あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

不思議な自然現象・・・No.1090

2024-03-31 05:15:59 | Weblog

先日、早朝の散歩をしていたら、ちょうど日の出の時間でした。ぼんやり太陽を眺めているとその右方向の雲が不思議な色に色づいていました。どうも、虹では無さそうなので写真を撮りました。調べてみると彩雲と言われる自然現象のようなのです。虹は太陽と逆の方向に出るようですが、彩雲は太陽の近くの雲が多色に見える現象だそうです。望遠のないスマホで撮りましたのでそれほどはっきりした色ではありませんが、はじめて見た現象でした。

次に、ご紹介する自然現象は2月の知床旅行で見かけた不思議な夕日です。場所は弟子屈(てしかが)という道東の阿寒湖に近い町です。太陽から天に向かって光の柱が見えます。サンピラー(太陽柱)というものです。まるで太陽から垂直に炎が上っているようで太陽そのものが炎につつまれているようでした。

珍しい自然現象で地元のバスガイドさんも初めてみたそうで興奮されていました🙂空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られる現象で氷の結晶の向きが揃っていないと見られないとのことで偶然のたまものですね。毎日、当たり前のように太陽は上って沈むわけですが、たまに空を見上げると太陽の神秘に出会えるかも知れませんね🙂

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関東の三鶴・・・No.1089

2024-03-24 05:15:18 | Weblog

前回に続いて房総の春の風景をご紹介します。先日、JR内房線の佐貫町駅の周辺を散策してきました。内房線は東京湾に沿って走る鉄道です(前回ブログの地図をご覧下さい)房総の春を代表する花といえば菜の花ですが散歩道に菜の花が咲き乱れていました。

まさに春爛漫という感じですね。佐貫町の近くに鶴峰八幡宮という立派な神社がありました。

鶴の名がつく八幡宮としては鎌倉の鶴岡八幡宮が有名ですね。2年前の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉人気は高いですが、源頼朝が鎌倉の守り神として大切にしていました。鶴峰八幡宮は房総半島の南端にある館山の鶴谷八幡宮とともに鶴の名のつく「関東の三鶴八幡宮」と呼ばれているそうです。源頼朝が伊豆から房総半島をまわり鎌倉幕府を開いたことを考えると三つの八幡宮はつながっているのかも知れませんね。何でも八幡宮は全国に4万以上もあり日本の神社の中でもっとも多く、戦いの神様である応神天皇を祀っているそうです。鶴峰八幡宮は今回初めて知ったのですが、春うららの散歩をしながら花や歴史を楽しむのは良いものですね。

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千葉のローカル鉄道・・・No.1088

2024-03-17 05:15:33 | Weblog

寒い日もありますが春本番が間近になってきました。今月初旬、房総半島の真ん中あたりにある久留里という町を散策してきました。ちょうど新酒まつりが行われていて多くの地酒の試飲が出来ました。早咲きの桜も満開でしたので春の房総を舌と目で楽しんだことになりますね😊

何軒かの酒造を回ると試飲だけでほろ酔い気分になりつつ、日本酒の種類の多さと味の違いをあらためて、感じることができました。同じ地域でも酒蔵ごとに多くの味の日本酒があるのは驚きです。日本文化の奥行きの深さですね。

房総半島には山城が多いのですが、久留里には戦国時代に里見氏の居城だった久留里城があります。小さいながら風格のある城ですね。

さて、今回はJR久留里線に乗ったのですが、千葉県に長年住みながら初めて乗りました。ローカル線でありながら、ほぼ満員状態でした。久留里線は木更津駅から上総亀山駅を結ぶ約32kmの路線です。

ところが、この鉄道の久留里駅から上総亀山駅の区間10kmの採算が悪く、廃線の可能性もあるようです。新聞によると100円の収入を得るのに1万6821円かかるとのことです。今回は、日曜日の新酒まつりということでの賑わいだったのです。採算が悪いといえども地元の生活と文化を支える鉄道を何とか守って欲しいものですね。

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流氷といきもの・・・No.1087

2024-03-10 05:15:40 | Weblog

前回に続いて流氷のお話しです。最近の新聞記事によると地球温暖化の影響で流氷に異変が起きているそうです。流氷は海を覆う面積が縮小しているだけでなく、氷の厚みも30年間で3割減っていたそうです。流氷はシベリアや樺太の沿岸でできた海氷が風や海流によって南下し流氷となって北海道におし寄せたものです。流氷にはシベリア起源の鉄分が豊富に含まれていてこれが解けることでオホーツクの海を豊かにしているそうです。流氷が減る事で海の豊かさが損なわれる可能性があるそうです。地球温暖化はこういうところにも多大な影響を与えているのですね。

さて、今回の旅ではエゾ鹿やキタキツネなどの野生動物を見ることが出来ましたが、1番感動したのはオオワシです。知床半島の真ん中あたりにある羅臼(ラウス)港(地図の赤い点)から観光船で流氷に集まる姿を観にいきました。オオワシは翼の幅が2m以上もある大きな鳥です。スマホでは撮るのが難しくて、うまく撮れなかったのですがご覧下さい。

 

オオワシはオホーツク海周辺に分布していますが、冬季は南下して北海道で越冬するそうです。流氷の上に多くのオオワシが休みながらエサを狙っていました。双眼鏡で見るとクチバシと足があざやかな黄色。両翼や尾羽が白くなっており大変美しかったです。このオオワシの雄壮な姿を観るために何度も足を運ぶ方も多いそうです。😊

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流氷の魅力・・・No.1086

2024-03-03 05:15:03 | Weblog

今年初めての旅にあたって知床に行ってきました。冬の北海道といえば、雪と氷に覆われた極寒の大地をイメージして、寒さに弱い私としては二の足を踏んでいたのですが、いちど流氷を見てみたいという好奇心がまさりました。😊 数回に分けて、北の海の風物詩の流氷の魅力をご紹介します♪♪

今回はさまざまな場所から見えた流氷の表情をご紹介します。まずは空からです。パックツアーで成田空港から女満別空港に向かったのですが、チャーター便でしたので流氷を空から見る事が出来ました。初めての出会いは「すごい! これが流氷だ!!」という驚きと感動がありました😊

大小さまざまな氷の塊が漂っている壮大な光景は、まさに「流氷」の言葉通りでした。

さて次は陸から見た流氷です。写真はオホーツク海に一番近い駅、海辺までわずか20mの「北浜駅」から見た流氷です。日本でも珍しい「流氷の見える駅」だそうです。たまたま列車がやってきて停車しました。列車の向こうの防風柵から先が海岸線で、岸に押し寄せた流氷が見えます。この路線は釧路、網走をむすぶJR釧網線です。

北浜駅の駅舎内には訪れた皆さんによる記念の貼り紙が天井や壁一面に貼られて独特な雰囲気でした。

三つ目は海の上から見た流氷です。観光砕氷船オーロラに乗り、流氷の中を進みました。出港した網走港には流氷はあまり無かったのですが、進むうちに流氷が現れました。

写真は船尾から見た流氷の海の航跡の様子です。流氷を砕く音も迫力があり、素晴らしかったです。

見る場所を変えることで流氷の魅力を満喫できました。次回も、お楽しみに!!

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