スマホ・・・No.942

最近ベストセラーになっている本の広告
の見出が気になり読んでみました。本の
タイトルは『スマホ脳』です。おそらく
私も含めてですが、多くの方にとって
スマホは生活の必需品になっています。
スマホが見つからないと不安になって、
探し回ります。ところが、本の表紙に
『スティーブ・ジョブズはわが子になぜ
iPad触らせなかったのか？』と書かれ
てあるのです。ご存知のようにジョブズ
はスマホを作った張本人です。作者は
スウェーデンの精神科医の方です。今の
世の中はデジタル化が極端に進んでいま
す。子供の頃はデジタルという言葉さえ
ありませんでした（笑）。計算は筆算か
ソロバンの世界でした。電卓など無く、
不便なアナログの世界でした。この本に
よると『人間の脳はデジタル社会に適応
していない』のです。確かに人類の２０
万年の歴史において、９９%はアナログ
世界でした。脳が適応出来ていないのが
当たり前です。脳に深刻な影響が出ない
と良いのですが！

バラの季節・・・No.941

この時期、妻が眠る霊園には色とりどり
のバラが咲き、お墓参り時に心の慰めに
なります。バラは栽培が難しい花と聞き
ます。病気や害虫にもやられやすく剪定
も大変そうです。このようなバラが霊園
で見事に花を咲かせるには日々、相当な
管理が必要でしょう。その管理を支えて
いるのが、近くにある京成バラ園のＯＢ
の方々らしいのです。先日、お墓参りの
際、バラ園を訪れました。昨年はコロナ
の為、開花時期は閉園されたのですが、
今年は入場出来ました。佐倉市に住んで
２０数年になりますが満開の時期に訪れ
たことはほとんどありません。1600種、
10,000株ものバラの開花は本当に見事な
ものでした。

偉人にチャレンジ・・・No.940

普段テレビを見ることは少ないのですが
先日NHK・BSで『偉人にチャレンジ』
という番組を見ました。偉人伝説の検証
を現代の人にチャレンジしてもらい本当
に出来たのか、その真相に迫ろうという
ものです。那須与一の伝説が取上げられ
ました。今から約830年前の源平の合戦
で小舟の上の扇のまとを馬上から与一が
一発の矢で射抜き喝采をえた伝説です。
番組では、当時の気象条件や時代背景や
道具などの状況を詳しくひもといたうえ
で再現に挑んでました。挑戦者は日本一
にも輝いた弓道家の徳山陽介というかた
です。実際に海に小舟を浮かべ、77mと
いう長距離から扇のまとを狙って挑戦さ
れたのです。風もあり、波にゆれるまと
です。残念ながら、一発勝負では当てる
ことは出来ませんでしたが、１０回目の
挑戦で見事に成功しました。歴史上の弓
の名手、那須与一の伝説も可能性が大き
いという事です。本当に歴史って面白い
ですネ。

サムシング・グレート・・・No.939

この言葉は最近亡くなられた著名な分子
生物学者の村上和雄先生が紹介されてい
ます。生命の存在には科学で説明がつか
ない事象があるそうです。ITの発展で、
自然界の科学的解明が急速に進み、最近
多くの新しい発見がされているようです。
ところが、知れば知るほど科学的に解明
出来ない事象が現れるようです。先日も
最先端の物理学で宇宙の８割が原子では
無いという話を聞きました。暗黒物質と
呼ばれているものだそうです。ウィルス
のような小さな生命体？から広大な宇宙
まで、科学で説明出来ない多くのものが
存在し、なんだか分からないけど偉大な
ものという意味でサムシング・グレート
なのでしょう。昔の人は神秘あるいは神
と呼んだのかも知れません。科学の進歩
で人間が思い上がるのはまだまだ早いの
でしょう。今のコロナ禍もサムシング・
グレートからの戒めなのかも知れません。

田植えの季節・・・No.938

新緑と春の草花が目を楽しませる季節に
なりました。毎朝、散歩していると色々
な発見があります。田んぼのカエルの声
が賑やかになるとともに野鳥たちの動き
も盛んになります。キジは恋の季節なの
かケンケン鳴き、サギは耕された土から
出てきた虫を探しています。この連休で
田植えが始まり耕された田が池のような
雰囲気になっています。ほとんど機械化
されていますが、手植えされている所も
あり懐かしい感じがします。先日、散歩
をしていて、ちょっとした驚きがありま
した。ある池のそばを歩いていると青年
が竿で何かを釣っているのです。魚釣り
なのかと見ていると何と大きなカエルを
釣り上げたのです。駆除しているのかと
尋ねると料理して食べるとのことです。
なかなか美味しいそうですよ☺️。