ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「左京ワンダーランド 糺の森の秋祭り」。下鴨神社で3年ぶりに開催されたマルシェ

2022-10-31 | イベント

秋晴れの10月30日。京都左京区の「下鴨神社」では、3年ぶりに「左京ワンダーランド 糺の森の秋祭り」が開催されました。

これは、左京区の下鴨、高野、百万遍、一乗寺などのエリアの個人商店や作家さんなどが参加するマルシェです。


実は、10月1日~11月6日まで、このマルシェに参加した個人商店だけでなく、このエリアにあるお店が参加する「星空スタンプラリー」も行われています。参加する88店で500円以上買い物などをすると1つスタンプがもらえ、それを5つ集めると景品やサービスが受けられるというもの。

「へぇ~そういうのあったんだ~」とこの日まで知らなかったミモロです。

参加しているお店は、どれも個性的な店ぞろい。「京都大学」など学生が多く住むエリアでもあります。

ミモロは、糺の森の仮設テントをめぐります。

飲食をはじめ、雑貨、アンティーク、古本などいろいろバラエティに富んでいて、足を止めてはお品を拝見…

[かわいいレターパッド…」文房具好きのミモロは、引き寄せられるようにテントへ…。

ここは、「cozyca products shop HIRAETH]という老舗和文具メーカー「表現社」の自社ブランドを扱う直営店の品々。
[ぜひお店にもいらしてくださいね~」と言われたミモロ。「はい、ぜひ~」と興味津々。

また「かわいい蝋燭のウサギさん…火つけるのが可哀そう…」と。
pichio candle]のキャンドル作家さんの作品です。

「あ、ミモロちゃん~お久しぶり~」と笑顔で迎えてくださったのは、一乗寺にお店がある「りてん堂」さん。


素敵なグラフィックデザインと活版印刷で知られるお店です。


「ここでも印刷してたの?」とミモロ。「はい、少しね~」


活字を組み合わせて印刷する活版印刷。

厚手の紙に印刷すると活字部分に凹凸が生まれる味わいある印刷です。

名刺やカードにピッタリで「活版印刷の名刺じゃなきゃ!」という根強いファンも多いのです。

ここでオリジナルの名刺やショップカードなどをオーダーできます。


いろいろなブースを巡ったミモロ。


時はすでに16時半。次々に店じまいが始まりっています。
「お腹空いた~」と言い出したミモロ。もうどこのお店もおしまいだから、テイクアウトにしましょう。

と、なんとか売り切れを免れていたトムヤムクンスープをテイクアウトすることに。

「京大」の北側にあるアジア料理店「ビンタン食堂」です。
「はい、熱いから気を付けて~」と、「おうちに戻るころには、ちょうどいいくらいの熱さかも…」と猫舌のミモロ。

「今度、食べに来てくださいね~」と。「いつも前、自転車で通ってました。じゃ、今度ね~」と答えます。

入ったことがないお店が多いことを改めて実感する今日この頃です。

ご近所の糺の森…木々の色づきもいっそう進んでいます。


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京都府庁界隈をめぐるスタンプラリー「まちかどミュージアム」。「京都府公館の日本庭園の特別公開」へ

2022-10-30 | 歴史・史跡

秋の京都は、いろいろなところでイベントが目白押し。「ここ特別公開だって~」と訪れたのは、「京都府公館の日本庭園」です。


11月13日まで歴史的建造物・庭園・工芸作品など京都の文化と芸術が楽しめる「府庁界隈まちかどミュージアムショップ」というスタンプラリーが行われています。

上京区の「京都府庁」の周辺にある「松本明慶仏像彫刻美術館」「平安女学院大学 有栖館」「益富地学会館」など、いろいろな場所をめぐり、スタンプを押して応募すれば、記念品が抽選で当たるというイベントです。

この日、ミモロは、京都御苑の中立売御門の向かい側にある「京都府公館庭園・茶室」の公開にやってきました。

ホールへの入口の脇にあるドアから、奥へ進みます。


「こっちかな?」と進むと、見学順路が現れます。

「へぇ~ここもホールみたいになってる~」


この場所は、大正9年に京都初の旧知事公舎があり、洋館と日本建築の和館からなる大正期の貴重な建築だったそう。戦後、公舎として使用されなくなり、昭和63年に「京都府民ホールと京都府公館」に建て直されました。

庭園は、山口の「永興寺」、福井の「御誕生寺」をはじめ、さまざまな庭園を手掛ける枡野俊明氏と植藤造園さんが手掛け、庭園内のお茶室は、数寄屋建築などを設計する中村昌生氏によるものです。

池泉回遊式庭園で、歩くごとに、さまざなま景色が広がってゆきます。
「あ、大きな鯉…」とまずミモロは庭より鯉を眺めます。


「大きな石だね~」と、庭の石もなかなか立派。


順路に従って、茶室へと進んでゆくことに。


通常は非公開の場所…「どんなお茶室なんだろ?」

飛び石の先の「梅見門」を過ぎ、その先に立礼席の茶室が…。


さらに四畳半台目の茶室がその奥に…
躙り口から内部を覗きます。

「なんか広い感じのお茶室だね~」


待合の腰掛に座ってしばしお庭を眺めるミモロ。

「ここでお茶頂けるといいのにね~」と。

茶室の周りには、手水や滝なども…。
 

さぁ、もっとお庭を歩きましょう。


茶室の前には、小さいながら州浜が広がっています。

「州浜って。仙洞御所にあるよね~」とミモロ。

このお庭には、四季の木々が植わり、池の畔には、大きなしだれ桜があり、「春に来たいね~」と思わずにはいられません。
「あ、また大きな鯉…よっぽど居心地いいんだね~ここ」


しばし、鯉と見つめるミモロなのでした。


ここで、ミモロの姿を見つけた方から声が…「小さなぬいぐるみ君といっしょなんだ~」


ここ「京都府公館」の公開は、11月13日の土・日・祝日の10:00~15:00です。

「ほかの場所にも行ってみよう~」とスタンプラリー台紙をもらったミモロでした。
向かい側の京都御苑のイチョウが黄金色に色づくのも間もなく…

日に日に秋が深まる京都です。
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来月は、11月27日(日曜日)の開催。「アンスティチュ・フランセ関西」のマルシェ。ハチミツレモンで和むひととき

2022-10-29 | イベント

紅葉が日に日に進む京都の町。「京都大学」のそば百万遍での「アンスティチュ・フランセ関西」のお庭では、人気のマルシェが開催されました。

食べ物やおしゃれな雑貨などのブースが並ぶ月に1度のマルシェは、ミモロが大好きなマーケットのひとつです。

「なんか美味しいものあるかな?」とミモロは、さっそく中へ進みます。

京都各所では、いろいろな手づくり市や物産展などが開催されますが、その中で、おしゃれな雰囲気が漂うマルシェなのです。

「やっぱりフランスぽい感じするよね~」と、フランス文化の紹介や語学学習講座を開設している「アンスティチュ・フランセ関西」ならでは雰囲気…京都に暮らすフランス人の方も多くいらっしゃるマルシェなのです。

ミモロは、あちこちのブースを見て回り…「あれ?出店してるんだ~」と足を止めたのは、ポーランド産の生ハチミツの専門店「シェプロ」のブースです。


丸太町通にお店がある「シェプロ」は、以前、ミモロが取材したことがあり、お店の方とも顔なじみ。
「あ、ミモロちゃん、お久しぶり~」と笑顔で迎えてくださいました。


ポーランドの養蜂家から届くハチミツは、風味豊かな味わいが特徴。

無農薬の森で健康なミツバチが集めた蜜は、一切の加工や加熱をしていない生ハチミツです。

「美味しんだよね~」と、ハチミツ好きのミモロは、砂糖の代わりによく使っています。


「試食しますか?」と聞かれ、「ハイ!」と即お返事。試食用のスプーンのハチミツをマスクをずらし、口を開けて待つミモロです。

「甘い~なんか疲れが取れるね~」と、次々に試食。

「あれ?ホットドリンクもあるんだ~」と、試食しすぎて喉が渇いたのでしょうか…

アカシヤハチミツとレモンのホットドリンクを飲むことに。

「熱いから気を付けてね~」と言われながら、紙コップを運びます。


お庭には、自由に座れるテーブルがあり、そこで味わうことに…。

仮設ステージでは、いろいろな演奏なども行われ、それを楽しみながら、ゆっくり過ごすことができます。

「ふ~なんか体温まった~」とミモロ。10月の中旬以降、急激に気温が下がった京都。油断すると体が冷えてしまいます。
レモンの爽やかさとハチミツの甘さが、体を包み込むよう…。

来月は、11月27日の開催のマルシェ。クリスマスが近づくと、おしゃれな雰囲気はいっそう。
「また、来月も来なくちゃ~」と、楽しみにするマルシェなのです。


さて、ハチミツ専門店の「シェプロ」の情報は、ミモロのブログからどうぞ~

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豊かなゴマの味わいが楽しめるマイルドなスープの担々麵。ホテル出身の店主が営む「しもがも担々麵」

2022-10-28 | グルメ
「美味しかった~ごちそうさま~」とミモロが、スープまで完食した「担々麵」。

豊かなゴマの味わいが楽しめるマイルドなスープの担々麵が味わえるのは、「しもがも担々麵」。

下鴨神社の西側を走る下鴨本通沿いにある間口の小さなお店で、のぼり旗が目印。


近所に住むミモロは、何度もその前を自転車で通っていたものの、まだ入ったことがありませんでした。

ある日、「一度行ってみよう~」と昼過ぎの14時頃、店に到着。


少し階段を下りて、店内へ。カウンター席だけの小さなお店です。

お昼時は、いつも満席。そとで待つ人もいる人気店。「よかった~入れて~」

カウンターについて、お品書きを見つめます。

「担々麵」は、うま辛い、ピリ辛など辛さは3種類。「チャーシュー追加もできるだね~」

他には、レタスチャーハンやカニあんかけチャーハンなども…。

「初めてだから、まずは人気の担々麵にしよう~」と。

「あの~担々麵の並(900円)お願いします」とお店の方に伝えます。並は普通サイズ、ほかに大もありました。

しばらくするとミモロの前に担々麵が…「器熱いですから気を付けて…」と言われ、注意深く器をテーブルにおろします。

「いただきま~す!」

ミモロの鼻をスープのゴマの風味がくすぐります。一口スープを飲んだミモロ「美味しい!なんてやさしいお味なんだろ!」と目を細め、次々にスープを口に…。

ここの担々麵は、子供でも食べられるくらいマイルドな味わい。細い麺にからむスープ…そして具材は、特製肉みそとみじん切りのネギというシンプルなもの。
「あ、肉みそがスープに混ざって、さらにいいお味…」と。辛いスープが好みの人は、うま辛かピリ辛を…。

食欲がなかったママも、全部食べる美味しさなのです。「胃にもやさしい感じだよね~」

辛い担々麵が多い最近、これほどマイルドな味わいのものは貴重。「う~美味しい~もうなくなっちゃった~」と気づくとミモロは、スープを全部飲んでいます。

それほど気に入ったよう。
担々麵好きのミモロは、よく注文するのですが、全部スープを飲み切るのはほとんどありません。
「だって、辛いんだもの…」と。

さてご店主が、ここにお店を構えて、今や地元の人気店に。

なんでも以前は、「京都ブライトンホテル」の中国料理部門にいらして、広東料理の腕を磨かれたのだと…。
「やっぱり~なんか上品なホテルぽい味だった!」というミモロ。

厨房では、自家製のチャーシューづくりが進みます。


「あのチャーシューも食べたい~」と、上質の肉を使うチャーシューの美味しさが想像されます。

担々麵とチャーハンのセットが、常連さんには人気とか。

「次は、カニあんかけチャーハンも食べるんだ~」と、もう次に来た時のことを思うほど、気に入ったミモロでした。
「もっと早く来ればよかった~何度も前を通り過ぎてたのに…」と、ここもそう思ってしまうお店です。

「下鴨神社」に参拝の折のランチにおすすめ。神社の西門から徒歩2分ほど。下鴨本通の西側にあります。

*「しもがも担々麵」京都市左京区下鴨松ノ木町32-2  ☎075-702-0575 昼11:00~15:00 夜18:00~21:30 火曜休み

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世界の杖が見られる「杖の美術館」。京都府庁の南側に開館。歩行を補助する自分にあった杖探しに。

2022-10-27 | 博物館・美術館

10月10日にオープンした「杖の美術館」。世界の杖が揃う場所です。

この美術館は、杖の専門店「つえ屋」が、「京都府庁」の南側の本店を拡張して作ったもの。

実は、ミモロは、10年前に、早々取材をしています。
そこに杖に関する詳しい情報があるので、そちらをぜひご覧ください。
ミモロ つえ屋」で、ここからどうぞ~!

そこにも書いていますが、社長の坂野さんが、長年かけて世界中から収集した杖のお話をなさっています。

さて、この美術館は、オープン間もないこともあってか、まだ資料などの掲示はありません。


広いスペースの店内で、いろいろ荷物の間をぬって、世界の杖を見学しました。

さまざまな飾りがついた杖には、その国の個性が見られます。

「これアフリカの杖だって…」
こちらは、サッカー好きのイタリアの杖。「サッカーボールが付いてる」


歴史を感じさせる貴重な杖も展示されていて、それに関してはお店の人に伺ってください。

「あ?これエルメスのスカーフ…杖がモチーフになってるんだ~」


ミモロを一緒に行ったお友達は、ご高齢のお母さまにプレゼントしたいと…。
「どういう杖がいいんだろうね~?」とミモロも一緒に杖選びを…


「杖は、使う人の体格にあったものを選んでくださいね」とお店の方。

なんでも、ほんの1センチの長さの違いでも、腕とのバランスが悪くなって、歩きにくく感じることもあるのだそう。
「しっかり力が伝わらないと、姿勢が悪くなって、かえって体調を乱すことになりかねません。だから、杖選びは大切なんですよ」と。

「え~そうなんですか~。じゃ、ぜひ今度、母を連れてきます」とお友達。「はい、ご本人が実際に使ってみて、選んぶのが一番いいんです…」と。

杖は、長い棒ならなんでもいいのではなく、そこに体重をかけることになるので、丈夫さが必要で、杖として認められる基準もあるのだそう。杖として、品質基準をクリアしているものを選びましょう。

「でも、持って歩くものだから、おしゃれなものがいいよね~」というミモロ。
「これなんか関西ぽい!」とアニマルプリントの杖…「ヒョウやタイガーもある…」


もちろん花柄の杖もいろいろ。あまりの数の多さに、選ぶのも時間がかかりそう。


「ミモロなら、これがいいなぁ~」と選んだのは、赤い杖。

「まだいらないけど…」

杖を使い始めると、歩行が楽になり、おでかけする意欲もアップするそう。さらに、装いに合わせて、いろいろな色の杖が欲しくなるとか。

「あれ~傘になってる杖もあるんだ~」とミモロ。

まだ杖を使うことに抵抗がある人は、傘をもっている感じで、携帯するそう。
「雨が降ったら役に立つもんね~一石二鳥かも…」

「ホントいろいろな杖があるね~」


ぜひ、京都に来たら、覗いてみては?杖があるだけで、京都の町歩きもいっそう楽になるかも…。


*「つえ屋」の詳しい情報はホームページで

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