宇治田原の正寿院 ② ~「猪目窓」(ハート型の窓)
客殿(則天の間)には猪目窓という窓がある。
猪目(いのめ)とは、ハート型であり古来から伝わる日本伝統文様の一つで災いを除き、福を招く意が込められている。
隠れ寺の正寿院だったが最近、この窓がネットで拡散し、女の子を中心に参拝者が増えた模様である。
もうひとつの見所は160枚の天井画である。
日本を代表する書家 祥洲・福田匠吾をはじめ、多くの日本画家協力のもと、花と日本の風景をテーマに描かれた160枚の画が客殿の天井をうめつくしている。