ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

散り椿のころ ~城南宮 ②

2021-02-27 | 花めぐり~1・2月

散り椿のころ ~城南宮 ②

 

 散り際の美しさを愛でる感性は日本人独特のものだという。

 それは武士道精神に由来すると何処かで聞いたことがある。

 椿は、はらはらと散るのではなく、花弁ごと、ぽとりと落ちる。

 老害を撒き散らすことなく、散り際の潔さを良しとする。

 今はそう思っていても、そのときが来たら、なかなか、むずかしいものなのかもしれない。

 周囲を見廻すと、そんな気がする。

  7年前の記事 →落椿

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しだれ梅の咲くころ ~城南宮 ①

2021-02-25 | 花めぐり~1・2月

しだれ梅の咲くころ ~城南宮 ①

 

 

 京都市伏見区に鎮座する城南宮は、梅の名所として知られていて、冬になると枝垂れ梅と椿が鮮やかな彩を描く。

 神苑内にある城南離宮遺構の築山と伝わる「春の山」には、約150本の紅・白・ピンクの・枝垂れ梅が植えられていて、見頃の時期には「しだれ梅と椿まつり」が開催される。

 シャワーが降り注ぐように咲く、枝垂れ梅の絢爛さをどうぞ、堪能してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 7年ぶりの城南宮だった。クリック→7年前の枝垂れ梅

 

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「間宮海峡 林蔵の恋」 ~中村美優

2021-02-23 | 音楽

「間宮海峡 林蔵の恋」 ~中村美優

 

  ずっと、応援していた中村美優さん、みーちゃんがメジャー・デビューを果たした。

  歌唱力、そして、目力、すべてにおいて、今までとは違う何か+アルファを感じた。

  それは、今日、初めて、感じたオーラだった。

  嬉しい反面、何故か、ほんの少し淋しさもある。

  (2・14 バレンタインライブ 新世界BUNGA CAFE)

 

 

 詩に魂が籠って、歌が育ってきた。

「 いくたびの雨を越えて、花開く日がくる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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梅花のころ ~長居植物園

2021-02-20 | 花めぐり~1・2月

梅花のころ  ~長居植物園

  冬の間、凍りついたように静止していた時間が、春の足音とともにゆっくりと動き始めた。

  そして、緩んだ空気の狭間でぽっと綻ぶように梅の花が咲き始めると、季節は一気に加速する。

 この一年、人間世界は大きな変貌を遂げたが、自然界は何事もなかったかのように、いつものサイクルを繰り返していく。

 

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廣瀬神社・砂かけ祭(御田植祭) ④ ~早乙女

2021-02-19 | 奈良の旅

廣瀬神社・砂かけ祭(御田植祭) ④ ~早乙女

 

 

 祭りのラストを飾るのは、早乙女による田植えである。

松苗は松葉で作られ、中に籾種が2,3粒入っている。

この松苗を田の水口に挿すと悪病・害虫などから、田を守るとされており、

参拝者にも、配られる。

ラストのラストは地元の子どもたちの合唱団による歌の奉納だった。

 

 「田人は、こんなに、かわいかない」と、砂だらけの髪を梳いた。

 

 

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廣瀬神社・砂かけ祭(御田植祭) ③ ~クライマックスへ

2021-02-17 | 奈良の旅

廣瀬神社・砂かけ祭(御田植祭) ③ ~クライマックスへ

 

  御田植(おんだ)祭は、いよいよ、クライマックスの「庭上の儀」へ。

  この祭りが別名「砂かけ祭」と呼ばれる所以の”砂かけ”である。

  拝殿前の広場に青竹を4本立て、注連縄を張って田圃に見立てる。

  ここで、苗代づくり、田づくり、田植えが執り行われる。

  砂かけが激しいほど、雨に恵まれ、豊作になると云われている。

 

 完全防備の子どもたち、待ちきれず、砂遊びを始めた。

 

 完全防備は大人たちも同じ。しかし、こりゃ、コンビクトか!? 

 さあ、ドクターメディコのような”田人”(たひと)登場!

 

 

 田人は牛さんを連れてくる。

 

 

”砂かけばばあ”のような”砂かけ”が始まった。

ちなみに、この地域には”砂かけばばあ”伝説が残っている。

 

 

 高価そうなカメラにも、情け容赦ない。

 

 

 

あっ!目が合ってしまった! 

 

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廣瀬神社・御田植祭(砂かけ祭) ② ~牛と田人

2021-02-15 | 奈良の旅

廣瀬神社・御田植祭(砂かけ祭) ② ~牛と田人

 

 第一部の「殿上の儀」。

 祝詞奏上のあと、拝殿を田圃に見立てて、苗代づくり、籾撒き、苗とり、田植などの所作をおこなう。

 杭全神社の御田植神事保存会のものとしては、ほとんど、同様の所作に地域を越えて伝播する繋がりを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 早乙女「この苗は、我がにはあらず廣瀬なる神のよさせし早苗なり。」

 

 

 

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廣瀬神社・御田植祭(砂かけ祭) ① ~「殿上の儀」

2021-02-13 | 奈良の旅

廣瀬神社・御田植祭(砂かけ祭) ① ~「殿上の儀」

 

 廣瀬神社(奈良県北葛城郡河合町)は大和盆地を流れる全ての河川が一点に合流する地に鎮座している。

    このあたり、昔は川の氾濫に何度も苦しめられたと聞いている。

 当社は風水を治める水を司る神として、天武天皇により、国家安泰・五穀豊穣を祈願したと日本書紀にも記載されており、日本最古級の社でもある。

 

 長い参道の途中に日露戦争の戦利品が置かれていた。

 

 

 毎年、2月11日に執り行われる「御田植祭」は別名「砂かけ祭」としても全国的に有名な奇祭である。
 まずは、第一部の「殿上の儀」から。
 
 
 
 
 
 これも水神さま!?蛇のような芋が供えられていた。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

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水仙の咲くころ ~佐保川沿い「川べりの家」

2021-02-10 | 花めぐり~1・2月

水仙の咲くころ ~佐保川沿い「川べりの家」

 

 奈良市を流れる佐保川の土手で、水仙の花が見ごろを迎えている。

 水仙は春を待つサクラの木の根本を飾るように、真っ白に輝く。

 3月下旬ごろには、川沿いを彩る主役はソメイヨシノに変わっていく。

 

 小川沿いを散策すると、心安らぐのは何故だろう。

 それは水仙が似合う清らかな水の流れに由来しているように思う。

 穏やかな流れしか知らないのだが、いつか、川沿いに棲みたいと願う。

 

 右の建物は奈良県立図書情報館。

 

 

 

 

 

 

 

 

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奥明日香「天空展望台」 ~明日香・逍遥

2021-02-05 | 奈良の旅

 奥明日香「天空展望台」 ~明日香・逍遥

 

 天武・持統天皇陵は、寒咲き菜の花に包まれていた。

 寒さの中、”春遠からじ”と耐えるように咲く。

 

 明日香には、通うように出かける。

 日本の原風景なんて、在り来たりの言葉では語りきれない魅力が、この地にはあるのだ。

 それが何なのか、もっと知りたくて、また、明日香・逍遥。

 この季節には定番の「八釣の郷」の蝋梅に見入る。

 万葉文化館の庭園の紅梅も咲き出した。

道沿いの白梅が桜のよう。

 

 明日香村を流れる飛鳥川の稲淵と栢森に架かる雄綱と雌綱。
 子孫繁栄と五穀豊穣、そして、悪疫などが村に入り込まない様に結界を張る。

 柏森から、更に奥。奥明日香の秘境、「天空展望台」を目指す。

 狭路と急坂ゆえ、車で行かれるときは、要注意。途中から、徒歩となる。

 集落の小さな神社の祠の横に展望台がある。

 二上山、葛城山、金剛山、手前に高取城跡の展望が広がる。

 天気が良ければ、あべのハルカスも見えるという。

 もうひとつの明日香の秘境・尾曽の大威徳院と甲乙付けがたい絶景である。

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お多福になりたくて ~全興寺の節分

2021-02-03 | 平野のイベント

お多福になりたくて ~全興寺の節分

 

 2021年2月2日は124年ぶりの1日早い節分ということで、1日、勘違いされた方も多かったのではないだろうか。

 全興寺も、コロナ禍のため、例年のお砂踏みはなかったが、お多福とご祈祷をいただきにお参りに出かけた。

 

 

 

 

 

 受付には、毎度のように「平野の町づくりを考える会」、私のお仲間の皆さんがいらっしゃって、特別の?お多福を授与いただいた。

 下膨れにはなりたかないが、お多福にはなりたいものだ。

 

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鬼神乱舞 ~鬼瓦でコロナ退散!

2021-02-01 | 奈良の催事・イベント

鬼神乱舞 ~鬼瓦でコロナ退散!

 

 平城宮いざない館で「鬼神乱舞」と銘打った”鬼瓦展”が開催されている。

 平城宮跡では、第一次大極殿院の南門の復元工事が進められており、この展示は、それを記念したものだ。

 南門の屋根にも鬼瓦が取り付けられ、鋭い眼光で邪を払っている。

 今まさに、この鬼瓦に”コロナ退散”の魔除けを期待したいものだ。

上下2点は平城京で出土した鬼瓦で奈良時代のもの。

以下、法隆寺のもので、11C以降の作品。

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