イチョウ並木が輝くころ ~天理
黄金色に輝くイチョウ並木が鮮やかな季節となった。
天理大学構内や天理教本部周辺はイチョウ並木の名所と云われ、晩秋の風情を満喫できる場所。
イチョウ(銀杏)は1億5000年前の裸子植物全盛時代、地球のあちらこちらに自生していた。
その後、地球を襲った地殻変動や気候変動(氷河期)により、絶滅の危機に瀕していたが、かろうじて中国の一部に生き残っていた。
そンなイチョウだが、美しい黄葉に魅せられた人の手によって、少しずつ世界各地へ伝播していったと言われている。
日本では大陸文化の影響や仏教伝来に伴い、遅くとも鎌倉時代には日本へ移入され、各地の寺院や神社へ植えられるようになった。
番外編。近所のイチョウ並木。