多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

トラウマ・フラッシュバックの経過

2017-12-10 14:40:28 | トラウマ
先月末から、なんとなく調子が悪く、


時には 高熱が出た。


病院で 検査をしても、


熱があるだけで インフルエンザでもないし、


風邪でもない、と言われる。


炎症反応も出ないし、白血球の数も正常である。


熱がある時は 悪寒がすれば ひたすら暖め、


暑いと感じたら 布団から 足を出したり


体に 風を当てた。


不思議な事に、夫が そばにいる時は 熱が出ない。


何故かなあ、と あれこれ思ううち、


子どもの頃 週末になると 必ずと言っていいほど熱を出していたことを


思い出した。


週末は、両親が家に居る。


私は きょうだいの面倒を見なくてもいいし、


親の代わりに 請求書を持って 支払いをすることもない。


学校で 先生や クラスメイトに 理不尽な扱いを受ける事もない。


安心感からか、解放感からか、私はよく 熱を出した。


「ああ、あのころの状況に似ているなあ」と


思いながら 数日を過ごし、


夫が 買ってきてくれたものや 息子達が作ってくれたものを食べ、


気の向くままに 体と心の様子を見ていた。


約束をキャンセルしなければならない事もあったし、


不安に襲われたりしたこともあったけれど、


夫が そばにいてくれたおかげで、


いつの間にか トラウマと フラッシュバックは


収まっていた。


タッピングをする方法もあったのだけれど、


今回は それを する気にはならなくて、


何もしないで 自分の様子をただ見ていた。


今朝起きたら 長男が 洗濯機を回していて、


台所からは温かい 豚汁の匂いがしていた。


夫は 新聞を読んでいて、


別に何をしてくれるわけでは なかったけれど、


そこに居てくれるだけで うれしいなあ、という気持ちになった。










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