バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

臼杵城跡・臼杵(ヤマハ・YSP大分)

2010-03-07 07:23:55 | ツーリング
きままなひとり旅でのR1臼杵ツーリング。

次は臼杵城跡にやってきました。
現在、ここは公園になっています。

バイクで来ると、まとまった駐車場がありませんが、
せっかく来たのでYZF-R1をおりて歩いてみましょう。




ここは大友宗麟により、
臼杵湾に浮かぶ丹生島に築かれた平山城(海城)だったそうです。

その後、まわりが埋め立てられ、
現在は、市街地にある丘の上に位置しています。




本丸跡南東隅には「卯寅口門脇櫓」が現存、

古風な櫓ながら、往時の臼杵城の姿をとどめています。
こちら側から上がっていくとしましょう。



先へ進むと井戸丸と呼ばれる
井戸の跡がみられますね。





さらに進むと、卯寅口門脇櫓のすぐ側に
「丑寅稲荷神社」が建っています。

この神社は大友宗麟が築城に際して、
丑寅口が城中の鬼門にあたるため、
城の地主神・丹生島明神を祀ったのがはじまりです。

階段を上にあがります。けっこう急です。



こちらが本丸跡です。

今は建物はありません。

臼杵城は臼杵湾に浮かぶ周囲4kmの丹生島に、
永禄5年(1562)大友宗麟が着工しました。

翌永禄6年(1563)に完成すると、
大友宗麟は、それまで大友氏代々の居城であった府内城
から臼杵城に本拠を移しました。





二の丸跡と本丸跡の間には、
深い空堀と石垣が残り当時の面影を残します。

これらの石垣で敵の侵入を防いだのでしょう。
確かに改めて近くで見ると、なかなかこれは登れそうもありません。



臼杵市の高台にあるだけに
市街地を見渡す眺めの良さ。

見晴らしがよいですね。



明治10年(1877)西南の役では、
臼杵士族隊と西郷隆盛軍の間で、臼杵城最後の戦いがありました。

兵器に劣る臼杵隊は各地で敗れ、結果的に
臼杵城は一日で落城したそうです。



しかし臼杵隊は善戦しました。

この碑はその臼杵隊の功績をたたえるために
第二次大戦前後にたてられたものです。



この大砲は「国崩」と呼ばれ
ポルトガルから入手して臼杵城に備え付けられました。

近隣の武将にも恐れられ、
島津の大軍が臼杵城に攻め寄せた時、
この大砲が大音響を発して敵陣に命中。

多数の死傷者を出して、
さしもの島津軍もたじろいだそうです。

これが、我が国の実戦で使用された最初の大砲なのです。

どこかヨーロッパ風な
雰囲気の漂うデザインの大砲です。



臼杵城跡には、このように城跡の面影がある
石垣がいたるところに残ります。

臼杵はどこを見ても歴史を感じさせてくれる街ですね。




ここ臼杵城から少し歩くと二王座などのある
臼杵独特の情緒ある街並みが楽しめます。


大分からは距離も近く
臼杵は、ちょっと訪ねてみるにはぴったり。


ぜひ愛車で訪ねてみてくださいね。





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