塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし僕がサッカー選手で専用スパイクがあったならば

2016-12-04 00:17:23 | 日記
 ナイキがCR7、アディダスがメッシという形で、選手名を用いたスパイクを発表しています。

 これはバスケットの世界から取り入れたもので、サッカー界で一番最初に、自身の名前いりスパイクを作ってもらったのはロナウジーニョでした。

 ナイキはエアー・ジョーダンの成功例をサッカーでも取り入れたかったのでしょうが、厳密に言えばコンバースはチャック・テイラーのロゴをアンクル部に刻んでいますし、概念そのものは昔からあったわけです。

 コンバースはほかにもルー・ブロックやジャック・パーセルという名品を生み出してきました。

 僕がすごい有名なサッカー選手で、いくつものブランドから声をかけられたとします。

 でも、自分専用のスパイクはほしいとは思わないでしょうね。

 自身の靴の売上は当然ピッチの成績と比例するかといえばそうではありません。

 そこにはいくつもの要素がありまして

 1・ブランドの希望小売価格とデザイン
 2・選手として好成績でも、クラブ全体の成績も問われる
 3・ハイライトや雑誌への登場回数

 など、懸念事項はいくつもあります。

 でも、自分の靴の売上や在庫数を考えながらボールを蹴るのは、選手とすればつまらないでしょう。

 コンバースはあのマジック・ジョンソンとラリー・バードにすら、専用の靴を支給しませんでしたし、1990年代のNBAでは、選手専用バッシュが乱立し、市場が混乱する形となりました。

 今、スポルディングが再度バッシュを作っていますが、アキーム・オラジュワンと契約していたことを、知るファンはそう多くないと思います。

 専用スパイクを与えられるのは超一流、ほんの一握りであるという当たり前の光景こそ健全、と僕は感じています。
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サッカー選手とメディアの間柄を探る

2016-12-04 00:09:07 | 日記
 サッカーが生活と密接している欧州では、選手がインタビューに答えることは当然であり、報酬も発生しません。

 そこには、フランス・フットボールやワールド・サッカーのような、確固たる媒体が存在することと、プライバシーや憶測記事で紙面を埋める新聞との差が歴然としている点もあるのでしょう。

 でも、日本はどの媒体でも

 憶測やねつ造の疑惑がある
 従ってクラブ、広報が警戒してインタビューの質問内容に制限を設ける

 形で被害を食い止めようとします。

 マスメディアからすれば、質問がさえぎられることはやはり嫌に違いありません。

 これはサッカーではありませんが、日刊スポーツが報じた夏目三久さんの交際報道はでたらめという形で謝罪文を先月24日に掲載したことを、昨日しりました。

 一説には

 夏目さんの交際は事実である
 彼女の所属先がもみ消した
 日刊スポーツの謝罪はポーズ

 など、様々な憶測も流れているようです。

 しかし、仮にこれが完全なる過ちとすれば、編集長以下執筆した記者は、解雇、左遷、減給、配置転換など厳しい措置があるはずですが、そような話は一切出てきません。

 「お辞めになってはいかが?」

 と代表監督に進退を問う、それは記者の役目かもしれませんが、これほどの騒動を起こした媒体がある日本メディアを、選手が心を許せるような形になるのは無理ですよ。

 監督に進退を問うならば、記者も時にその態度で示すくらいのことは必要、だと思いますがどうでしょうか。
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