おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室No.1508 水月湖の年縞

2014年02月24日 | 日記

野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ                     

             水月湖の年縞

以前、NHKニュースで水月湖の話題がありましたが、日本の財産わくわくする話。

2013年7月25日放送 21:29 - 21:38 NHK、今福井県の水月湖にお宝が埋まっていると世界が注目している。水月湖には季節ごとに様々な堆積物が溜まっていて、45mの深さが有るその堆積物は年縞と呼ばれている。この年縞には7万年分の情報が詰まっており、奇跡の地層と呼ばれるこの年縞が考古学や科学の分野で新たな真実を明らかにしようとしている。
水月湖では湖の底にパイプを差し込み地層を採取する作業が行われている。採取した地層の年縞からは年代を性格に割り出すことができ、これによって歴史の年代を性格に調べ直す作業が始まった。年縞を調べることで縄文土器は1万6900年前と言われてきたが実際は1万6652年前など、年単位で情報を知る事ができる。
この年縞を調べているのがニューカッスル大学の中川毅教授、年縞に含まれる植物の葉に注目し炭素を計測、これを発掘物の炭素と照らし合わせる事で性格な年代を知る事ができるという。去年にはアメリカの年代測定の学会が水月湖の年縞を世界基準とする事を決めていて、今後世界中の発掘物の年代があらためて見直される事になる。

月湖に眠る奇跡の堆積物!「年縞」は、7万年分の世界標準時計

水月湖には、「お宝」が眠っている。それは世界でも類をみない、7万年分もの堆積物が織りなす「年稿」。鮮やかな縞模様だ。

                               

2006年に水月湖から採取した湖底土の断面。写真は今から約1万年くらい前の堆積物で、薄い縞模様が年縞です。層の上側(湖面側)ほど年代が新しく、その1枚の厚さ(1年分の堆積物)は、暖かい年で約1~1.5mm、寒い年で約0.7mm。

①は大地震により一気に土砂が堆積、②は韓国ウルルン島の噴火による火山灰。[写真提供:若狭町企画環境課]

年輪のように1年1層ずつ成長するため、古代の気温や降水量など、地球環境変動の歴史を、年単位で読み解くことができる。さらには、カマヤ文明衰退の原因や、人類発展の歴史までわかるという。

三方五湖の一つ、水月湖の湖底から採取した「年縞」(縞模様のある堆積物)-その中には、地球の気候変動を記した貴重な情報が含まれています。
 水月湖は最大水深が34mと深く、直接流れ込む大きな河川がないため、湖底の水や泥は水流でかき乱されることがなく、無酸素状態であるために生物も棲めません。湖の底に降り積もった堆積物は、静かにそのままの状態で永い年月を経てきています。
 湖底には、春から夏にかけてはケイソウなどが繁殖してできた白い層、秋から冬には粘土鉱物が堆積した黒い層が、1年に1枚の薄い層となって、木の年輪のように積み重なっています。これが年縞と呼ばれるもので、その中にはケイソウのほか、花粉や種子、葉、火山灰、黄砂なども含まれています。
 ケイソウは水域の環境によって生息する種類が異なり、死後もケイ酸質の殻を残します。花粉も植物ごとに形がから違い、堅い膜で覆われているため、湖底では何万年も腐らずに残ります。
 年縞を1枚ずつ数えて、そこに含まれているものを分析することで、周辺の植生、森林の変遷、気温・水温、海面の高さの変動、洪水や地震の発生までも知ることができます。
 多くの地理的好条件に恵まれた水月湖の場合、約15万年間にわたって、ほぼ年単位の細かな年代測定が可能です。これは、今までに世界各地で発見された年縞の最長記録だそうです。

 これまでの研究から、1万5000年前に急激な温暖化が始まり、周辺からツガなど氷期の樹木が激減、続く約500年間の空白(森の少ない荒野の状態)の後に、ブナやナラなど温帯の落葉広葉樹にスギの混じった森が広がったことが分かりました。
 そこに縄文文化が出現します。落葉広葉樹の拡大に伴い、クリやドングリなどの木の実が人々の主食となり、それを集め、調理し、貯蔵する容器として土器を作り始めたと考えられます。
 若狭町では、1980年に三方湖でボーリングによる最初の学術調査を実施。1991年には、水月湖の湖底から78mの連続した堆積物を採取し、そのときから年縞という訳語が用いられるようになりました。
 2006年夏にも水月湖で、英国ニューカッスル大学の中川毅助教授をはじめ各国の研究者が参加して学術調査が行われ、最長71m余りの年縞を採取。現在、分析作業中です。そこには約1万年くらい前に起きた韓国ウルルン島の噴火による火山灰や、大地震の痕跡なども確認されています。
 こうした「環境考古学」と呼ばれる新しい学問分野で、自然環境の変化と人類の歴史とのかかわりを探る研究が進められています。その世界有数の研究拠点である水月湖の年縞は、地球温暖化の危機が迫る現在、過去から未来を予測する手がかりを提供するものとして期待が寄せられています。

  昨年の昨日のブログ

*手作りのお茶のミキサーカスを使った玉ねぎスープ 

                             

 玉ねぎをスライスし、サラダ油・塩少々で色が茶色になるまでとろとろに炒める(出来た物は冷凍保存OK)。

*スライスした物を冷凍保存したものは、細胞が破れ、水が飛び出し炒める時、早く茶色くなる利点がある。

①に水を入れ、手作りのお茶を作ったミキサーのカス入れ、塩・胡椒・コンソメスープの素で味付ける。

*玉ねぎが荒いようであれば、ミキサーで粉砕しても良い。

③  スープ皿に盛りつけ、香菜(パセリなど)をトッピング。  

     *今回はイタリアンパセリをトッピング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       
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