ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

加藤裕介の横浜ポップJ(4/11)その2

2024-05-15 15:03:00 | メディア
甲斐さんの音楽との出会いや、脱サラなさった時のエピソードのあと
「1曲、お送りしたいと思いますが…」と加藤さん
「えー、これ、セカンドシングルということになりますね?
曲をご紹介いただいても…?」と振られると

甲斐さんは「あっ!えー、そうですね、久しぶりに聴きますけども
甲斐バンド…えー、僕ら、これが80万(枚)近く売れたことで、えー、色んな意味で助…
まあ、助かったんですけど、ハイ…聴いて下さい『裏切りの街角』」と少し長めの曲紹介

曲が明けて…「今日のゲストは甲斐よしひろさんです
1975年リリース、セカンドシングル『裏切りの街角』聴いて頂きました
お久しぶりに聴いたと、お話されましたけど…?」…と訊ねられ
「うん、そうですね、ちゃんと冷静に聴きましたけど…(笑)」と甲斐さん

「あんまり聴かないですか?そういうもんですか?」との質問に
「うん、この…僕…僕、全部、プロデューサーでもあり…まっ、作詞作曲やって
プロデューサーでもあるんですけど、これ、アレンジも、僕がほとんどやってるんですよ
だから『ああ…ああ、そうか、そうだったな』と思ってました」とお答えになり

「50年近く前の自分ですよね?…(『そうそうそう!(笑)』と甲斐さん)
イヤ、だから、あの…こういうの、だんだん年を重ねて来ると…
まっ、甲斐さん、特にライブがどうこうっていうのはなかったと思いますけど

でも、ナンとなく、その…昔の自分と、こう…向き合うみたいな
そういうことって、当然、出て来ようかと思うんですけど…」という質問には
「うん、イヤ、そこまで冷静じゃないですよ…(『あっ、そうか(笑)』と加藤さん)
そこまでデリケートに聴いてない(笑)すっごい流して聴いてました、今…(笑)」と返され(笑)

「でも、ナンか『あの時の俺は、こう思ってたな』とかね、そういうのってないですか?」…には
「イヤイヤ、ナンか、その時代時代の声があるじゃないですか?
だから『ああ、そうか、この時はこういう声で…』
まあ、多少…『ちょっと細いな』と思いながらも『甘いな』とか、ナンかありますよね?
やっぱ、その時代の自分の声って…(『その良さとかね、ある』)…そうです、そうです」

…と、曲作りの背景ではなく「声」について触れられてましたが
甲斐バンドのアルバムだと「ガラスの動物園」から
「この夜にさよなら」の頃の甲斐さんの声を、こよなく愛する(笑)我が家の住人は
それ以降にリリースされたアルバム…特に「ニューヨーク三部作」などは
「声変わりしてしまった」と残念がっていたのが
今では「ストレートライフ」や「カオス」でさえ
改めて聴くと「甲斐さんの声、若いねぇ!(笑)」と申しております(笑)

それはさておき…加藤さんが、ここでようやく
「…で、えーと…冒頭でもありましたが、ビルボードでライブがあります」と切り出され
「これ、あの…節目の10年と…(『そうなんですよね、ハイ』と甲斐さん)
これは、やっぱり、ライブ会場によって、どういう風にやろうか?っていうのは
当然、変わって来たりするんですか?」と質問

甲斐さんは「イヤ、それよりもね、まず、ロックフィールドで、ずーっともう長くやって来てるんで
ビルボードの、この…まっ、10年前に始まったんですけど
その2…2年くらい前から、何回か声をかけて貰ってたんですよ『是非やりませんか?』みたいな…

でも、その…そのー、ナンかこう…フツーに
バンドがやるんだったら、ツマンないからね、まっ、いわゆるロックバンドで…
だから、やるんだったら、もうちょっと、こう…編成…小編成で
それで、こう…色々…まっ、色々考えて…

結局、表現って、やっぱり、あの…相手に何をいかに伝えるか?っていうのが
まっ、表現なんで…大事なトコなんで…
まっ、そうじゃないと、その使命を忘れると、やっぱり表現は錆びついて行く…
とにかく、小編成でやろうと思ったんですよ
…で、結局、Wベースとフィドル、ギターと…
で、あと、僕が時々ギター弾きながら…みたいなことなんですけど

だから、そのロックフィールドで、ずっとやって来たんで
じゃあ、自分が、ルーツ…ルーツミュージック…
まあ、その…カントリーとかブルース、フォークとかゴスペルとか
そういうような部分を踏まえて、自分の曲をアレンジし直して
…で、えー、まっ『新たな音で再構築しよう』みたいな…っていう風に思ったんですね

…で、ビルボードっていうと、ナンか、やっぱゴージャスな感じ…(『ありますね』と加藤さん)
それ、ちょっと『シャラくさいな』って、スゲエ思ってたんで(笑)
『そういうことじゃないんだよね』と…
だから、結局もう、あっという間にバーッと…もう最後の列も、ちゃんと総立ちに…
そういう、まっ、小編成なんですけど…

あのー、やっぱり、人数が少ない方が、実は、音は強いんんですよ…(『あっ、そうなんですね』)
ええ…あのー、少ない人数でやる音の方が、ダイレクトに伝わるんで…
だから、やっぱり、結果的には、みんな総立ちになってくれたりとか(笑)
…っていう感じになって行ったんで、ちょっと面白いですよ」と話され

「ビルボードで総立ちってイメージ、あんまりない」という加藤さんの言葉に
「あっ!やっぱりそうなんだ!?へぇー!…(『何回か観てますけど…
だから、わりと、こう…座って観てますね』)」と食いついていらしたんですが(笑)

奥さんは「イチ観客」として、あのラグジュアリーな雰囲気の中
しかも、ビルボードのスタッフの方が、いくらステージに近くても
ステージに背中を向ける席はオススメしない…という対応をなさっていた頃に

甲斐さんのライブで「最後まで座りっぱなしは有り得ない!」ということを認識して頂くのに
「どれだけ苦労したか、少しは考えてくれたのかなあ?」とブツブツ…(笑)
まあ、押尾コータローさんとの「MEETS」ツアーの追加公演で、初めてビルボード東京に入った時の
「どうしよう?立っていいの?立っちゃいけない雰囲気だけど…」という葛藤はトラウマ級みたいです(笑)

ともあれ…「だから、やっぱり…やっぱ、その…僕、全部オーディションやったんですよ、10年前に…
…で、そのオーディションで、こう…あのー、やっぱり複数の楽器できる
ユーティリティプレイヤーの方が良いと思ったんで…みんな、こう…複数の楽器できるんですよ
そういう人間たちを集めて…で、まっ、だからみんな若いんですけどね、まだ…
…っていうのをやってるんで、そういう、ナンか
こう…考え方、感じ方が良かったんじゃないですかね?

…という甲斐さんの説明に対して加藤さんは
「そうやって、色々こう…考えたりとか、プロデュースするっていうのは
大変でもあり、面白くもあり…という感じですよね?…(『うん、そうですね』と甲斐さん)
…で、えっと…もう…ビルボードの会場、増えてるんですが、東京は終了しておりまして…
えー、4月6日,7日は終了…で、13,14…今週ですね、今週の土日は名古屋であります」

…と、ボトムラインとサンデーフォークプロモーションの電話番号を読み上げられ
「今週末、土日は名古屋です…で、4月27,28…今月の月末の土日…
えー、これは、ビルボードライブ横浜であります
みなとみらい線馬車道駅…駅前…もうあの…階段上がってすぐのトコにあるんですが…」

…と、こちらは開演時間も告知なさって、更に、大阪3DAYSや福岡公演
再びビルボード東京で2DAYSの日程と、それぞれの問合せ先を告げられ
「お近くの方、お出かけ頂きたいと思います」と添えて、丁寧な告知をなさってました♪
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