ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

カルガモ親子のいる風景 ~葛城市 調田坐一事尼古神社

2021-05-18 | 野鳥

カルガモ親子のいる風景 ~葛城市 調田坐一事尼古神社

 

 奈良県葛城市疋田にある調田坐一事尼古(つくだにますひとことねこ)神社では、毎年、カルガモが境内の池にやって来て卵を産んでいて、今年も10羽の雛がかえった。(孵化3日後の5月16日に撮影)

   池では、小さなひなたちが親鳥の後ろを気持ち良さそうに泳いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 池の真ん中の小さな島が彼等の寝床だ。

 ここなら、猫たちにも襲われない。

 

 陸歩きの特訓中だ。

 撮影中、元気のいい一匹が突然、群れを抜け出して、一人旅に出てしまった。

 我々の足元を俊足で何処かに駆け抜けて行ってしまったのだ。

 一緒に見ていた宮司さんが「戻ってくるよ」とおっしゃっていたが、ほんとに帰ってきたのかな。

 

 

 

 動画!可愛すぎ!! 

 

 

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冬の渡り鳥・ジョビー ~けいはんな記念公園

2021-03-12 | 野鳥

冬の渡り鳥・ジョビー ~けいはんな記念公園

 

 ときおり、ピョコンとお辞儀をして、尾を震わせる。

 目が合うと、首を傾げて、私を不思議そうに見る。

 構えたカメラを意識して、ポーズを取っているようにもみえる。

 人懐っこいジョウビタキを、ある野鳥ファンは親しみを込めて、「ジョビー」と呼んだ。

 ジョビーは春になると海を越えて、北に帰る。

 遠くモンゴルや中国西部、シベリア、サハリンへ渡るときく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シラサギやセグロセキレイが水辺に遊ぶ。春はもうそこまで。

 

 

 

 冬の名残、トサミズキと馬酔木。

 

 

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梅と野鳥と天女? ~平城宮跡

2021-03-03 | 野鳥

梅と野鳥と天女? ~平城宮跡

 

 晴天の空の下、平城宮の梅林が満開と聞き、デジスケッチに出かける。

 春の兆しにメジロ、アオサギ、ツグミらも嬉しそうだ。

 大極殿南門の復元が待ち遠しい。

 何もなかった草原に、ひとつひとつ、古代が蘇ってくる。

 天女が舞い降りたって、不思議ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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野鳥のプロムナード ~馬見丘陵公園

2021-01-30 | 野鳥

  野鳥のプロムナード ~馬見丘陵公園

              

 奈良県北葛城郡の馬見丘陵公園は県内では奈良公園に次ぐ広大な自然公園である。
 かつて、聖徳太子が法隆寺を建てる場所を探して、“馬に乗って見て廻った”場所であるとも伝えられている。
 冬になれば、渡り鳥を中心とした野鳥天国となる。

              

              
            

 人なつっこい、オレンジ色の野鳥が近くまで、やってくる。
 ジョウビタキである。

              

              

 鳥は人間と違って、雌の方が地味である。ジョウビタキの♀。

              

 ちょっと、目付きの悪い鳥がいた。シメである。

              

 何でも食べる、くいしんぼな鳥、ツグミ。

              

 マヒワの群れを発見!
 ムシャムシャおいしそうに食べているのはハナミズキの実である。

              

              

              


 サザンカが青い空に映えて綺麗だった。


              

              

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「幸せの青い鳥」 ~“ルリビタキ”

2021-01-24 | 野鳥

 「幸せの青い鳥」 ~“ルリビタキ”

             

  ずっと、探していたのに、現れるときは突然だ。
  鮮やかな瑠璃色の鳥が私の目前を横切った。

 「ルリビタキ」・・・メーテルリンクの「青い鳥」のモデルとも云われている鳥だ。
  そして、小さい頃、大好きだった、あの物語を思い出した。

              

 クリスマスイヴ、貧しい木こりの家では2人の子どもが寝ていました。

 兄のチルチルと妹のミチルです。二人の部屋には醜い妖女が現れ、「これからわたしの欲しい青い鳥を探しに行ってもらうよ」といいます。

 妖女から、ダイヤモンドのついた魔法の帽子を貰ったチルチルとミチルは、光やイヌやネコやパンや牛乳や砂糖や火や水たちと一緒に不思議な冒険の旅に出かけます。

              

 「思い出の国」で青い鳥を見つけますが、これは籠に入れると黒い鳥に変わってしまいました。

 二人は、その後も「夜の御殿」「森」「墓地」を訪れ、こわい思いをしながら青い鳥を探し続けます。

 「森」の中で青い鳥を見つけますが、捕まえられませんでした。

 「夜の御殿」では捕まえることに成功しますが、死んでしまいました。  

 「幸福の花園」を経て、最後に訪れた「未来の王国」でも青い鳥を捕まえますが、赤くなってしまいます。

              

 こうして、二人は妖女との約束を果たすことができず、失意のうちに家に帰ってきます。

 そこへ隣に住んでいるおばあさんがやって来て、病気の娘がチルチルの飼っている鳥を欲しがっていると告げます。

             

 そういえば、鳥を飼っていたことを思い出し、見てみると、驚いたことに青い色に変わっています。

 さんざん探し回った青い鳥は自分たちの家にいたのでした。

 二人がこの青い鳥を病気の娘にあげると、娘の病気が良くなってお礼にやって来ます。

 ところが二人で餌をやろうとしたときに、青い鳥は逃げて飛んでいってしまいます。

               

 チルチルは、読者に向かって、次のように呼びかけるのです。

「どなたかあの鳥を見つけた方は、どうぞぼくたちに返してください。

 ぼくたち、幸福に暮らすために、いつかきっとあの鳥がいりようになるでしょうから」

              

 私が一番、印象深かったのは、二人が「思い出の国」に行くシーン。
 そこには、祖父母が昔の姿のままで、昔の家に住んでいる。
 懐かしく安らぎを感じる、その国にも「青い鳥」はいなかった。

              

 私は子どもの頃、祖父母の家に行くのが好きだった。
 そこには、何故か心温まる安らぎの空間があった。

 祖父母は私のこと、すべてを肯定してくれたからかもしれない。
 祖父が亡くなる、ちょっと、前のことだった。
 帰り際、悪い足を引きずるようにして、私を玄関まで見送ってくれると、「また、おいでや。」と言ってくれた。
 そして、それが最後だった。もう二度と迎えてくれることはなかった。

 もう存在しない空間だけれど、今でも、「思い出の国」は私の中にある。

               

 幸せなんて、探し求めるものではなくて、一番、身近にあるんだ。
 だから、それを大切にしなくちゃいけない。
 この物語は、そう告げていた。

               

               

 メスは茶色っぽい。

               

               

 (馬見丘陵公園にて撮影)

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Birds 3 ~鶴見緑地 ②

2019-03-26 | 野鳥

Birds 3 ~鶴見緑地 ②

  アオサギといえば、テリトリーを守る孤高の鳥といったイメージがあるが、鶴見緑地の日本庭園に、たむろするアオサギは仲間とつるんで、餌をねだる。

  ここまで馴れ馴れしいと、もはや、孤高の野鳥とは言い難い。

 ジョウビタキのつがい・・・たぶん、夫婦がいた。

 

 

  寒緋桜にやってきた、メジロ。

 

 

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