大雪の帯広から上京すると東京は春の嵐が過ぎ去り桜が見頃を迎えていた。
昨夜上野・韻松亭で開催された春の宴に参加しトンボ帰り。
何だか夢を見ているような3時間だった。
コースで出される桜会席は素材、器、盛り付け全てにこだわり
春を満喫。
特におしどり香合に盛り付けられた八寸は日本料理の美しさと
繊細さにため息が出るほど。
日本料理のプロは凄い仕事をしていると改めて感激した。
白魚酒煮、木の芽和え、花びら人参、子鯛寿し、サーモン小川
菜花味噌漬け、天豆、車海老、お品書きに書かれた一つ一つは
丁寧な作業を経て完成されている。
上野の桜もさることながら洗練された料理と空間から
学んだことを記憶に刻んでおこう。