社民党 京都府連合 野崎靖仁 副主席語録
社会民主党 中央規律委員 野崎靖仁、55歳。
日々の思いを綴ります。
 



8月13日、キューバのカストロ議長が81歳の誕生日を迎えました。

しかし、議長が公式の場に姿を現すことはなく、
実弟のラウル・カストロを中心とする集団指導体制が、
今後も継続することを示唆しています。

カストロ議長が復帰しないのは、健康上の理由のほかに、
「ポスト・フィデル」の体制を固めるための方策でもあるのでしょう。

中国の小平は、公式に党・国家のトップになったことはなく、
「最高実力者」として「院政」を行い、
徐々にフェード・アウトすることで、改革開放路線を定着させました。

逆に、カストロは名実共にキューバのトップであり、
実務から離れて、生きながら「伝説の人」となることで、
後継体制を軌道に乗せようとしているのでしょう。

ベトナムの名将、ヴォー・グエン・ザップは、
94歳という高齢にもかかわらず健在です。

左翼の端くれとしては、「伝説の人」には長生きしてほしいものです。

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