ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大阪堺生まれの手ぬぐい専門店「にじゆら 京都三条店」。注染によるユニークな図柄が特徴

2022-01-17 | ショップ

「大阪と京都の手ぬぐいの染め方違うんだ~」と、初めて知ったミモロ。皆さんはご存じですか?


ある日、京都の町にお買い物に行ったミモロ。三条通と麩屋町の交差点の北側で立ち止まりました。そこは「注染手ぬぐい にじゆら 京都三条店」です。
 

ガラス越しに見える手ぬぐいは、「わ~なんか可愛い~」とミモロ好みの図柄がいろいろ。

さっそく店内に進みます。

テーブルや棚に並べられた手ぬぐいは種類豊富。ひとつひとつ見るだけでも心弾みます。


ここ「にじゆら」は、大阪堺に工場をもつ手ぬぐい専門店。
「京都にもいろいろ手ぬぐい屋さんあるよね~」とミモロ。京都に暮らし始めて手ぬぐいの使いやすさに目覚めたミモロ。ハンカチの使用頻度は激減し、いつもお出かけには手ぬぐいを持っていきます。

優しい肌あたりで、サイズもたっぷり…でも折りたたむとコンパクトになってバッグでも場所を取りません。
タオルに代わられたと言われる手ぬぐいですが、いいえ、その使いやすさは、タオルに代わることはできません。

様々な色彩で染められる手ぬぐい。

インテリアとして飾る人も多いそう。

「あの~注染(ちゅうせん)ってなんですか?」といつものようにストレートな質問をするミモロ。
「これは大阪で生まれた染め方なんですよ~」とお店の方。
大雑把に解説すると…なんでも、明治期、大阪堺で生まれた染め方で、友禅の染め方をする京都とは異なるもの。
大きな染め台に晒を伸ばし、図案の版をのせて染めてゆくのが友禅染めの技法。一方注染は、巻いた布を手ぬぐいの長さに台に出し、そこに防染の糊を版で置いたら、布を織り重ねていきます。そして25回ほど繰り返し、重なった布の上から染料を注ぎ、布の下まで沁みさせるのです。
「場所は大阪の方が狭くてできるかも…一度に染めちゃうんだ~」とそのやり方に驚くミモロです。
さすが大阪、効率的な染め方かも…。

「へぇ~手ぬぐいでも大阪と京都って違うんだ~」と。もちろん染屋さんでは、その両方を行うところもあるようですが…。

さて、ここ「にじうら」の手ぬぐいの魅力は、なんといってもユニークな図柄。

魚釣りのルアーの会社とのコラボ作品をはじめ、
ビール会社やコーヒーのお店などともコラボデザインがあります。


なかでも鉄子のミモロが目を輝かせたのが、京阪、阪急、南海などの電車会社とのコラボ作品。

「鉄道好きなお友達にプレゼントしようかな?」と。京都土産にも人気だそう。


図案を作るのは、イラストレーターや画家、テキスタイルデザイナーなどさまざま。


スカーフに使える図柄もいろいろ揃っています。


「シックな色合いが素敵~」というのは、「にじゆら」の職人さんが図案から染まで行ったという作品。


「こういうのも楽しいね~」と手ぬぐいの使い方を示した図柄に思わずニッコリ。


「どれにしようかな?」と品選びに迷うミモロ。


「マスクカバーもいろいろあるね~」不織布のマスクをセットできるカバーで、とってもおしゃれ


オンラインショップも充実しています。ぜひそちらから図柄などをご覧ください~。

*「にじゆら」の詳しい情報はホームページで


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