塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手にとって、契約とは何か

2016-12-06 01:25:10 | 日記
 サッカーでは中村俊輔がアディダスと生涯契約をしています。

 メッシも同様のはずですし、ロナウドもナイキと同様の契約を結んでいたはずです。

 サッカーよりもバスケットの方が生涯契約の前例がいくつかあり、もう引退しましたがアレン・アイバーソンはリーボックと生涯契約をしていますから、今でも物品提供はあると思います。

 生涯契約は「生涯」とつきますが、契約内容は数年ごとに見直されます。

 ケヴィン・ガーネットがアディダスと生涯契約を結んだ反響よりも、その契約を破棄して中国のブランド「アンタ」と契約することを公表した方が、反響は大きいものでした。

 人間は気分や思考が移り変わるものです。

 そうでなければ、昔からこれだけ男女の仲が不倫、浮気で問題にはならないでしょうし、選手がスパイク契約を頻繁に変えることもありません。

 プラティニはパトリックとアディダス
 ドゥンガがヤスダとリーボック

 という形で履き替えたのは、代表とクラブで別契約のためでしょうし、ある意味では律儀という見方もできます。

 僕個人は生涯契約など考えたこともありません。

 ブランドからお金と物品提供があることをメリットと感じるのか、それとも

 縛られることは嫌だ
 たとえ契約しても、好きな靴を範囲内で愛用

 という形が生まれることもあるでしょう。

 例えばミズノはモレリアが一番人気でしょうが、開発者からすればバサラやイグニタスを履いてほしいと思うと思います。

 でも、選手はモレリアが最高と言えば担当者は無理強いはできません。

 やはり、契約はどこか面倒なものなのでしょうね。
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クラブ・ワールドカップで注目のジダン采配

2016-12-06 00:59:29 | 日記
 クラブ・ワールドカップの期待が日々高まっています。

 ジダンは1996年のトヨタカップで、ウルグアイ代表のフランチェスコリ会えたことに感激していましたね。

 今回はむしろ、監督ジダンに会えて感激する対戦相手が多いのではないでしょうか?

 フランス代表はデシャンが欧州選手権の決勝で敗れたことで、残念に思うファンが増えているのでしょうか?

 仮にジダンがこのまま監督として素晴らしい人物として成長した場合

 1・レアルとフランス代表の間で彼をめぐる駆け引きが行われる
 2・アルジェリアやセネガル出身の選手たちが、自分が育ったフランスへの帰化

 が多くなる、そんな想像をしています。

 レアルはアディダスと契約していますが、ジダンはそのアディダスと今でも懇意ですよね。

 ジダンはプレデターの愛用者でしたが、時代が時代ならば、今のメッシ同様に自分の名前が刻印された専用のスパイクを与えられていたように思います。

 ベッカムが自分が蹴る姿をディフォルメしたイラストをアイコンにしたように、アディダスが当時、大きな販促を行わなかった背景には

 1・ジダン自身が目立つことを嫌う
 2・スパイクそのものに選手名を刻印する習慣がない
 
 という、世相もあったとは思います。

 ただ、会長ペレスと並んで監督就任会見に臨んだ彼は、鮮やかな青の上着を羽織り、表情は明るく威厳に満ちたものでした。

 それだけ彼はアンチェロッティの下で監督という存在を見つめていた時に、自分がベンチに腰掛けた際の手ごたえを、どこかで感じていた、そんな気がします。
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