サラメシ・・・No.863

ＮＨＫにサラメシという番組があります。
働く人がどういう昼ごはんを食べている
か？という、やじ馬的な番組ですがこれ
がなかなか面白いのです。色々な職業の
方がどういう昼ごはんをどのような場面
で食べているのか？食に対するこだわり
のある方、忙しくて毎日、同じものを食
べている方など様々です。『食』に対す
る考え方は多様化してきています。昔は
生きる為に食べるという考え方しかあり
ませんでした。今はインスタ映えという
言葉があるように見栄えにこだわる方、
健康重視で食材にこだわる方、ただ空腹
を満たせばよいという方など様々です。
サラメシで色々な方の昼ごはんを見て、
こういう考え方や食べ方があるのだとい
う発見もあります。特に、興味深いのは
今は亡き有名人の方がこだわっていた昼
食です。その方の人生を垣間見るようで
感慨深いものがあります。さて、今日は
どのような昼食にしましょうか？

生きがい・・・No.862

先日、同窓会に参加してきました。大学
のあった大阪と比較的在住者の多い関東
との中間地点ということで浜松で行われ
ました。６０歳を過ぎてから場所を変え
て毎年行われていましたが私は４年ぶり
の参加でした。いつも社員旅行と重なり
参加出来なかったのです。今回は１４人
が集まりました。リタイアしている方が
多いのに人生を謳歌されているようで皆
さん活きいきとされていました。『生き
がい』を持たれているのだなぁと、感心
しました。『生きがい』という概念は、
日本人特有のものらしく外国には相当す
る言葉が無いようです。直訳する英単語
もなくIKIGAIと表示され、人生の意味を
追求することと解釈されているようです。
どのような『生きがい』を見つけるのか
が人生の豊かさにとって大切で、これが
長寿につながるのでしょう。『生きがい』
とは得意なことと好きなことの交差点に
あるそうです。

元気・・・No.861

元気の語源は『減気』で病気が快方に向
かうことを表したそうです。一方、中国
で元気という漢字は、万物生成の根本と
なる精気の意味だそうです。元気は人に
伝わるものだと思うことが増えました。
先日も、お客様が見学されたあとの感想
で『社員の皆さんの元気な挨拶に元気を
頂きました。』という言葉を頂きました。
元気を伝える基本は挨拶にあるようです。
社内では以前から元気な挨拶を勧めてい
ますが、かなり定着してきました。朝礼
を含め、いろんな場面で挨拶をする練習
をしています。挨拶は意識して繰り返え
せば上手になります。最近では特に笑顔
を添えることを勧めています。組織を、
活性化する根っこは明るい挨拶と自然な
笑顔です。これが最高のおもてなしにも
なると思います。挨拶というあたり前の
ことを馬鹿にしないで繰り返して行う事
が元気の源なのでしょうネ。

ラグビーW杯・・・No.860

ラグビーワールドカップが終わりました。
日本チームの初のベスト８の活躍もあり
この２ヶ月間で一生分のラグビー中継を
見ました（笑）。中継だけでなくW杯に
ついての番組や映画も見ましたが、弱小
チームだった日本をここまで強くしたも
のについて考えさせられました。第一に
選手の努力があります。練習量だけでな
く、コミュニケーション量など。そして
ヘッドコーチ（ＨＣ）の影響力の大きさ
です。４年前に南アフリカを破った奇跡
の勝利は、エディー・ジョーンズＨＣの
トップダウンによる強化。一方、今回の
ベスト８はジェイミー・ジョセフＨＣの
ボトルアップによる強化でした。弱小の
時代はトップダウンでルールを決めて、
鍛え上げないと短期間で強化できません。
一方でベスト８に勝ち残るには強化され
た選手たちが自分で考えて対応していく
ボトムアップが必要です。会社も同じで、
トップダウンだけでは指示待ち組織にな
ります。優勝した南アフリカチームには
成熟したボトムアップ集団の凄さを感じ
ました。勉強になります。