紅葉前線・・・No.964

桜前線は南から北上し紅葉前線は北から
南下します。コロナ禍が落ち着く合間を
見計らって紅葉を求めて会津磐梯山方面
への小旅行をしてきました。マスク着用
や都度の検温や消毒など旅行会社による
対策の徹底にやや息苦しさを感じたもの
の参加の皆さんも気持ちよく協力されて
トラブルはありませんでした。こういう
ところに日本人ならではの良さを改めて
感じました。コロナ禍で、大打撃の旅行
業界ですがウィズ・コロナの時代に安心
できる新しい旅行スタイルに納得しまし
た。観光地には遠足や修学旅行の学生を
多く見かけ、延期続きだった行事がよう
やく解禁になり、待ちに待った子供たち
は笑顔にあふれていました。ところで、
昔から『会津磐梯山は宝の山』と歌われ
ていますが久しぶりの温泉と美しい紅葉
が何よりの心の宝となりました。

里帰り・・・No.963

亡き父の納骨に大阪に行ってきました。
父は98歳で亡くなりましたが86年間、
大阪で暮らしていました。母の認知症が
進みやむおえず12年前に故郷を離れ息子
たちのいる関東に移らざるをえなくなり
ました。８年前に母が亡くなり父は大阪
の檀家寺にお墓を作りました。父は長い
間、檀家寺の檀家総代をしており自らの
お墓を兼ねて作ったのです。納骨当日、
曇り空のだったのですがお寺に近づくに
つれて、ポツリポツリと雨が降りはじめ
ました。本堂での法要を終え、いざ納骨
の段になると雨は本降りになりました。
不思議な事にお寺を離れる際には雨は止
みました。今、考えるとようやく故郷に
帰り、お墓で母に巡り逢えた父の嬉し涙
の雨だったのかも知れません。今ごろ、
お墓の中で二人は再会を喜びつつ、昔話
に話を咲かせていることでしょう。

寅さん記念館・・・No.962

東京の葛飾柴又にある『寅さん記念館』
に行ってきました。寅さんとは渥美清が
演じる主人公フーテンの寅のことです。
山田洋次監督が映画化したシリーズ『男
はつらいよ』は1969年〜1997年まで、
何と49作品も制作された国民的人気映画
です。記念館には作品にまつわるスタジオ
の再現や出演者の写真など懐かしい品々が
展示されていました。葛飾柴又は東京の
北東部、江戸川のほとりにあり柴又帝釈天
の参道には下町の風情あふれるまち並みが
残されています。柴又帝釈天の境内には
『瑞龍のマツ』と名付けられた樹齢500年
のクロマツがあり（写真）まるで龍のよう
に波打つ枝が印象的でした。久しぶりに
昭和の時代にタイムスリップでき、楽しい
小旅行になりました。

オンライン旅・・・No.961

コロナ禍でなかなか旅行が出来ない世の
中になっています。また、興味があって
も遠い場所や歩くのが苦手な方は旅行し
にくいものです。そのような中、友人が
オンライン旅というものを行ってくれま
した。場所は滋賀県にある比叡山延暦寺。
今年は天台宗の開祖最澄が亡くなられて
1200年の節目の年、しかも厳しい修行
で知られる千日回峰行の道をオンライン
で生中継しながら案内してくれたのです。
こちらは家でのんびりと画像を見ながら
自由に質問したり、見たいところの要望
も言えます。今まで、比叡山には行った
ことがありませんので大変感激しました。
しかも、景色を見るだけでなく延暦寺や
回峰行についての解説もあり大変勉強に
なりました。自然と歴史が楽しめるオン
ライン旅。ご興味のある方は以下のHP
にアクセスして下さい。楽しいですよ‼️
https://www.natureandhistory.online/

長寿番組・・・No.960

最近、長寿番組が終了するケースが増え
ているそうです。４６年も続いたクイズ
番組のアタック25が終わりました。そう
言えば、若い頃はよく見ていましたが、
最近はクイズ番組そのものを見ることが
無くなりました。新聞によると10、20代
の半数がほぼテレビを見ないそうです。
こういう事情もあり49歳以下の視聴者の
獲得強化で長寿番組がしわ寄せになって
いるようです。長寿番組を続けていくに
はマンネリ化しないための努力もあるの
でしょうが見る側にとって安心感もあり
ます。このところ見始めた番組に『徹子
の部屋』があります。45年の長寿番組
ですが先日は黒柳徹子さんが中村メイコ
さんと 対談されていました。90歳近い
お二人の経験豊かな人生のユーモアあふ
れるお話を聞いているだけで楽しくなり
ました。肩の力を抜いた自然体の会話が
お話に引き込まれる魅力なのでしょうね。
こういう番組は続いて欲しいものです。