ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

桜の咲くころ ~毛馬桜之宮公園 ①

2019-03-31 | 花めぐり~3月

桜の咲くころ ~毛馬桜之宮公園 ①

 

  毛馬桜之宮公園は大川の毛馬洗いぜきから下流の天満橋まで、約4.2kmのリバーサイドパーク。

  右岸沿いには造幣局、泉布観などの明治初期を代表するレトロな建物が並び、大川の流れに沿ったプロムナードには、約4,500本の桜並木が続く。

 この日は小雨まじりに加えて、お目当ての桜も、まだ、3分咲きくらい。  

 それでも、春を待ちきれない多くの人が散策していた。

 

 

 

 造幣局のシダレザクラ。通り抜けはまだ、先だが、魁の桜。

 

 

 

 泉布観の桜。

 

 桜だけではなく、ユキヤナギやレンギョウも彩を添える。

 

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しはつみち・磯歯津路・始発路 ~古代の幻の道

2019-03-30 | 平野ヒストリー

しはつみち・磯歯津路・始発路 ~古代の幻の道

 日本書紀の雄略記に、「呉(くれ)の客人のために“磯歯津路”(しはつみち)を通した」と記されており、現在の長居公園通りの位置に磯歯津路という“古代の幻の道”があったと推定されている。

 磯歯津路は住吉津に上陸した渡来人が住吉大社を経て、平野区の喜連瓜破、長吉を経由し、首都である飛鳥(シルクロードの東端)を目指したとされる古代の国際街道である。

  “住吉”と“長吉”という地名の“吉”の符合が意味するもの。
  それは街道の存在があったからなのかもしれない。
 
 

 

 住吉公園の西端に建つ巨大な常夜灯は、昔、ここに港があったことを示している。

  

  磯歯津路は、当初、住吉街道に沿い、住吉大社を経て、現在の長居公園通りに合流する。

  住吉街道の途中、熊野街道と交差する四つ辻角にインパクトある古い建物がある。
  蔵造の建物に高燈籠があしらわれ、 国の登録有形文化財に指定されている。
  手作り味噌が名物の「住乃江味噌 池田屋本舗」さんである。
 
 
 
 
 
 
 また、周辺や街道沿いには歴史あるお寺や町家が点在している。
 
  お寺なのに鳥居。信貴山真言宗の東福寺。 
 
 
  荘厳浄土寺。山門前にニャンコが陣取る。
 
 
 
 
  すみよしギャラリー(住吉福祉会館)。
 
 
  木下家住宅。
 
 
 
 
 磯歯津路は長居公園通りに合流。長居公園から、長吉まで、沿うように続くとされる。
 街道脇の喜連、瓜破、長原には当時を偲ぶ数々の遺跡がみられる。
  
 
 
 「しはつみち」は「始発路」とも読める。
 新年度に向かう、この時期、“始発”というに言葉に、新たなる出発(スタート・旅立ち)をイメージする。
 

 

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廃墟化した国際庭園・ネパール館 ~鶴見緑地 ③

2019-03-28 | 大阪の旅

廃墟化した国際庭園・ネパール館 ~鶴見緑地 ③

 平成2年に日本初の国際園芸博として開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」。

 当時のパビリオンと庭園を活用して、「国際庭園」として、再生したのだが、30年近く経過した現在、そのほとんどが手入れもされず、放置されたような状態のままで、“廃墟化”している。

 特殊な建物が多いのと、修理や維持のための多額の予算が取れないためらしいが、一部の建物は心ない来園者らに破壊されたり、経年劣化により倒壊などの恐れがあるとして立ち入り禁止になっている庭園もある。

 花博時、お気に入りだったネパール館も、劣化が目立つが、それでも、心を曳きつけてくるものがある。

 

 

 

 

 劣化が進んだモロッコ館やタイ館なども、まるで遺跡のような雰囲気を醸し出している。

 

 

 

 廃墟に、コスプレーヤーが似合うのは何故だろうか。

 

 

 

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Birds 3 ~鶴見緑地 ②

2019-03-26 | 野鳥

Birds 3 ~鶴見緑地 ②

  アオサギといえば、テリトリーを守る孤高の鳥といったイメージがあるが、鶴見緑地の日本庭園に、たむろするアオサギは仲間とつるんで、餌をねだる。

  ここまで馴れ馴れしいと、もはや、孤高の野鳥とは言い難い。

 ジョウビタキのつがい・・・たぶん、夫婦がいた。

 

 

  寒緋桜にやってきた、メジロ。

 

 

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紫木蓮とユキヤナギの咲くころ ~鶴見緑地 ①

2019-03-25 | 花めぐり~3月

紫木蓮とユキヤナギの咲くころ ~鶴見緑地 ①

 鶴見緑地では春の訪れを歓喜するように、早春の花たちの開花が一斉に始まっていた。

 風車を望むエリアでは、紫木蓮とユキヤナギが目を引いた。

その他にもミモザ、木瓜、白木蓮、菜の花、早咲きの桜、ハナニラなど、百花繚乱状態。

 

 

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伏見・酒蔵界隈ぶらり散策

2019-03-22 | 京都の旅

伏見・酒蔵界隈ぶらり散策

 

 安土桃山時代から日本有数の酒造処として栄えた、京都・伏見は昔ながらの酒蔵や寺田屋などの船宿が立ち並ぶ風情ある町である。

 ときおり、ぶらりと、この町を訪れ、酒造めぐりをすることがある。

 黄桜酒場や鳥せいなど、リーズナブルでおいしい、且つ雰囲気あるお店でランチをいただくのが常である。

 竜馬通りでは、竜馬グッズが手に入る。

 旅籠 寺田屋の庭園にある竜馬像が見つめる先には彼の熱い志に似た、赤い大輪の椿。

 「やめたら、いかんぜよ!」

 そんな声がしたような気がする。

 

 

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あさひめ参上!ひな祭り on  シアター朝日 ②

2019-03-21 | 音楽

あさひめ参上! ひな祭り on  シアター朝日 ②

 

 通天閣側のシアターにアイドルの応援に行く・・・という行為自体、数年前には考えられなかった。

 縁は奇なるもの。本当に不思議な縁が繋がっていく。

 あさひめのワンマンコンサートは大いに盛りあがった。

 あさひめの脇を固める個性豊かなエンターティナー、演歌の大河内智子さん。

 トモココールが今も、耳奥にリフレインする恐さ。

 リフレインするのはこの人も同じ。「でび、でびっ」と、デビットちんすこうさん。

あさひめを支える、姉御役。吉野悦世さん。

 日ごとにどんどん、成長して、変貌していくのだろう、ここあちゃん。

 そして、みーちゃんはアイドルやってるけど、本当は実力派シンガー。

お疲れ様でした!ついに一丁、やったねえ!!おめでとう!!!

新世界の打ち上げは、やっぱ、串カツでっしょ。 (今度は呼んでね。)

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あさひめ参上!ひな祭り on  シアター朝日 ①

2019-03-19 | 音楽

あさひめ参上!ひな祭り on  シアター朝日 ①

  3月3日、新世界のシアター朝日にて、「ワンマンコンサートあさひめ参上!」が開催された。

  「平成最後のひな祭り」と銘打たれた、大会場初のワンマンコンサートは何と、2回公演。

  ところが、平野区から、数多くの応援団が駆けつけ、200名収容のホールが両公演とも満員御礼となった。

 これから、ミーたちの「IT’s show time!」やで。

前半を盛り上げた、「k2.dance-soul」の皆さん。

 

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桜色舞うころ ~佐保川の河津桜

2019-03-18 | 花めぐり~3月

桜色舞うころ ~佐保川の河津桜

 

 ソメイヨシノが一斉に開花する前の一刻、鮮やかなピンクの河津桜が散歩道を彩る。

 雨上がりの佐保川沿いをぶらり、デジスケッチ。

 晴れやかな春が来るというのに、心が晴れないのは何故だろうか。

 

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二月堂・お水取り ~春を呼ぶ火の粉

2019-03-17 | 奈良の催事・イベント

二月堂・お水取り ~春を呼ぶ火の粉

 東大寺二月堂で、2/20~3/15に執り行われる「お水取り」、正確には修二会(しゅにえ)」という。

 752年以来、途絶えたことがない伝統行事で、行を執り行う11人の「練行衆(れんぎょうしゅう)」が人々に代わって罪を懺悔(ざんげ)し、天下泰平や五穀豊穣を祈る。

 燃えさかる松明を舞台の欄干に掲げられるが、これがお水取りの中で最も有名な「おたいまつ」と呼ばれる場面。

 降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われていることから、たくさんの参拝客が集まる。

 「おたいまつ」が終わると、連行衆は本堂にて、深夜まで声明(しょうみょう)を唱える。

 観客は二月堂をあとに帰路へ着く。燃えたあとの「おたいまつ」が置かれていた。

 

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梅と椿の咲くころ ~梅宮大社

2019-03-15 | 花めぐり~3月

梅と椿の咲くころ ~梅宮大社

 梅宮大社は京都一古い梅の名所。

 平安時代以前は、桜より梅の花を人々は愛でていたという。

 ご祭神である木花咲耶姫命の「このはな」とは梅の花をさすことから、境内にはたくさんの梅の木が植えられ、現在、40種類550本以上の梅の木がある。

 また、「産(うめ)」と「梅(うめ)」とが掛けられ、子授けのご利益があるとされている。

「よろしゅうおまんなあ。」としか言いようがない。

 梅宮大社は花の名所としても知られ、初夏ともなれば、杜若が有名であるが、この日は椿が見事だった。

 その他、印象的だったのが、黄梅とマンサクと河津桜と、そして、ニャンコ。


 

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吉川MANA on 平野区民センター

2019-03-13 | 平野のイベント

吉川MANA  on  平野区民センター

 3月3日、平野区民センターにて、ガレージセールが開催されたが、吉川MANAちゃんがゲスト出演されていた。

 

 そもそも、ワンダースターでMANAちゃんを応援するようになったきっかけは、2016年の「平野郷を着物で歩こう!」に参加いただいたことに端を発する。

 

 マニア必携!絵葉書にも登場している。

昨年には「長原東わいわいフェスタ」に登場!

あさひめとのコラボも実現している。

そのMANAちゃんのワンマンコンサートが決定した。

10月6日、平野区民センターにて、開催。

 

 

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湯浅まちあるき ② ~町家のひなめぐり

2019-03-12 | 和歌山の旅

湯浅まちあるき ② ~町家のひなめぐり

 入江の奥に位置する湯浅の町は、海路の便が良かったこともあり、古くから物流の中心地として栄えてきたほか、1800年代初頭にはなんと92軒もの醤油屋が営業していたという醤油醸造の町。

 この時期、湯浅町は雛人形で飾られる。

 活気あふれた江戸時代、明治時代に思いを馳せ、懐かしい雛人形を辿るように、まちあるきをした。

 地元のボランティアガイド(語り部)さんが、まちあるき中、終始、名調子で説明してくださった。

 

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湯浅まちあるき ① ~醤油醸造の町並

2019-03-11 | 和歌山の旅

湯浅まちあるき ① ~醤油醸造の町並

 和歌山県湯浅町は100年以上前の古い商家や町家が建ち並ぶ「重要伝統的建造物群保存地区」を中心とした醤油醸造で栄えた町並みが残る。、
 醤油発祥の地ともいわれ、醸造文化の伝統を受け継ぎ、守り続けたことで、日本遺産の認定を受けた。

 まちあるきの前には工場見学と、やっぱ、これでしょ。

 「醤油ソフトクリーム」の意外とあっさりとした甘さ。

 まちあるきには、地元のボランティアガイドさんに案内していただいた。

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河津桜の咲くころ ~長居公園

2019-03-09 | 花めぐり~3月

河津桜の咲くころ ~長居公園

 春到来は河津桜の開花とともにやってくる。

 私的には、ソメイヨシノより好きで、何より春を感じさせてくれる桜・・・ピンクの「河津桜」。

 長居公園の一角に「河津桜」や「オカメザクラ」、「コヒガンザクラ」などが数本、植わっているスポットがあり、道行く人たちが立ち寄る。

 立ち寄るのは人ばかりではない。

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