします。3度目くらいでやっと理解してくれたのか、この写真が撮れました。


▲17:05。土手から河川敷の森を撮りました。高木は一部の樹を除くとまだほとんど冬枯れのまま。でも、低木は木の葉を一斉に芽吹かせ始めています。高木によって陽光が遮られる前にたっぷりと陽を浴びようとしているのでしょうね。春の芽吹きから初夏の新緑に至るまでの緑輝く季節が僕は大好きです。


▲17:08。多摩川土手沿いにアパートが建っていて、その土手との間の庭にソメイヨシノが2本。アパートで北風が遮られ、建物からの輻射熱もあるせいなのか、ここのソメイヨシノは3分か4分咲きです。


▲17:10。上と同じ桜の樹間から上弦の月が(この時間ではまだ弦の方が下ですけどね)。今日もさっちゃんに「月だよ」と上空を指差すと、月を見つけて嬉しそうでした。


▲17:11。土手から一段下がった場所に桜並木があります。ベンチも幾つか置かれていますから、見頃になったらここでお菓子でも食べながらお花見をしたいなと思っています。
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金曜日から喉が痛くて、体調が悪い状態が続いています

2021-03-20 23:45:13 | 僕の病気や体調
誰にでもあるものですが、僕にも肉体的弱点が幾つかあります。
そのひとつが喉。
厳密に言えば扁桃腺なんです。
小学生の頃は毎月のように発症して、高熱を出していました。
子供というのは凄いもので、その高熱にも次第に慣れて行ってしまったんですよ。
38度くらいなら普段と変わらない生活を送っていました。
39度を超えていた日も、母親が「大丈夫?」と聞くものですから、「大丈夫だよ」と答えて学校に行ってました。
さすがにその日は授業中もフラフラしていて、担任の先生から「大丈夫か?」と聞かれる始末。
でも、最後までいました。

両親もこのままではまずいと思ったようで、5年生の時だったでしょうか、扁桃腺の切除手術をしました。
当時の扁桃腺切除手術は残酷なもので、簡単に表現すればギロチンとそっくりな方法でした。
ほぼ成功はしたものの、わずかに残った扁桃腺が、今でも時々腫れるんです。


昨日の金曜日、このコロナ禍では初めて、扁桃腺が腫れました。
熱はなく(今計ってみたんですが36.3度)、腫れているというよりも荒れているといった感じ。
その痛みも唾を飲み込むと痛いではなくて、声を出すと痛いといったもの。
はっきりとした頭痛ではありませんが、何となくフラフラクラクラする感じなんですね。

さっちゃんがデイサービスに行っていますから、買い物に行き、昼食後はお風呂に入りました。
入浴するか否か迷いましたが、お湯に浸かるだけにして、体を休めました。
さっちゃんがデイサービスから戻って、一緒に散歩はしました。
暖かくて風もない日でしたから、ゆっくり歩くことはむしろ良さそうに思ったからです。

散歩から戻って来ると、食器を洗ったり、お味噌汁を作ったり、そんなことをする気力は起きませんでした。
6時過ぎくらいから、さっちゃんの横で僕も横になってしまいました。
晩ご飯も食べませんでした。
その後も何かの用でちょっと起きたことはあったかと思いますが、ずっと寝続けてしまいました。

さっちゃんも僕も翌朝にトイレでは起きましたけれど、ちゃんと起床したのは12時ころ。
さっちゃんには薬を飲んでもらわなければなりませんから、いつものオートミールとヨーグルトを食べてもらいます。
薬も全部飲んでくれました。
僕は昨日買っておいた肉まん1個を食べました。
ヨーグルトも食べ、コーヒーは淹れませんでしたが、一人分のドリップコーヒーを淹れました。

昨晩、駆風解毒湯を飲みましたから、喉のガサガサした痛みは取れていましたが、その他は同じ。
食事前にも駆風解毒湯を飲んでおきました。
食事後はひと通りのPCチェックを済ますと、再び布団の中へ。
さっちゃんも付いて来ます。

さっちゃんの前では僕はわざと大袈裟にフラフラして見せますから、さっちゃんも僕のことを心配してくれました。
珍しいことです。
寝ている僕の体を手で擦ってくれます。
この擦りの効果は皆無なんですが、さっちゃんの気持ちが嬉しいですね。
あまり横になってばかりでは逆に腰が痛くなったりしますから、時々起きてはまた寝ていました。

6時過ぎてから、本格的に起き出して、まずは一昨日の晩からの溜まっていた食器を洗いました。
そして、さっちゃんの夕食を準備します。
玉子かけご飯、昨日買って昨日食べるはずだった10%引きの惣菜「菜の花と春キャベツのサラダ」、冷凍焼売3個。
お味噌汁もなく、少し少なめだからかもしれませんが、さっちゃんは完食してくれました。
カロリーの高いさっちゃん用飲み物(経腸栄養剤+甘酒+牛乳)も飲んでもらっていますし、おやつも食べました。
僕はその後で夕食、白飯、さっちゃんと同じサラダの残り、納豆。
これだけでは足りなかったので、再び肉まんを食べました。
食欲は戻って来たようですね。

さっちゃんは布団に入っていますが、僕の夕食中も、今こうやってブログを書いている時も、何度も起きて来ます。
そのたびに僕はさっちゃんを布団の中に戻すのですが、さっちゃんはこのことがさらに僕を疲れさせているとは、理解できません。
わざとフラフラとよろけて見せたりすると「どうしたの」と僕の体を支えてくれようとするのですが、しばらくするとまた起き出して来るんです。
おそらく僕がさっちゃんの横で寝るまで繰り返されるんでしょうね。
ちなみに今は夜の10時半です。

その後、僕は昨日の朝食の食器を洗いました。
さっちゃんはもう起きて来なくなっていました。
このブログを完成させ、明日の朝のために古新聞や雑誌をひと括りにしてこれから玄関先に出します。

まあ、このブログを書けているのですから、昨晩よりはずっと回復しています。
明日になると、いつもの調子に戻っているでしょう。
ほんのちょっとでも体調が悪いと、すごく悪いように振る舞ってみたい僕なんです。
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昼食後、僕は寝入ってしまいました。目覚めて1分後、さっちゃんが帰るとの電話が・・・・

2021-03-18 23:59:57 | 僕の自由時間
今日の僕はさっちゃんがデイサービスに行っている間、何にもしませんでした。
洗濯も掃除も買い物も料理も食器洗いも、家事の類は一切しませんでした。
PCチェックは最低限行ないましたが、事務的な用事をするでもなく、新聞を読んだり雑誌を読んだりもしませんでした。
徹底して無為にごろごろと過ごしたんです。

昼食も冷凍してあった少なめのご飯を解凍し温めて、そこにお湯で温めたルーロー飯をかけて食べました。
ルーロー飯は無印良品で買ったレトルト食品です。
さらに今日が賞味期限の中村屋の肉まんが1個残っていましたから食べました。

昼食後は録画してある番組を小1時間観ましたが、何となく疲労感があって、布団で横になりました。
ここのところ気温も高いので、暖房はかけていません。
タオルケットだけ体に掛けて横になりました。
2時前だったと思います。

しばらくして目が覚めました。
外はまだとても明るいので、3時ころだろうなと思っていました。
起き上がって、時計を見るとビックリ!
4時過ぎています。
4時12分です。
早ければ、さっちゃんが帰って来てもいい時間。
念のためにスマホの電話履歴を確認しましたが、デイサービスのスタッフさんからは電話はかかって来ていません。
ホッとしました。

トイレに行きました。
念のためにスマホも胸ポケットに入れて来ました。
すると、スマホに電話が。
4時13分です。
急いでトイレを出て、ほぼそのままの格好でさっちゃんを迎えに出ました。
さっちゃんは今日も1日穏やかに過ごせたみたいですね。
散歩に行ったり、ラジオ体操第2を2回もやったり、ゲームをして準優勝したり、楽しく過ごしたようです。

最近はこのまま散歩に出かけることが多かったのですが、今日はまず部屋に戻りました。
僕のグータラ生活もここまでで、昨晩の夕食の分から溜まっていた食器を全部洗いました。
そして、5時ころに散歩へ出発。
今日はいちばん基本の周回コースです。
この散歩コースが最短ですが、今のさっちゃんにはおよそ40分のコースです。

多摩川土手を歩き始めると、川向こうの丘のような山並みに夕陽が沈みかけていました。
僕はさっちゃんに西の方向を指差して、「太陽がもう少しで沈んじゃうよ」と言いました。
すると、さっちゃんは僕が指差した方向に顔を向けて、「うん、そうだね」と答えてくれました。
同じ景色をふたりで見ながら、確かな会話が成立した時の幸福感は格別です。
ちゃんと言葉を交し合えていた長い年月、その時にこんな幸福感を知っていたらどれほどもっと幸せだったことでしょう。


▲17:32。上記会話があったほんの少し後に、この写真を撮りました。最近は鮮やかな夕焼けを撮りたくてカメラを持って行ってるんです。会話した時は太陽が全部出ていましたが、この写真では半分くらいが山の端に沈んでいますね。


ここまでのブログを書いている時から、さっちゃんは起きたり寝たりを今晩も繰り返していました。
何度も起き上がったことは忘れているでしょうから、何かしらの起きたい衝動があるのでしょうね。
ダイニングとの境の戸を開けて、僕と顔を合わせるたびに笑顔を浮かべます。
僕ももちろん笑顔で出迎えます。
そして、何度も起きて来た時の中にはこんなこともあったりします。
「さっちゃんのおっぱいを揉んでもいいかな?」と言いながら、
「右のおっぱい、左のおっぱい」と交互にさっちゃんの小っちゃくて可愛らしいおっぱいを手で掴むんです。
しつこく繰り返すと嫌がられますから、1回だけ。
さっちゃんは笑顔です。
「どうしてこんな風にするの?」と聞いているように感じるので、
「僕はね、さっちゃんのおっぱいが大好きなんだよ」と言うんです。

74、5歳くらいからだったでしょうか?
さっちゃんはおっぱいを触られても何も感じなくなりました。
加齢のせいなのか、認知症のせいなのか、僕には分かりませんが、おそらく認知症の影響なんでしょうね。

そしてさらに、10時40分ころ。
起き出して来たさっちゃんを布団に入らせてあげます。
右手でさっちゃんのお尻を支えて、さっちゃんが腰を下ろします。
上体を倒してあげて、タオルケットを掛け、毛布を掛け、布団を掛けます。
「おやすみなさい」と声を掛けて、僕は寝室から出るんですが、その時、さっちゃんが歌い始めたんです。
歌詞も不明瞭ですし、メロディーはさっちゃんの即興みたいです。
僕は驚いて、さっちゃんの横に体を倒して聞いていました。
僕も一緒に口ずさみました。
もちろん、僕も即興です。
普通の曲1曲分の長さがありました。
こんなことは初めてです。
さっちゃんの歌が終わって、僕はさっちゃんの枕元から離れました。
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目の前で電車のドアが閉まってしまい、今日の言語リハビリは行けなくなってしまいました

2021-03-17 23:44:42 | 言語リハビリ
水曜日の言語リハビリは午後1時からです。
以前はギリギリ間に合う電車の1本前、何かあっても大丈夫なように余裕のある電車に乗っていました。
ところが、その1本前というのが、30分も前なんです。
さっちゃんは病院へ早めに到着して、30分間も待っていることが次第に困難になってしまっていました。
さっちゃんは家以外の場所では何もせずにその場に留まることをとっても嫌がります。
自由に動き回りたがるんです。
待合室で30分間もじっとしていると、さっちゃんはだんだん不穏になって来てしまいます。
「帰る」とか言い出して、最悪な状況でT田先生を迎えることになってしまいがちなんです。
ですから、いつごろからだったでしょうか、今年に入ったころからだったでしょうか、ギリギリ間に合う電車で行くことにしたのです。

今日もそうでした。
駅までさっちゃんは30分近くかかりますから、家を40分ほど前に出ることにしています。
でも最近は、駅に向かう途中で不穏になったりすることも減りましたから、30分ほど前に家を出ることが多くなりました。
もし駅のホームに10分も前に着いたりすると、電車に乗るまでの待つ時間が大変なんです。
せっかくホームに居るのに、「帰る」と言ったりして、ホームから離れようとすることがよくあったんです。
そんな風なので、あまり余裕を持ち過ぎて早く出るのも嫌なんですよね。

今日もそうでした。
家を出たのは、32分前くらいでした。
さっちゃんはMAXで30分ほどかかったことはありますが、大体は26分とか28分くらいで駅に到着します。
ですから、それなりに余裕はある出発なんです。

家を出てから数分以上経ったところで片道3車線の大きな国道に出ます。
そこを渡る僕の立場からすると、赤信号が1分30秒で青信号が30秒。
僕だけなら速足したり、走ったりして調整できるんですが、さっちゃんにはそれを要求できません。
速足で手を少し引いて歩いてもらったりすると、怒り始めたりして、かえって時間がかかってしまうんです。
今日も青信号へ変わるタイミングがあまり良くなくて、1分ほど信号待ちになるなぁ、と思いました。

手前を歩いている時から見えていたのですが、その信号の場所には警察官が道路の向こう側とこちら側に一人ずついました。
何をしてるんだろう? どういう理由でここに居るんだろう? 警察官2名以外の姿は確認できませんし、よく分かりません。
右から来た車がここで右に曲がろうと中央で停車しました。
警察官はその車に曲がらずに直進するよう指示を出します。
車は直進しましたが、何故そんな指示を出すのか、理由が分かりません。

そんなこんなで、警察官の様子を見ていましたが、「あれっ? 1分以上の時間が軽く過ぎてるぞ」と思い始めました。
僕が渡るべき横断歩道の信号が青に変わりません。
時間の経過が分かるように目盛りの赤い灯が減って来ていましたが、あと目盛り2つくらいのところで変化しなくなりました。
これはおかしい!

警察官の居る理由は信号機のせいのようですね。
では、一体いつになれば僕が渡りたい横断歩道の信号が青になるんでしょう。
何分この場所で経過したんでしょうか?
警察官に理由を聞こうとも思いましたが、彼も仕事中ですし、僕もずうずうしくなれません。
「なかなか信号が変わりませんね。ここは1分30秒で変わるんですけどね」と言うのがやっとでした。
それまでさっちゃんと二人で立っていた場所から、3mほど横断歩道に近づくと、
警察官は僕たちが無理やり横断歩道を渡ろうとしているのではとでも思ったのでしょうか? 僕たちの進路を塞ぐように移動して来ました。

道路の反対側にいた警察官が10mほど右に移動して、支柱に設置されている金属BOXを開けています。
どうやらそこで信号操作をするみたいですね。
案の定、しばらくすると、横断歩道の信号が青に変わりました。

渡り終えてから時刻を確認すると、ギリギリの時間です。
ほんの少しだけ、さっちゃんには感じられない程度歩くスピードを上げました。
駅前の横断歩道はすっと手前の道路を横断しました。
そこからはさっちゃんが嫌がるほど手を強く引いて急いでもらいました。
改札に近づいて、人が多くなっても立ち止まってマスクをする時間も惜しみました。
自動改札ではさっちゃんにsuicaを渡さずに僕がさっちゃんの分もタッチしました。
ホームに降りるエスカレーターをさっちゃんの手を引いて歩いて降りました。


でも、エスカレーターを降りようとしている時に、最後尾車両の車掌さんが窓から上半身を出して、電車のドアを閉める合図を出していたんです。
あ~あ!
乗り遅れてしまいました。
次の電車は30分後です。
以前にもこんな経験はありました。
ホームで待っていたのですが、さっちゃんはだんだんと不穏になって、「帰る」と言ってきかなくなったんです。
どうなるにせよ、このホームで30分間もさっちゃんをじっとさせておくのは至難の業。
僕はすぐに決断しました。
今日の言語リハビリは中止にすると。

そう決めると、行動は迅速。
改札口へ戻り、駅員さんに「今の電車に乗れませんでした」と言って、suica2枚を渡しました。
以前、同じようなことがあって、suicaでそのまま改札を通ろうとしたら、警報が鳴ったことがあったんです。
ですから、駅員さんに見せたのです。
でも、駅員さんが教えてくれたことによると、今週からこんな時でもsuicaで改札口を通れるようになったんだとか。
へぇ~! ですね。
改札内の本屋さんやケーキ屋さんにも気軽に行けるということなんでしょうかね?

改札を出ると、改札横のパン屋さんでお買い物。
僕の朝食用のイギリスパンとバタール、そして夕食用にコロッケを3つ買いました。
さっちゃんですが、以前は店の外で「ここで待っててね」と言えば、待っていてくれました。
でも今は、それが出来ません。
一緒に店の中に入るしかありません。
店内の通路は狭いですから、本当は入口付近で待っていて欲しいのですが、それを言っても理解できませんし、してもくれません。
僕のすぐ後ろを付いて来るのですが、商品のパンを素手で触ろうとするんです。
僕も気を付けていて、直前でさっちゃんの手を掴むんですが、100%は無理。
これまで2、3回店員さんから「触らないでください」と言われたことがあります。
レジでお金を払い、少し離れたパンを置ける台でザックに仕舞っていると、さっちゃんが何やら手に持って来ました。
僕の忘れ物だとでも思ったんでしょうか?
レジでお釣りとかを置くプレートを僕に持って来たんです。
僕はすぐにもとあった場所に戻しましたけれど、内心可笑しくて笑っちゃいました。
家への帰路、あの警察官にそこにいる理由を聞こうと思っていましたが、もう二人ともいませんでした。

それからの今日一日は比較的平穏に過ごせました。
夕方、いつもより少しだけ長く散歩しました。
10分ほど長めだっただけですがね。
さっちゃんはあちらこちらで咲き始めているお花を見ては「綺麗ね」と言います。
昔は可憐で小さな花が好きだったさっちゃんですが、今は大きくて明るい派手な花に目が奪われるようですね。
僕も見つけてはさっちゃんに教えますし、さっちゃん自身も自分で見つけては「綺麗ね」と言います。
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在宅紙おむつ等購入費給付事業で購入するパッドを倍の月2袋にしました

2021-03-16 23:58:28 | トイレ・排泄
今年の1月26日のブログ記事に在宅紙おむつ等購入費給付事業のことが初めて登場します。
さっちゃんは完全にオムツ生活になってしまったようです
に書かれています。
その後の展開は2月27日のブログ記事 今日、市役所からリハパンとパッドが届きました に書かれています。

再度、この時の大まかな流れを書いておくと以下の通りです。
1月23日(土)、ケアマネさんと相談し、リハパンとパッドの給付事業利用を決めました。
週が明けて商品明細を届けてもらい、どの商品を幾つ購入するのかを決め、ケアマネさんに連絡。
1月27日(水)にケアマネさんから市役所に申請がなされました。
給付開始は2月後半からとなって、その結果2月27日商品が届いたという訳です。

つまり、購入する数、リハパン1袋(22枚)、パッド1袋(28枚)というのは1月下旬時点での決定なんですね。
翌月の2月27日のブログではパッドはこの数では足りないかもしれない、とすでに書いていますね。
そうなんです。
市役所からの分を使い始めて半月も経っていない先週末に、パッドはもう無くなってしまいました。
自分で購入したパッドもたくさん残っていますから困りはしませんが、予想以上の消費の多さでした。

という訳で、先週の金曜日3月12日、さっちゃんと散歩している時にケアマネさんに電話して、パッドを2袋にしてもらうようお願いしました。
その結果は翌日には連絡が入りました。
3月分から2袋にしてくれるそうです。
最初は申請をしてから実際に届くまで1ヶ月以上かかりましたから、4月分からだろうなと予想していましたが、3月からで有難いですね。
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