あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

北の花園・礼文島・・・No.1055

2023-07-30 05:14:43 | Weblog
今年の夏はひときわ厳しい暑さが続いて
おりますが、猛暑の日本列島にも唯一、
冷夏の場所、北海道の北端、利尻・礼文と
稚内を訪れましたので数回に分けてご紹介
します。羽田から稚内空港に飛んだ後、
フェリーで訪れたのですが35℃の千葉から
礼文に移動すると、16℃と季節が真夏から
冬に戻ったような感じでした。礼文は緯度
が高く、海抜ゼロmから高山植物が咲くと
いう不思議な花の楽園です。

高山植物は強い風、低温、崩れやすいという
厳しい環境を選んで咲いています。つまり、
通常の植物が育たないような環境で生存競争
に勝ち残っているのです。見た目には可憐な
花ですが、厳しい環境下でしたたかにたくま
しく生き抜いている姿を見ていると、風雪に
耐えながらよく頑張っているなぁと声をかけ
たくなりました。

 礼文固有種 レブンソウ

 レブンウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)
礼文は風の強い島の為、ピントが甘い部分は
ご容赦下さい☺️。ハイキングではネーチャー
ガイドさんから多くの花の名前を教えて頂き
ましたが大変勉強になりました。
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あこう(旅)通信・・・No.1054

2023-07-23 05:15:30 | Weblog

ブログを書き始めて15年ほどになりますが、
このところ旅についてのお話をアップする事
が多くなりました。昔から旅は好きでしたが
働いている頃は時間がありませんでした。
退職後、サンデー毎日の日々で家にこもって
いると、むしょうに旅をしたくなります。
旅には非日常の刺激があります。敬愛する作家
司馬遼太郎さんは人生の後半、『街道を行く』
シリーズを執筆されていました。日本各地だけ
でなく海外にも出かけて紀行文を書かれています。
『湖西のみち』から始まり『濃尾参州記』で
未完のまま亡くなられましたが、人や歴史を
感じる旅を好まれました。かねがね司馬さん
のような旅ができればと思っていましたが、
少しずつ現実のものになりつつあります。
旅をするには体と頭の健康の維持が大切ですが、
これが心の健康につながることに気づきました。
今後は旅体験を出来るだけブログへアップする
予定ですので、皆様には気軽な旅ガイドのつもり
でお楽しみ頂ければと思っています。ブログ名は
今まで通り『あこう通信』のままですが、今後は
『あこう(旅)通信』の心づもりでいます☺️
実はこの原稿も北海道の礼文島から利尻島へ向かう
フェリーの中から美しい海を見ながら書きました。
次回は、『日本最北の島たび』をご紹介させて
いただきますので、ぜひともお楽しみに😊
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神々の棲む島(4)対馬編・・・No.1053

2023-07-16 05:15:49 | Weblog
今回は『神々の棲む島』の最終回です。
対馬は中央部が大きくくびれた細長い島
で、くびれた所に浅茅湾(あそうわん)
があります。対馬の地名は難しいですね。
対馬も『つしま』と読めないですね。
この浅茅湾は地図で見るとまるでワカメ
を並べたような複雑な形の湾をしている
風光明媚な絶景です。(写真)

その湾に面した所に和多都美(わたづみ)
神社があります。海に鳥居が3つも並んで
いていかにも由緒ある神社の雰囲気です。
神話の山幸彦、海幸彦伝説があるそうです。

他にも『わたつみ』と読む海神神社があり
ます。対馬の主要産業は漁業ですので海の
神様をご祭神として祀っています。海産物
としてはアナゴが有名で、アナゴ丼の店を
よく見かけました。美味しいアナゴでした☺️
4回にわたり壱岐・対馬をご紹介してきま
した。関東から行くには少し不便ですが、
素晴らしい島々でした♪♪♪♪
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神々の棲む島(3)対馬編・・・No.1052

2023-07-09 05:15:18 | Weblog
壱岐から対馬へは船での移動です。対馬の
海の玄関は島の南にある厳原(いづはら)
港です。港には『日本遺産・国境の島』の
看板が掲げられていました。対馬は国境の
島なのです。1番近い陸地は日本でなくて
韓国です。国境の島だけに遣唐使、元寇、
日本海海戦など、外国と関係する史跡が
多くあります。対馬を統治した宗(そう)
家は鎌倉時代から明治初期まで700年にも
わたる名家で史跡も多くありました。対馬
は歴史の島です。宗家の菩提寺・万松院は
歴代藩主の墓所で立派なものでした。

 (写真は墓所への参道の階段)
墓所は厳かな雰囲気でした。ガイドによる
と墓所は加賀・前田家、山口・毛利家と並ぶ
規模の墓所とのことでした。

お寺には小さな土産物屋があり、自家製の
対馬蜂蜜が売られていました。対馬には、
西洋蜜蜂がいなくて日本蜜蜂だけが生息する
ので蜂蜜も貴重で、値段も10倍以上でした。
お寺で蜂蜜を製造・販売しているのは珍しい
です。購入しましたが濃厚な味わいでした🐝
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神々の棲む島(2)壱岐編・・・No.1051

2023-07-02 05:15:48 | Weblog
壱岐島には猿そっくりの猿岩があります。
遠くを見つめるゴリラの様な風貌。威厳が
ありますね。

戦前この付近は日本軍の要塞となり、立入
禁止で一般の人は見れなかったそうです。
近くには当時東洋一の砲台があり対馬海峡
を守っていました。大砲の射程は35kmあり、
砲弾の重さは1トン、長さは2m以上もあり
隣に並んだ戦艦大和の主砲の砲弾に比べても
遜色ありません。
(写真中央は砲台の砲弾、右は戦艦大和の砲弾)
壱岐・対馬は国定公園に指定され風光明媚な
海岸もあります。

写真の左京鼻竜神神社は断崖絶壁の岬の先端に
あり参拝するのに少し勇気が要りました。
次回は対馬をご紹介します。お楽しみに☺️
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