ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

ワンダースターのゆく年・2020下半期 ~100葉のシーン

2020-12-31 | 心の旅

ワンダースターのゆく年・2020下半期 ~100葉のシーン

 年初から、コロナ禍に明け暮れたような一年だった。

 不要不急の旅をモットーとするワンダースターでは、ネタ不足に陥ったことは言うまでもない。

 と言いながら、結構、あっちこっち、行ってるなあと振り返る年の瀬である。

 

7月 室生 龍鎮の滝

8月 立山室堂

9月 黒部峡谷

10月 コキア 馬見丘陵公園

11月 南禅寺

12月 太陽の塔

本年もありがとうございました。

来年もワンダースターをどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください。

 

 


ワンダースターのゆく年・2020上半期 ~100葉のシーン

2020-12-30 | 心の旅

ワンダースターのゆく年・2020上半期 ~100葉のシーン

 年末恒例の「ワンダースターのゆく年」。

 今年もおつき合いくださいまして、誠にありがとうございました。

 一緒に振り返ってくださいませんか。

1月 海遊館

2月 長浜

3月 明日香村

4月 馬見丘陵公園

5月 うつぼ公園

6月 壷阪寺

 南紀白浜が父を連れての最後の旅行、壺阪寺が最後のお出かけとなってしまいました。

 生と死にこれほど、向き合った年はありませんでした。

 


プロレスラー墓名碑2020  ~鳥人ダニー・ホッジ

2020-12-28 | プロレス

プロレスラー墓名碑2020  ~鳥人ダニー・ホッジ

 

 昨年12月のワンダースターで、「プロレスマニアのために年1回だけ、プロレス記事を書きます。それも、年末に、その年、没した”個人的にインプレッシブなレスラー”について書きます。」と宣言していたのだが、本年は該当者がおらず、この企画はパスかなと思っていた。

 ところが、年末も年末、あのダニー・ホッジがクリスマスイブに亡くなったとのニュースが飛び込んできた。

 ジュニア・ヘビー級でありながら、マニアの間では、”世界最強”との呼び声が高い名レスラーだった。

 個人的には私の子どものころのヒーローだった馬場・猪木のBI砲をウイルバー・スナイダーとの名コンビで打ち破った男という印象が強い。

 

 ”世界最強”といわれるのは、あの鉄人ルー・テーズを破って、TWWA世界ヘビー級王者になったことも一因だろう。

 1968年、日本の国際プロレスでの出来事である。

 アマチュア時代の実績も凄い。

 レスリングで全米チャンプになったあと、オリンピックで銀メダル。

 ボクシングでも全米チャンプにもなっている。

 鮮やかなローリング・バック・クラッチを得意とするテクニシャンというイメージが強いレスラーだったが、実はパンチ力もあり、おまけに切れやすい性格でガチンコにも強いというのが評判だった。

 NWA世界ジュニア・ヘビー級王者に永きに渡って君臨していた。

 日本では、どちらかというと脇役タイプだったが、いぶし銀のようなスタイルは、まさにマニア好みのレスラーだったといえる。

 もうひとりの鉄人が世を去った。享年88歳。

 

 


イルミネーションの歌 ~高の原駅前

2020-12-27 | 奈良の旅

イルミネーションの歌 ~高の原駅前

 

 帳がおりた寒空の下、煌びやかな光に導かれるように、ここに、やってきたよ。

 もうすぐ、今年が終わるね。

 いろんなことがあって、大変な一年だったけど、そのぶん、きっと、ずっと、忘れないね。

 また、来年も見れたらいいね。イルミネーションの歌。

 

 

 

 

 

 

 

 

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太陽の塔・胎内へ ② ~「生命の樹」

2020-12-25 | 大阪の旅

太陽の塔・胎内へ ② ~「生命の樹」

 

 太陽の塔塔内には頂点に向かってそびえる、高さ約41mの「生命の樹」があり、マグマを思わせる真っ赤な壁面に包まれている。

   樹の幹や枝には大小さまざまな300体ちかい生物模型群が取り付けられ、アメーバなどの原生生物から恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程と根元から未来に向かって吹き上げる「生命のエネルギー」を表現をしている。

 

 

 

 

 残念なことに写真撮影が許されているのは1Fフロアの原生物エリアだけで、「生命の樹」を見上げるようにして撮影するしかなかった。

 取ってつけたような理由はもういいから、早く、上階の撮影許可をお願いしたいところである。

 

 

 

 地球上に誕生した生物のなかで、最も繁栄した生物の一つといわれる三葉虫。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 甲冑魚。

 

 

 わ!  ネアンデルタール人!?  ちゃうか!

 

 岡本太郎のデザイン画。

 

 万博当時、太陽の塔の目玉に籠城した過激派がいた。

 万博少年だった私は、ちょうど、籠城した、その瞬間に太陽の塔の根元で目玉を見上げたいた。

 「爆弾を持ってるかもしれない。」と慌てた警備員に塔から、遠ざけられた。

 50年が経って、目玉を見上げていると、突然、時間が交錯したような気がした。

 コロナ禍の最中だが、今日は赤く彩られた塔ではなかった。少し、ほっとした。

 

 

 

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太陽の塔・胎内へ ① ~「地底の太陽」

2020-12-23 | 大阪の旅

太陽の塔・胎内へ ① ~「地底の太陽」

 

 太陽の塔には4っの顔がある。

 正面の頂部にある”未来”を表す「黄金の顔」、中心にある”現在”を表す「太陽の顔」、背面の”過去”を表す「黒い太陽」。

 そして、内部にある「地底の太陽」である。

 「地底の太陽」は「生命の樹」と共に2018年に内部公開が再開されるまで、1970年以来、封印されていた。

 

 

 エントランスから、長い廊下を進むと、横に広がる空間に出る。

 そこには横幅が約11mにもなるコロナ(太陽の周りに見える外層大気のこと、奇しくも”コロナ”である。)が表現され、その中央に直径約3mの「地底の太陽」が鎮座する。

 大神「地底の太陽」を取り巻くように仮面や神像が並ぶ「呪術の世界」は「根源の世界」でもある。
 
 太陽の塔は神殿だった。
 
 
  
 
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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初冬の風景 ~万博公園・自然文化園

2020-12-21 | 花めぐり・紅葉~11・12月

初冬の風景 ~万博公園・自然文化園

 あれから、半世紀が過ぎた。

 この場所にパビリオンが立ち並び、人波が溢れ、極限の密状態になっていたとは信じられない。

 わずか、50年前なのに、何世紀も経ったようにさえ感じる。

 

   50年という月日はまさに「一炊の夢」。

 私自身はあれから、何も変わっていない。

 少なくとも、自我というものは、変わりようがないのかもしれない。

 それだけに外界の変化には感慨深いものがある。

 

 

 

 

 

 

 

 ツバキ園では、山茶花が花盛りだった。

 

 

 森の外れに、突然、現れた異様な建築物 ”ザ・ビースト”。

 進化系のフィールドアスレチック?

 

 50年たっても、一番、異様なのは、やはり、こいつだ。

 

 

 

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平野南イブプラット ~地域手作りイルミネーション

2020-12-19 | 平野区の地域活動協議会

平野南イブプラット ~地域手作りイルミネーション

 地域で作るイルミネーション・イベント平野南名物「イブプラット」が区民ホール横の野堂公園で開催されている。

 9年目を迎える今年はコロナ対策を踏まえて、例年のようなステージや地域の出店はなかったが、町を活気づけようと電飾の殆どを新調し、より煌びやかになった。

 1月16日まで、17:00~21:00の間、点灯されている。

 12月13日に地域の役員さんを中心に約40名の方が集まり、11時間かけて設営した。

 

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与謝野晶子 ~シベリア鉄道で巴里へ

2020-12-16 | 心の旅

与謝野晶子 ~シベリア鉄道で巴里へ

 

 明治45年、巴里に渡った夫、鉄幹に逢うため、与謝野晶子はウラジオストックに向かった。

 シベリア鉄道経由で巴里に行くためである。

 船旅が主流の当時、それは最速で巴里に行く方法だった。

 船で40日かかるところ、鉄道なら10日あまりで巴里に到達することができたからだ。

 それにしても、そのとき彼女には7人の幼い子供がおり、みんな日本に残してのひとり旅である。

 ”情愛の女”の、ひとことで片付けられない何物かが、彼女を突き動かしたのだろうか。

 晶子の碑がウラジオストックの極東大学東洋研究所の前庭に置かれていた。


  晶子や物に狂ふらん
  燃ゆる我が火を抱きながら
  天がけりゆく、西へ行く
  巴里の君へ逢いに行く

            このとき晶子、34歳。

 久しぶりに堺市の「利晶の杜」を訪ねた。

 

 

 

 

 

 中世の貿易により、黄金の堺が出来上がった。

 

 

 「利晶の杜」のもう一人の主役は千利休。

 

 

 

 

 

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晩秋から初冬の風景 ~一休寺から水景園

2020-12-11 | 花めぐり・紅葉~11・12月

晩秋から初冬の風景 ~一休寺から水景園

 

 紅葉の季節も終盤となり、冷たい風に身震いしながら、冬の到来を知る。

 一休寺から、けいはんな記念公園の水景園へ、晩秋から初冬の風景を拾い集めた。

 

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新曲発表! ~中村美優(あさひめ)ミニライブ ②

2020-12-09 | 音楽

新曲発表! ~中村美優(あさひめ)ミニライブ ②

 稚内港のフェリーターミナルは利尻・礼文に向かう旅人たちでにぎわっていたが、隣接するサハリン行の国際ターミナルはひっそりとしていた。

 ここから、サハリン州コルサコフに向かうことができた。彼が200年ほど前に探検した樺太である。(現在は休航中)

  

 間宮林蔵は、江戸時代後期の隠密、測量方、探検家。

   農民出身でありながら、取り立てられ、幕府で表向き御庭番を務めた役人であった。

 樺太が島である事を確認し間宮海峡を発見した事で知られる。(ウィキペディアより)

 彼ほど様々な評伝が残されているものもいまい。

 曰く、探検家、英雄、幕府の密偵、虚栄心と出世欲が強い男、裏切り者等々。

 まさか、その間宮林蔵が出てくるとは思わなかった。

    しかも、”林蔵の恋”である。

 中村美優さん。みーちゃんの新曲は、「間宮海峡・林蔵の恋」。

 彼は生涯独身で養子縁組をしたが、アイヌの娘との間に実子がいたという。

 「津軽海峡」を超えて、ヒットされんことを祈る。

 

 

 

 

 

 「鷹になれ」

 

    帰りは新世界から天王寺まで歩く。

 すっかり、晩秋の気配に包まれていた。

 

 

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Tomorrow Never Knows ~レノン忌に寄せて2020

2020-12-07 | 音楽

Tomorrow Never Knows ~レノン忌に寄せて2020

(Photo by Mark and Colleen Hayward/Redferns)

 12月8日は、1980年のこの日、ジョンレノンがNYで凶弾に倒れた日ということで「レノン忌」と云われており、ワンダースターでは、毎年、この日にレノンに関する記事を書く習わしになっている。

 今年のピックアップは「Tomorrow Never Knows」。

 実は”Tomorrow never comes.”「明日なんか決して来ない」という、古くからの口語があるのだが、ジョンレノンが、comesをknowsに置き換えた。
 そして、無理やり「明日のことなんて誰もわからない。」と訳した。

 レノン・マッカトニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた楽曲。

 1966年に発売された7作目のアルバム『リボルバー』の最後に収録された楽曲だが、ライブで演奏することを想定せずに制作したため、テープの逆回転をはじめとしたスタジオ技術が多く使用された。

のちに触発された桜井氏により、ミスチルでも、同名の楽曲がリリースされた。

 「明日のことなんて、わからない。」

 当たり前のことだが、今年は年初から、あまりに想定外のことが続いて起こった。

  何が起こるかなんて、誰にも予見できやしない。

  何が起こっても、困難を乗り越えていくしかないのだ。

 

  日米開戦の日が命日なんて、War is overを歌った男のラストメッセージかもしれない。

         レノン忌や  銃声消えし  夢想かな

  

 

 

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オリビアを聴きながら ~中村美優(あさひめ)ミニライブ ①

2020-12-04 | 音楽

オリビアを聴きながら ~中村美優(あさひめ)ミニライブ ①

 

 

 「話すことなど何もない

  Making good things better
 
  愛は消えたのよ 二度とかけてこないで」
 
 尾崎亜美の作品で、杏里が歌った「オリビアを聴きながら」の2番の歌詞は強烈である。
 新世界の「BUNGACAFE」での中村美優さん、みーちゃんのミニライブで久しぶりに、この歌を聴いた。
 
 ずっと昔、別れた彼女が毎日、この歌を聴いて泣いていると人伝えに聞いた。
 思い出だから、多少、美化してしまっているかもしれないが、もしかしたら、悲しくて泣いているよりも、憎んで泣いていたのかもしれない。 
 聴くたびに、今でも、心のどこかがチクリとする。
 
 いずれにせよ、ずっと昔の話。
 それにしても、あのころのオリビアは何処に行った?
 
 
 
 
 
  
 
  
 
 
 
 
  今やクリスマスの定番ソングとなった辛島美登里の「サイレント・イブ」はバブル全盛期の作品。
  当時のトレンディ・ドラマの主題歌だったが、歌の方が後世に残った。
  イブの夜に一人で過ごす女性の姿が目に浮かんでくる。
  切ない歌詞だが、実は、とても前向きであることも、スタンダード・ナンバーになった要因かもしれない。
 
 
  
 
 
 赤く照らされた通天閣は見たくない。
 

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南禅寺の紅葉 ~天授庵と三門あたり

2020-12-02 | 花めぐり・紅葉~11・12月

南禅寺の紅葉 ~天授庵と三門あたり

 

 南禅寺の塔頭のひとつ、天授庵にて、枯山水と池泉回遊式のふたつの庭園の趣ある紅葉を楽しむことができる。

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 室町時代に制定された京都五山の中で最も高い格式の“別格”の位を持ち、京都および日本の禅宗を代表する寺院『南禅寺』。

 三門を中心とたエリアでも、紅葉最盛期を迎えていた。(11/22撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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