ストッキングの持つ可能性

　今はどうかわからないのですが、大リーグの選手で「５本指」のソックスが重宝され
ていると聞いたことがあります。

　その発端となったのは、お馴染みのイチロー選手で、彼同様盗塁を持ち味にしている
選手達が、この５本指ソックスを

　「絶賛」

　したそうです。

　通常の靴下よりもグリップが聞いて、盗塁する際に良い塩梅だと聞きました。

　サッカー・ストッキングのつま先は、通常の縫い方で販売、供給されていますが、今後
野球同様に５本指のストッキングが市場に流通される可能性はあると思います。

　僕は普段、仕事で

　「ホーズ」

　と呼ばれる長靴下を、季節問わず愛用しています。

　基本は福助が発売元の「シェーファーズ」という品で、これは長靴下のありがちなズリ
下がりを抑え、なおかつ

　「消臭機能」
　「脚のむくみを軽減」

　という効果があり、多くのブランドが追随する形になりました。

　今後サッカーでも選手の脚を更に保護する形で、ストッキングの開発とデザインが行われ
ると予測します。

　ジャージ、ストッキングで少しでも選手の疲労が軽減されるなら、それば

　「ブランド冥利」

　に尽きると思います。

ナイキがストッキングを進化させる

　今はサッカー・ストッキングも進化しているんですね。

　世界文化社から刊行されているファッション誌「ビギン」の２０１１年１２月号の
１４８ページに、ナイキの

　「インテル　ストッキング」

　が紹介されています。

　そこには

　「通常のものに比べて、踏ん張れるように足の裏部分が凸凹なんです。」

　という紹介文（これは全文ではありません）が掲載されているんです。

　実は僕、今２００６－０７シーズンのインテル・ストッキングを普段履きにしているの
ですが、足裏にはそのような

　「凸凹」

　がありません。

　ストッキングは当然ふくらはぎまで覆うほど長いので、今の寒い時期に重宝すると思い
買ったんです。

　当時は２１００円しましたが、この２０１１年モデルも金額は同じようなので、機能が
バージョン・アップしたにも拘らず、お値段

　「据え置き」

　という形になります。

　確かにスパイクの進化は目覚しいものがありますが、ストッキングも選手の脚を護る
大切な一部分ですよね。

　足裏に凸凹を付けるだけで、選手が９０分快適な履き心地を保てるとすれば、それは
本当に驚きの機能と言えます。

ＩＮＡＣ神戸が福袋の対象に

　「２０１２０円」

　これは何の金額かといいますと、そごう神戸店が売り出す福袋の金額です。

　その内容は

　「ＩＮＡＣ神戸の選手と一緒に練習ができる」

　という内容で、素直に素敵な内容だと感心しました。

　同じサッカーの福袋でも

　「ジャージ、プラクティスシャツの詰め合わせ」

　は毎度お馴染みの内容で新鮮味がありません。

　逆に

　「日本代表戦にご招待」
　「２０１２年ロンドン五輪に出かけよう」

　という企画では、単なる観戦と観光で終わってしまいますし、中には電車と飛行機問わず
長時間の移動が苦手な方もいるでしょうし。

　この福袋が２０１２０円と「破格」なのは

　「来年が２０１２年であることにちなんで」
　「応募が小学生以下」

　ということにあるようで、この金額なら仮に当選して参加できたとしても、親御さんたちが
折半すれば、移動費も含めてかなり格安で済みます。

　何より当選した際、お子さんはそうですが親御さんも嬉しいに決まっています。

　ＩＮＡＣの選手達も、下手にテレビ番組に出演するよりも、周囲とのふれあいの方が気楽
に参加できるのかもしれません。

　テレビは自分の発言が修正できませんし、子供たちはテレビカメラからは見えませんから。

批判すること、されること

　批判というものは、何か僕たちが行っているからこそ起きるものですね。

　何もしないで横になっている人間には、批判の声は起りません。

　ですのでサッカーの世界に巻き起こる批判も、監督と選手が行動していることの証明
にはなります。

　僕自身はこのブログで批判めいた事柄を書いた事はありません。

　それは僕が当事者でない事もそうですが、批判することよりも、どうして彼らがそのよう
な行為に及んだのか、観察、推論する方が得策だと感じるためです。

　選手がインタビューで

　「新聞やテレビを観ないようにしている」

　というのも、自己防衛の点では当たり前とも言えます。

　テレビで

　「ニュース・キャスターが選手名を間違って呼ぶ。」
　「記事の内容が不正確だった」

　という過ちが起きても、カメラに向かって頭を下げれば事が済む。と彼らは考える。

　でもキャスターは選手の些細なミス、つまり自分たちが誤って選手を紹介した類の事柄
でも痛罵する。

　選手が批判を受け、成長するのは確かですが、

　「自分たちのミスを棚にあげて、僕たちのミスを指摘するな」
　「君達の評価ひとつで、僕らの評価、報酬も異なってくるんだ」

　という思いを抱えても不思議ではありません。

　批判も必要ですが場に流されず、その時の状況、環境を顧みてから声をだすことが、僕達
に必要な要素と思えます。

ＰＳＧ、カカに触手？

　ＬＡギャラクシーとの契約を終え、ＰＳＧ入りが濃厚とされるベッカムですが、まだ
移籍は実現していません。

　その背景にあるのは、

　「アンチェロッティ就任」

　にあるのかもしれません。

　今日のゴール・コムが、レアルからカカの獲得を画策していると伝えている為です。

　確かにゴール・コムの話にも一理あります。

　１・パリではライーとレオナルドにロナウジーニョ
　　　以前からセレソンの中核が在籍してきた歴史がある。

　２・カカは新指揮官として挙げられる人物と、大きな接点があること。

　ただ僕はカカの移籍は次の２点で無理があると思います。

　１・パストーレとの競争

　このアルゼンチン代表ＭＦは開幕から短期間で、パリのファンとメディアを魅了し、多く
の支持を得ています。

　カカがパリに加入しても、レアル時代同様厳しい競争に勝たなくては意味がありません。

　ベッカムの加入が奔命とされるのは、彼のポジションがパストーレと

　「重ならない」

　為でしょう。

　２・アンチェロッティは愛弟子が必要か？

　チェルシー初年度の２００９－１０シーズン、アンチェロッティはピルロの獲得をフロン
トに申し出ると予想されましたが、結局動くことはありませんでした。

　それでも彼はリーグ優勝をもたらしています。

　ですので仮にＰＳＧにやってきたとしても現有戦力を活かすことを、彼は最大の目標
にするはずです。

　カカがレアルで以前の輝きを取り戻しつつあるのは事実ですが、果たして今冬彼は
フランスに渡ることになるのでしょうか。