多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

修行派・反修行派

2017-06-04 09:30:47 | 修業について
「発達障害の子どもや人に がんばらせてはいけません」


「傷つけるようなことをしては いけません」


という 修行否定派の 皆様の お言葉。



色んな「センセイ」の 流儀があるようですが、


私が びっくりしたのは


佐々木先生の お宅の 「マイルール」の数々。


「親は 子どものために 一生を 費やすべき(大意)」には


びっくり仰天しましたねえ。


だって 一生 面倒みられないし、親の方が 先に 衰えるし


その後の 子どものことを 思ったら、修行して


「親はなくとも 大丈夫」なようにしておいた方が


いいように 思いますが、佐々木先生はそうではないようで。


まあ 佐々木先生のお宅はそれで いいでしょうが、


親が 子どもを丸抱えで 一生過ごし、その後の お子さんがどうなるのか。


佐々木先生信者の方々が それを 鵜呑みにして


「子どもには 無理をさせない 頑張らせない 傷つけない」で


育てて、その後の人生どう過ごしていくのかな、と思います。


他にも びっくりしたのは


「子どもが 失敗した時や 傷ついた時は 全力で慰める」そうですが、


「子どもが成功した時には 特に 褒めたり 祝ったりしない」とのこと。


まあ それぞれのご家庭の方針ですから 口出しすべきことではないんでしょうが、


子どもとしては「辛い 傷ついた 悲しい」と 訴えると


親が あれこれ 慰めてくれて、何か成功しても そこには さほど関心を向けない、


となると、「努力して 成果出しても 無価値なんだな」と


誤学習するお子さんは いないのかなと 思いますが


「傷つけない」ことが 一番大事なら そういう方針になるのでしょうねえ。


あと 何人かの ごきょうだいの中で 「褒められる子・褒められない子」を


作らないために そういうお考えになられたのかもしれませんが、


「根拠のない自信」が大切、と おっしゃるのに、「きょうだいが褒められた」ことで


劣等感を抱かせては いけないと お考えなのか?疑問です。


「お子さんの 宿題は 親が手伝う」のは どこでもあるでしょうが、


「全部 親が仕上げて 学校に提出した」というのも 公言なさっていてこれにも


びっくりで、その理由が「この子が 学校で 肩身の狭い思いをしたら 可哀想」なんだそうで。


「人間 できる事とできない事がありますから」と


にこにこして おっしゃってましたが、出来ない事があるのは 当たり前ですが


そこを 本人が 認識していくのも 大事なことではないかなあと思いますが


先生は どうも 違うようですね。


お子さんの 中のおひとりが


ネットショップの店長として、佐々木先生の書籍や CD 



その他の販売を管理していました。が。注文した 商品が 届くと、


書かれた宛名が 佐々木先生の文字、という事が ほとんどでした。(わが家に届いた物は)


確かに 手伝った方が 手間が省けるし 早いかもしれませんが、


「店長」の仕事に 割り込んだら いけないのでは?と


思ってました。宛名書きが 間に合わないのなら、パートさんでも


バイトさんでもいいから、家族以外の人の手を借りてでも


やっていかないと 達成感は ないだろうなあ、と思いました。


時には 「書籍購入の方に ポストカード進呈」等の


キャンペーンも あったのですが、それも


ご家族が 手を出して 先生にこにこと


「家族で 一緒に作ったんですよ」と 言わなくていい事を おっしゃる。


ネットショップも 宿題の延長だったんですね。それでは


責任感も 達成感も ないだろうなあ、と 思いました。


そんな環境の中では 傷を負う事は 少ないかもしれないけれど、


ありのままの自分を 受け入れてくれるところが


無くなってしまったときに どうするのか、


そこが 抜けてるところが 怖いなあと思ったのでした。



















 







完 子どもへのまなざし (福音館の単行本)
クリエーター情報なし
福音館書店

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