ヒマラヤの青いケシ ~咲くやこの花館 ②
「ヒマラヤの青いケシ」「ブルーポピー」、正式名 「メコノプシス」。
自生種は標高3,000m以上の山岳地帯でしか見られない。
容易に近づくことができない奥地に咲くため、“幻の花”として知 られていた。
暑さに極端に弱く、気温25度を超えると根が腐り、枯れる という。
近年、栽培技術の向上で国内高地でも見られるようになってきた。
その青は空に透き通るような蒼で、ヒマラヤンブルーと言われている。
この青が見たくて、六甲山高山植物園や南信州・大鹿村まで行ったことがある。
「咲くやこの花館」に咲く「ヒマラヤの青いケシ」は、国内の元祖的存在として、花博当時を彷彿とさせるようなオーラを漂わせていた。
高山植物ゾーンの花々。