小銭入れ・・・No.786

世界的にキャッシュレス化が進んでいる
ようです。しかし、日本では相変わらず
キャッシュの文化があります。自分でも
スーパーなどで買い物をする時はキャッ
シュを使うことが多いものです。そうす
ると、どういうわけか小銭がドンドン貯
まってしまいます。レジで支払う時に、
財布からゴソゴソと小銭を探すのが面倒
で、つい千円札を出してしまうからです。
何とか良い方法はないかと、考えていた
のですが最近、面白い小銭入れをネット
で見つけました（写真）。６種類の小銭
が整頓できるのです。小銭を取り出す時
に大変便利で面白いように家の中の小銭
がどんどん減りました。小銭の環境整備
気持ちの良いものですネェ（笑）。

十人十色・・・No.785

昔から十人十色と言う言葉があります。
それほど、人の性格は様々です。普通、
自分の考えや行動パターンと異なった人
と出会うと、変わった人だなぁと思って
しまいます。その性格を統計学的手法で
分析し、簡単なパターンに分けたツール
があります。先日、そのセミナーに参加
して来ました。基本的な考え方を学ぶ為
に３０数人の参加者がシャッフルされて
小グループに分かれていくつかの課題を
を行いました。事前に性格テストを行い
その結果をもとにグループ分けされてい
ました。年齢、性別、会社、役職も異な
る参加者達が与えられた課題を短時間内
でまとめていくというものでした。おも
しろいことに似た性格のグループに入る
と初対面にも関わらずスムーズに議論が
進んだのです。一方、それぞれが違った
性格のグループに入ると、最初は議論が
進みません。しかし、短時間内で結果を
まとめるノルマがあるので、自然に性格
にあった役割分担が進み、成果につなげ
られたのです。これは驚きでした。お互
いの性格の違いを前向きに認めることで
組織はまとまるのです。あの人とウマが
合う、合わないとよく言いますが、それ
を嫌うのではなく認識した上で付き合う
ことが大切なのですね。

風物詩・・・No.784

富士山に「農鳥（のうとり）」が姿を見
せたとニュースで取り上げられていまし
た。農鳥とは富士山の７〜８合目付近に
現れる鳥の形に見える残雪の模様のこと
です。雪解けが進み農鳥が現れる頃に、
田植が作業が始まるので、初夏の風物詩
だそうです。そういえば我が家の近くで
も田植が始まっています。しかし、この
ところ異変が起きています。休耕田が増
えているのです。以前はほぼ全ての田ん
ぼで田植されていましたが、今では場所
にもよりますが半分以上が休耕田になっ
ているような感じです。農家の高齢化と
後継者不足が進んでいるのです。食生活
の変化でお米を食べる人も少なくなって
きたことも、影響しているのでしょう。
世界的には和食が注目されているのに、
和食の原点とも言うべきご飯（お米）が
こういう状況では寂しさとともに、心配
になりますネ。

永平寺・・・No.783

何気なく見たＢＳ放送に引き込まれてし
まいました。永平寺で修行する僧の真摯
な姿が素晴らしかったからです。生活の
全てが修行なのです。お勤めや座禅は、
もちろんのこと、食事を作る事も食べる
事も全て修行の一つだそうです。目的も
意味も考えずに一週間、ひたすら座禅に
打ち込む修行僧達の姿に目が釘づけにな
りました。修行を通して自己を見つめ、
本質的な問いかけを行ううちに自分の我
を捨てて、僧としての自覚に目覚めるの
だそうです。番組で、さらに驚いたのは
ミラノの近郊に永平寺を目指して、同様
の修行に取組む寺院が紹介されていまし
た。文化の全く異なったイタリアで永平
寺とほぼ同じ修行がされていたのです。
今は日本食や盆栽など日本の文化が世界
でブームになっていますが禅宗までもが
本格的に受け入れられているとは思って
も、みませんでした。改めて日本の文化
の素晴らしさを知る、良い機会になりま
した。