ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「上賀茂神社」で開催された文化事業。作庭師が案内する境内ガイドツアー

2015-07-31 | イベント

「上賀茂神社」の神山湧水をつかった特別製のコーヒーがふるまわれた、AGF協賛の「式年遷宮記念文化事業」。
さて、この日は、作庭師の小川勝章さんと銘木師の中川典子さんによる境内ガイドツアー「神山湧水のめぐみ」が行われました。

参加者には、境内のイラストマップが渡されます。
 
まずは、水と神社のかかわり、日本庭園の成り立ちなど、小川さんからお話しを伺います。

小川勝章さんは、「造園植治」の次期12代目。「平安神宮」をはじめ、数々の京都の名園を作った七代目小川治兵衛の心と技を継承し、現代の庭づくりで活躍していらっしゃいます。
 
自然を人間の手で再現する日本庭園…「石は、向きによって、ずいぶん表情が変わるんだね~。置き方にも作庭師の意図があるんだ~」とミモロ。小川さんの軽妙な語り口の説明に、引き込まれてゆきます。

大きな木の移植は、何年もかかる事業というのも、初めて知ったミモロです。
「作庭師のお仕事って、すごく長いスパンのお仕事なんだ~」

「日本庭園には、ビューポイントがあるの知ってますか?たとえば、水は見る人の方に流れるようになっているんです。水が、向かってくることで、エネルギーがもたらさせるように感じますね…。ともかくお庭は、見る人が何か感じることが大切なんです…」と。

「そうか~ただお花がキレイとか・・・だけじゃなくて、もっとゆっくり眺めて、そこから何か感じるようにしよう~。名園を見学しても、ちょっと眺めただけで、そこに座って、じっくり眺めたことないかも…」と反省するミモロです。

興味深いお話の後、ミモロたちは、さっそく境内へと向かいます。


「これが上賀茂神社の神山です。本当に素晴らしい…見ているだけで心がいやされるようですね~」と小川さん。
神々しいお姿の神山は、禁足地。原始の森が今も山を包みます。

日本には、禁足地といわれる人が足を踏み入れることができないと決められた場所が各地にあります。これは、法律的な制度ではなく、あくまで宗教的な意味合いが多いもの。でも、昔からある禁足地…それを決めたのは、人間がいつか自然を開発してしまうことを神様が危惧されていたからかもと思わずにはいられません。「ほっといたら、神様の居場所なくなっちゃうかもしれないもんね~ずっと守られますように…」とミモロ。上賀茂神社の禁足地は大丈夫。ずっと守られますよ~。

「これも美しいでしょ…」と拝殿の前の砂山へ。これは神山の姿を映したものと言われます。山の先端には、3本と2本の松葉がアンテナのようにさしこまれ、陰陽を表しているのだそう。
「なるほど~」と、専門家のガイドツアーだからわかることがいろいろ。

境内を歩く前に、この日は、特別に本殿の中へと進むことに…。
その前に、手水の使い方を、上賀茂神社の神職さんに教わります。

「まず、右手でひしゃくをとって、左手を清め、そして左手に持ち替えて、右手を清め、それから口を清めます。決して口をひしゃくにつけてはいけません。それから、ひしゃくを立てて、柄の部分を清め、元に戻します。あくまでも次に使う人のことを考えてくださいね~」と。

 
帽子を脱いで、ミモロたちは、本殿へ。「こんなお近くで拝めるなんて感激…」通常は入ることができない垣内での参拝です。

参拝後、「神山湧水珈琲」でひと休み。「キャー2杯目…」
「すっきりとしたお味…美味しい~」と、またゴクリ。

木々の緑が美しい境内…神山からの清らかな流れが境内に不思議なパワーを運ぶよう…。
  

「庭を歩くときは、風の音、水の音、木の香りなどを静かに感じてください…」と小川さん。

「なんかここすごくエネルギー感じる~」と、しばし流れを見つめるミモロです。

こういう場所に静かに座り、感覚を研ぎ澄ませることで、心身が浄められ、癒されていくようです。

京都では、こういう静かな時間が持てる場所がいろいろあります。観光名所見物だけでなく、自然の中で、自分と向き合う時間を持つのも、京都の旅の楽しみかもしれません。

「ミモロちゃん、どう?楽しかった?」と小川さん。
「はい、すごく…いつも何気なく通り過ぎていた場所が、今回のガイドツアーで改めてすごい場所なんだって知りました。ありがとうございます」と、感激を伝えます。

日中の厳しい太陽の光も、西に傾き、ややその陽光も和らぐ夕方…
「上賀茂神社」の境内には、トンボが飛び、セミの声が響きます。


「こういうイベント、また参加したいなぁ~」と思うミモロです。

*「上賀茂神社」の詳しい情報はホームページで




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「上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業」。水との繋がりを大切に…。AGFが協賛する「神山湧水珈琲」

2015-07-30 | イベント

今年の秋、式年遷宮を迎える「上賀茂神社」。それに関係する文化事業などが、いろいろ行われています。5月に続き2回目となるのが、AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)が協賛する「神山湧水珈琲」の提供です。今回は、7月25日、26日の両日、境内には、特設ブースが設けられ、一般参拝者や観光客に、無料でアイスコーヒーがふるまわれました。

「ミモロちゃん、来てくださ~い」と、ご招待を受け、さっそく「上賀茂神社」へ出かけることに…。
 

「わ~並んでる~」

境内の特設ブースには、すでに多くの参拝者が、「神山湧水珈琲」を楽しもうと集まっていました。
飾られている「上賀茂神社」のご神紋にもなっている「葵」。清らかな水を象徴する植物です。

ミモロも列に並んで…「あの~コーヒーくださいな~」「はい、ちょっと待ってください…」神山の湧水のために特別に開発された珈琲なのです。
「いい香りがする~」淹れたての芳しい薫りがミモロの鼻をくすぐります。

木陰の縁台で、アイスコーヒーを頂きます。

なんでもこの「神山湧水珈琲」というのは・・・・『命を育む水は、食を育む水の考えのもと、日本の水と日本人の味覚を探求sるAGFは、上賀茂神社が神山湧水を長い間守り続けてこられたことに、深い畏敬の念を感じ、神山湧水をつかって世界でただ一つのコーヒーを作りました』とリリースに。神山湧水を活かすように、豆選び、ブレンド、焙煎などを何度も試作したのだそう。
  
境内の手水に流れる水が、神山湧水。禁足地の神山を経て、湧水になった飲むことができるお水です。

「美味しいね~。まろやかなお味…お砂糖やミルクを入れないで、このまま飲むのがいいみたい…」と、なかなか通なことをいうミモロです。

上賀茂神社は、下鴨神社同様、敷地内に小川が流れる水の豊かな神社です。

今回の「水のつながり」をテーマにした文化事業では、「境内ガイドツアー」が行われます。ミモロもそれに参加することに。
それまでの時間を、小川の畔で涼みながら過ごすことに…

上賀茂神社を流れる「ならの小川」。夏は、子供たちが水遊びを楽しむ小川です。
「ちょっと入ってみよう…。しっかり手をつかんでてね~」とミモロは、靴を脱いで小川の中へ。
「キャ、冷たくて気持ちいい~」。気温が35度を超えても、木陰と小川の辺りには、涼やかな風が…。

「気持ちいいね~」と、ミモロは、小川の畔に座って、川の流れを見つめます。


京都の町に暮らす子供たちは、昔は、琵琶湖疏水で泳いだそう。海が遠い京都の町では、もっぱら川遊びが夏休みの楽しみに…。
白川、鴨川、そして神社を流れる小川など…トンボや魚を採ったりして遊びます。


下鴨神社は、糺の森がこんもりと茂っていますが、上賀茂神社は、光が注ぐ林が、広大な敷地に広がっています。
そこを渡る風の快さは、格別…。

「え?もう時間?」ミモロ、お靴履いてください~。
そろそろ「境内ガイドツアー」がスタートするよう。集合場所へ急ぎましょ…。

*「上賀茂神社」の詳しい情報はホームページで…。AGF提供の「神山湧水珈琲」のイベントは、10月17日に「生け花と能の会」が予定されています。





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御所南にある、おしゃれな京都キッズのためのセレクトファッションショップ「Wish」

2015-07-29 | キッズ


京都御苑の南側、丸太町通沿いにある「Wish]。ミモロは、その前を通るたびに中が気になってしかたありません。
 
ウィンドから、お店の中を覗いては、「なんか素敵~」とため息を…。

「あの~こんにちは~・・・ちょっと見せてもらっていいですか?」とミモロは、声をかけながら中へ。
「わ~いろいろある~」
ミモロの目つきが変わります。

このお店は、京都のおしゃれキッズのためのセレクトショップ。赤ちゃんから小学生くらいまでを対象に、おしゃれで、カッコイイ洋服や、バッグ、帽子、靴など衣料小物や雑貨が種類豊富に揃っています。

 
「キャーカッコイイ~」とデニムのパンツやボタンダウンのシャツなど、おしゃれなボーイズが着たい、ちょっと大人っぽいファッションもいろいろ。

ここは、オーナーが自分の好みなどでセレクトした、国内外の品々が揃っています。

「ちょっと着てみていいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~」さっそく試着…
 かわいいけど大きいよう。
一番小さなベビー用は、よだれかけ…
「どう?」
ハンガーにつかまりながら試着します。

ここの子供服の特徴は、カラフルで、それでいて甘くなり過ぎないデザイン。もちろん、大量生産品の子供服に比べ価格は高めですが、センスを感じさせる個性的な装いが楽しめます。

「子供だっておしゃれしたいよね~」とミモロ。

「これ欲しいなぁ~」赤いスニーカー…惜しい、まだちょっとサイズが大きい…


 
長靴やリュックなども個性的…。
大人が持ちたくなるようなリュックです。「これ、大人も持てるかもよ~」
小さいサイズですが、有名ブランドのバッグみたい…。大きなバッグと一緒に持っても素敵かも…。

大人が欲しいのは、カワイイビーチサンダル、遊び心あふれる品…小柄な女性から履けるかもしれません。


「これならミモロでもいけるかも…」おしゃれ好きのミモロは、なにか欲しくてたまらない様子。
   
やや大きめですが…耳痛くない?「う~ちょっと痛い…」

店内には、ちょっとした雑貨も多く、見てるだけで楽しくなります。
 

すぐ大きくなるから…と、安易に服を与えずに、子供といっしょにお店を見て歩くことも、センスを育てるには必要なこと。

また、贈り物を選びにくる人も…。そしておじいちゃんやおばあちゃんをスポンサーに、訪れる人も…。

大人になっても、子供のころ、どんなものを着ていたか・・・結構覚えているものです。

大人だってワクワクしちゃうお店です。

*「Wish」京都市中京区丸太町通堺町東入ル 075-212-3979 11:00~18:00 不定休
    


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早朝にも出かけた「下鴨神社」の「みたらし祭」。朝の清々しい空気の中での「足つけ神事」

2015-07-28 | 祭事・神事・風習

7月26日まで「下鴨神社」で行われた「みたらし祭」。京都の夏の風物詩のひとつです。夏の暑さを、神社境内の「みたらし池」に足をつけて、癒しながら、日頃の穢れを祓い、無病息災を祈る神事です。

夜に、お友達といっしょに行ったミモロですが、家が近いこともあり、「朝も行ってみたい~」と、26日6時に再び「下鴨神社」へと出かけました。

もう1度、「足つけ神事」はしたので、そのやり方は、よくわかっています。「この橋の下通るんだよね~。夜は、真っ暗でなんにも見えなくて、怖かったけど…なんか向こう側に別世界が広がっているみたい…」

夜の幻想的な雰囲気とは異なり、清々しい景色が目の前に…。
また、訪れる人も少な目…きっとご近所の方が中心かもしれません。

「さぁ、お水に入ろう…」ミモロは、みたらし池の中を進もうとします。

待った~。ミモロには、水が深すぎるから、抱っこで…。池の水は、大人の膝くらいありますから…。

「まぁ、しょうがないね~、水着持ってこなかったし…」ここは、プールではありません。また、犬やネコは、池には入れません。ミモロは特別…

朝もロウソクを頂き、奉納します。

「ロウソク、みたらし池の水源の上の「井上社(御手洗社)」に奉納するんだ~」夜には、よく見えなかった社の姿を、改めて拝みます。

この社の下から流れる「みたらし川」は、土用になると、池の周辺や川の底から、清水が湧き出でるのだそう。それは鴨の七不思議のひとつとか…。その水に湧く泡をイメージして生まれたのが「みたらし団子」で、ここが「みたらし団子」の発祥地と言われます。

川にちょこっと足をつけたミモロ…「キャ冷たい…でも、夜より冷たく感じない…」

「あ~さっぱりした~」と、池から上がります。


「朝も、ご神水飲まなくちゃ~」
 
また、器のお水をゴクゴクといただきます。「毎日、このお水飲めるといいのにね~」

京都には、名水が多く、祇園祭の時に行った烏丸蛸薬師の「御手洗井」や、摂社の「賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)」のご神水など、飲めるご神水が多くあります。最近は、、保健所の水質検査も厳しくなり、ご神水といえども飲料に向かない水も多い中、京都には、まだまだ飲めるお水がたくさんあるのです。

「京都が料理やお茶が美味しいのは、水がいいからだよね~」とミモロ。

「井上社」は、井戸の上の社という意味。水の大切さを、改めて感じる「みたらし祭」です。
 

池のそばには、小さな社…「ここなんだろ?」
子供のかんの虫封じの社です。みたらし祭の期間、池の底からとれた黒い小石をかんの虫封じのお守りとして授与されます。
のんびりしたミモロには、かんの虫はないので、小石は頂きませんでした。

「やっぱり朝は、気持ちいいね~。みたらし団子食べたくなっちゃった~」とミモロ。

ミモロの食欲は、夏でも衰えることはなさそうです。


下鴨神社では、立秋の前日(今年は8月7日)に、夏越神事として「矢取神事」が行われます。これは、下鴨神社のご祭神、玉依媛命が、川を流れてきた矢を持ち帰ったところ懐妊し、賀茂別雷神(上賀茂神社のご祭神)が生まれた故事に由来するもの。氏子の男たちが、池の中の矢を奪い合う神事です。

「これも行かなくちゃね~」とミモロ。立秋も間もなく、暦の上では、秋が近づいているのです。



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夏の風物、「下鴨神社」の「みたらし祭(御手洗祭)」。身の穢れを祓い、無病息災を祈る夜

2015-07-27 | 祭事・神事・風習

祇園祭の後祭と同じころ、「下鴨神社」では、7月19日から26日に、みたらし祭が行われます。
「ご近所だから、絶対に行かなくちゃ~」と、張り切っていたミモロ。今年は、このお祭りの前半は、雨が多く、なかなか出かけることができませんでした。23日の夜、お友達といっしょに、やっと訪れたミモロです。
 
夜の糺すの森には、屋台が並び、夏祭りの雰囲気。本殿で参拝を済ませたのち、境内の御手洗池へと向かいます。

入口で300円奉納し、小さなロウソクをもらい、池の中を進みます。
「真っ暗~ちょっと怖い~」とミモロ。御手洗池は、葵祭の折り、斎宮代などがお清めの禊を行う池。深さは、大人の膝くらいあります。

小さなミモロでは、背が立たないので、ここは体をつかまれて…。
「ここ橋の下だ~」
この日は、思ったより水が冷たく、足をつけるのに一瞬躊躇するほど。

清らかな池の中を進む「足つけ神事」は、季節の変わり目に身の穢れを祓い、無病息災を願う神事なのです。

途中、ロウソクに火をつけて、無病息災を祈りながら納めます。

ミモロ、ちょっと足つけましょうね…。
「きゃ!冷たい~」と、出した足を引っ込めるミモロ。

冷たい水で、涼を感じ、頭もスッキリしてきます。「あ~さっぱりした~」

この夜も多くの人たちが、この神事に訪れて、蒸し暑い夏の夜を涼やかに過ごします。


「ご神水を体に入れて、中からも清め、無病息災になってください…」と係りの方の声。
 
葵の葉の模様の器に水をいれ、参拝者にふるまわれます。「何杯飲んでもいいんだって~」とミモロもゴクゴク。あまり冷たいお水飲みすぎるとお腹こわすわよ~。「うん…でも、喉渇いてるし~」とガブガブ。

この時だけの祈願札も…足つけ神事だけあって、お札は、足の形…
「ネコの足型じゃないけど…まぁ、いいや~名前と年齢書くんだって~」とミモロも1枚奉納します。
   

「これで、病気にならないね~」とミモロ。家でもお水が飲みたいと、陶器にはいった水を求めます。
「この入れもの素敵~」

この日は、夜9時まで…多くの参拝者が、みたらし池を訪れました。


*「下鴨神社」の詳しい情報は、ホームページで 





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