さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

相談員さんと今後のさっちゃんの方向性について話し合いました

2023-09-05 22:01:32 | 介護医療院

9月5日はさっちゃんが今の病院に誤嚥性肺炎で入院してから6ヶ月目です。

6ヶ月で入院生活にもひと区切りつけなければなりません。

ですから、1日の午後3時37分から20分間、相談員の黒Nさんと電話で話しました。

 

まず最初に、聞いておいてくれることになっていたI老健のことを聞きました。

I老健としては現状の痰の吸引の頻度では受け入れることは困難だそうですね。

2時間おきくらいだそうですから。

痰の吸引の頻度が減って来たならば、受け入れは可能だそうです。

 

I老健へ移るということは将来的に自宅介護を考慮してのことですから、そうなると自宅と老健間の移動方法が問題になります。

車椅子に座っての移動が難しい可能性がありますから、ストレッチャーや車椅子をほぼ水平に倒した状態で乗れる車があるかどうかが問題です。

それも黒Nさんは聞いてくださったようで、「大丈夫だろう」とおっしゃいました。

 

続いて、介護医療院のことについても聞いてみました。

現状では、このT病院に入院していた方がいいのか、介護医療院でもいいのか、どうなのでしょうね?

黒Nさんがおっしゃるには「今のこの病院の方が安心でしょう」と言います。

医療面では今のT病院は大きな病院ですから、それは当然安心なんでしょうね。

何かしら急変があった場合でも、対応がしっかりと出来ます。

介護医療院は介護も医療も充実しているとは言え、いま入院しているT病院と比較するのは酷でしょう。

でも、「介護面では優れていますよ」と黒Nさんは言います。

さっちゃんは安定した体調を保っていますから、介護医療院なら現状でも移ることはまったく問題ないそうです。

ただ、担当医師としては、もう少し良好な状態になるまで診たいようなんですね。

痰の吸引頻度のこととかなんでしょうかね。

 

介護医療院に移ることにした場合、当然のことながら順番待ちがあります。

でも、S介護医療院の場合、それほど長く待つことはないそうです。

「1~2ヶ月かなぁ」と黒Nさんは言います。

S介護医療院なら我が家から近いですし、面会も予約なしに毎日でも可能になっています。

もちろん、面会時間は短いですし、様々な制約はありますけれど、会いたい時に会えるのは嬉しいですよね。

 

さっちゃんの現状を思うと、医療面でのバックアップが充実していないととても心配です。

6ヶ月前、さっちゃんが自宅で暮らしていた頃と比べると、状況がかなり悪化していることは一目瞭然です。

一人で自宅介護することがどれほど困難なことか想像できてしまいます。

同居家族がいて、2人か3人で介護するのなら何とか頑張れそうですけれどね。

僕なりに出した方向性を黒Nさんに伝えました。

介護医療院に移る。

もう少し状態が改善される可能性もあるので、もうしばらくはT病院に入院しておく。

黒Nさんもその方向で担当医師と相談してみてくれるそうです。

S介護医療院とも連絡を取ってくれるそうです。

S介護医療院に入所する順番待ちをすると決める前でも、面談してくださるそうですから、そのセッティングをしてくださるとのこと。

 

何が最善策なのかはなかなか分かるものではありません。

でも、確実に一歩ずつ進めていかなければならないことだけは確かだと思います。

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相談員さんと話をし、介護医療院のことを知りました

2023-07-28 22:49:25 | 介護医療院

今日は1時半にさっちゃんが入院している病院の相談員さんと面談の場を持ちました。

暑い盛りの時間帯に、僕は自転車で病院へ向かいます。

暑いのは暑いのですが、風を受けながらですから、意外と心地よいものですね。

病院への道の途中には長~い登り坂があります。

その坂をのんびりペースで漕ぎ登っていると、後ろから「あっ、○○さん、こんにちは!」と声を掛けながら抜き去って行く自転車が現われました。

ケアマネのT口さんのようです。

自転車を停めて僕に話しかけないということは、次の訪問先に向かって急いでいるからなんでしょうね。

T口さんの自転車は電動アシストですから、速い! 速い!

そんなT口さんを僕は立漕ぎにチェンジして追いかけました。

何とか追い付くと、T口さんは「速いわね。病院へ行くんですか?」と聞きます。

「ええ、相談員さんと面談があるんです。必死で漕ぎましたよ」と僕。

T口さんのスピードは変わりませんから、やっぱり急いでいるみたいです。

 

そんなことがあって、療養病棟のナースステーションに行きます。

相談員の黒Nさんとデイルームで面談しました。

黒Nさんは僕が何のために来ているかは当然察していますから、いきなりその話題から話してくれます。

 

要約すると、以下のような感じです。

さっちゃんは痰の吸引を1日に数回行なっているので、老健に戻るのは難しいと思う。

なので、介護医療院に移るのがいいでしょう。

この病院の療養病棟は6ヶ月間がひと区切りで、6ヶ月以内に移動もしくは移動先の決定をしなければなりません。

 

介護医療院という施設名を初めて知りました。

容態が急変する可能性があるなど、医療を受ける必要のある介護保険施設入所者のニーズに対応できる施設が以前は無かったのだそうです。

そこで、2017年に法改正が行なわれ介護医療院が創設されたんだとか。

さっちゃんのように胃瘻での経管栄養や痰の吸引を常時行なう必要のある要介護者にはぴったしフィットした施設ですね。

近隣の介護医療院を2ヶ所教えていただきました。

すぐ近くにはまだないんですね。

 

さっちゃんは今現在、帯状疱疹を発症しているようですね。

さっちゃんは1995年5月に帯状疱疹で入院したことがあります。

相当痛かったようですね。

僕もその後、帯状疱疹になったことがありますが、さっちゃんの様子を見ていましたから、すぐに気が付き軽くて済みました。

 

黒Nさんはさっちゃんの移る先として、老健は無理だろうとおっしゃっていたのですが、念のためにI老健に聞いてみようと言ってくださいました。

I老健は夜も看護師さんがいるはずですから、吸引も可能かもしれません。

I老健が受け入れていただけるのなら、さっちゃんのことをよく知るスタッフさんも多いですから、僕としては安心ですね。

I老健入所中に、次の方向性を探ることが出来ます。

再び自宅介護が出来そうなら嬉しいですしね。

 

その自宅介護ですが、それが可能か否かの問題点はさっちゃんの移動方法にもあります。

以前のように車椅子を車に搭載して移動できればいいのですが、それが無理なら大変です。

病院から出るケースではストレッチャーのまま乗せて運べる車があるそうなのですが、I老健にはそのような車は無かったように思います。

リクライニングの車椅子を長く伸ばした状態のまま載せられる車もI老健には無かったと思います。

さっちゃんは普通の座った姿勢のままでいると、血液が脚の下部に滞ったままになってしまいます。

上半身、恐らくは脳が低血圧状態になってしまうと予想できます。

車椅子での移動が出来なければ、自宅介護になった場合、デイケアやショートステイが利用できなくなるかもしれません。

 

I老健が受け入れ可能かどうか、黒Nさんが聞いてくれるそうです。

そして、僕に連絡してくださるそうです。

その結果をみて、考えようと思います。

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